見出し画像

豊かさと引換えに笑顔は薄れるか。

■ベトナムの中流階級。
・最近のベトナムNEWS(2023年10月25日付)、「ベトナムの中流階級(22年1300万人/総人口の13%占める)、24年に+400万人増でアジア5位へ」。
・英国『World Data Lab社』調査、「ベトナムは2030年迄に2320万人が中流階級に分類される見通し」との事。

■アジアで増加し続ける中流階級。
・「世界の中流階級総人口は24年に+1億1300万人増加し、うちアジアが大部分を占める」と以下の様に順位が予想されている。
・インド首位(+3300万人増)、中国2位(+3100万人増)、インドネシア3位(+500万人増)、バングラデシュ(+500万人増)3位、ベトナム(+400万人増)5位、パキスタン(+300万人増)6位、フィリピン(+200万人増)7位、タイ8位(+100万人増)、トルコ8位(+100万人増)。

■『エコノミック病』。
・『中流階級』は生活のために労働するが単純労働や肉体労働ではなく知的労働を行う教員、自由業者、管理職、法律家等がこの階級に含まれる。
・ちなみにベトナム中流階級の年間所得は2万ドル(300万円)を超え、日本の中流階級は500〜900万円と言われる。
・2040年はベトナムの人口(11,123万人)が日本の人口(11,091万人)を上回ると予測され、その頃には今と異なるベトナムの景色があるのだろう。
・豊かさを求め人々は懸命に働きそして国が経済発展していく事と引換えに、仕事や時間に追われ次第に心の余裕が薄れいつの間にか笑顔が消えていく事を私は勝手に『エコノミック病』と名付けている。
・ベトナム人は豊かになるほど笑顔が薄れていくのだろうか、彼らの底抜けの優しさや明るさ陽気さは生き続けて欲しいと願うのは私の欲目か、変わりゆく景色をいずれ私は見届けるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?