登戸の時間に思うこと
まずは、犠牲になった2名の尊い方へのお悔やみと、怪我をされた方、関係者の皆様の1日も早い(ココロを含めた)傷の回復をお祈りいたします。
そして、川崎市民の1人として、全国の皆様に多大なご不安を与えてしまいましたことをお詫びいたします。
さて、上記のニュースのとおり、過剰な批判についてはメディアを介してあまりするものではない、他の犯罪予備軍を刺激してしまうということだそうです。
というわけで、そういう視点で記事を書くのはやめて(と書きつつ、末尾で触れるつもりですが)、違う視点で書いてみようと思います。
この事件、防ぐことは可能だったのでしょうか?
襲われたのが小学生の子どもたちなので、「子どもの安全を守るためには?」ということがクローズアップされていますが、私は大人たちであっても、背後からの間髪を入れないような犯行は防ぎようがないと思います。
もし、防ぐとしたら起きてからではなく未然に防ぐ対策が必要だと思います。今回の場合であれば、もっと多くの大人たちで子どもを見守り、大人たちも気をつけて見張る……ということが悲しいことに必要になるかもしれないと痛感しております。
また、未然に防ぐにあたり、引きこもりというか、就職など、社会にうまく溶け込めない方々についても支援が必要ではないかと思います。
特に家族に対し高圧的な態度を取ったり、暴力を振るったりする人は精神的な病気の可能性があるのではないかと思います。
何かしらの縁があり、適切な治療を受けていれば、今回の犯人も事件を起こさずに済んだのではないか?と思うばかりです。
同時に、今回の事件(動機)の背景には、複雑な家庭環境というものもありそうなので、家庭環境の相談が気軽にできる場所もあるといいのかもしれません。
最後に。
ネガキャンはやめておけ!と冒頭のニュースにもありますが、これだけは言いたいことをひとつ。
今回の件で、「川崎市(民)はこれだから……」と話題になってしまいました。
確かに最近、遊びに行っていて外国の方が増えたなぁとは思いますが、お昼に遊びに行く分には川崎市は全然危険ではないですし、普通に生活もできます。
ですが、今回の件や全国初のヘイト防止条例が成立するなど、「川崎市は民度や治安が悪い」と散々な言われようです。
ですので、川崎市民の皆さま、川崎市の評判を落とさないように、あんまり、ゲスいとかセコイとか思われるようなことはしないように、1人の市民としてお願いしたいところです。
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