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本棚の見える所に飾って何度も読み返してる本7選【その他編】

こんにちは!金曜日担当のKanaです。

今日も先週に引き続き、私が大好きな本を紹介していきます☺

▽先週の小説編はこちらから▽

今回はエッセイや哲学・歴史・料理・健康などのごちゃまぜジャンル編をお送りいたします!それでは早速1冊目から☆


①ガンジス河でバタフライ(幻冬舎) 著:たかのてるこ

●概要(Amazon.co.jpより抜粋)

猛烈なバタフライで泳いでいたら、叩いたものはガンジス河に浮かんだ死体。インド人ガイドをだますのもお手のもの。島田紳助、吉本ばななも大絶賛の、日本で一番おもしろいインド旅物語。
小心者で英語もロクにできないうえ、極度の方向オンチのてるこが、世界25か国をひとり旅。旅人になったワケ、旅人デビュー、旅で出会った世にも不思議な人々などを記録した、痛快旅エッセイ。

●Kanaコメント

ひとたび開けばページをめくる手とワクワクが止まらない!読めば絶対旅に出たくなる本です。こんなに面白いなんて、もっと早く読んでおけばよかった!勇気を出して踏み出した先にある新たな出会い、その中で生まれる奇跡を信じられる一冊。モロッコやチベットなど、続編の旅エッセイも最高!すっかりハマった私は1か月で7冊も読んでしまいました。


②逝きし世の面影(平凡社ライブラリー) 著:渡辺京二

●概要

幕末〜明治初期の日本を訪問した西洋人たちの日記や滞在記を読み解き、そこで彼らが驚きと感嘆の声を持って賛美した当時の日本人の暮らし振りを紹介。それからの日本が失ってきたものの意味を根底から問う大冊。

●Kanaコメント

日本人ならぜひ、一度はこの本を読んでいただきたい。現代を生きる私たちが考える「日本人らしさ」「日本の良さ」とはまた違う、豊かさと喜びの世界を生きる人々の姿が鮮やかに描かれています。近代化や経済発展と引き換えに、私たちは何か大切なものを失ってしまったのだろうか─そう自問することは一抹の切なさを伴うけれど、今の時代にこそ必要な問いなのかもしれません。


③私でもスパイスカレー作れました!(サンクチュアリ出版) 

著:印度カリー子 マンガ:こいしゆうか

●概要(Amazon.co.jpより抜粋)

用意するのはスーパーで買える3つのスパイスだけ。
特別な調理道具いらずの“切る”と“炒める”だけで、調理時間は最短20分!
お店みたいにおいしい本格カレーが、おうちで楽しめます。
世界一かんたんな、マンガでわかるスパイスカレーの教科書。

●Kanaコメント

私はこの本をきっかけに、カレーのみならず料理にすっかりはまってしまいました💛美味しい簡単はもちろんのこと、スパイスの世界ってめちゃくちゃ奥が深くて楽しいんです。読んだら絶対作りたくなる、一押しの料理本!

ちなみに私、サンクチュアリ出版って大好きなんですよね。以下に同出版社のおススメ書籍も併せてご紹介します!


④寝ながら学べる構造主義(文春新書) 著:内田樹

●概要(Amazon.co.jpより抜粋)

構造主義は現代思想の代表みたいにいわれるけれど、一体どんな思想なんだろう。そう思って解説書を手にとれば、そこには超難解な言い回しや論理の山。ああ、やっぱり現代思想は難しい……。そんな挫折を味わった方はぜひ本書を。フーコー、バルト、レヴィ=ストロース、ラカンといった構造主義の主唱者たちは、要するに何が言いたかったのか、「思想の整体師」の異名をもつ著者が、噛んで含めるように説き明かします。「そうか、そうだったのか」の連続となること必定です。

●Kanaコメント

思想の整体師って、まさに内田先生のためにあるような異名だなぁ。「難解な事柄を誰にでも分かるように説明すること」に関して、先生の右に出る者はいないのでは?自分の中に知が積み上がっていく感覚がたまらなくて、すっかり内田ワールドの虜になっていた大学生時代の私。その始まりとなった記念すべき(?)一冊をご紹介です。以下の「街場シリーズ」も面白かったなぁ(日本に置いてきてしまったのが悔やまれる)。


⑤理解という名の愛がほしい。(河出文庫) 著:山田ズーニー

●概要(Amazon.co.jpより抜粋)

孤独の哀しみをのりこえて、ひらき、出逢い、心で通じ合う、自分にうそをつかないで、人とつながる、勇気のレッスン。どんなささやかな手段でもいい、自分の想いを表現しつづけることでのりこえていける。
“考えるコラム”と大人気の、「ほぼ日刊イトイ新聞」連載「おとなの小論文教室。」から、人とのつながり、表現力をテーマに編んだ、ベストコラム集。文庫『人とつながる表現教室。』を改題し、増補した決定版。

●Kanaコメント

タイトルに胸を打たれ即買いしました😭。ズーニーさんの言葉はいつも背中を押してくれる。実は私がnoteを始めたきっかけの1つでもあります。「孤独の哀しみをのりこえて、ひらき、出逢い、心で通じ合う、自分にうそをつかないで、人とつながる。」そのために私たちは、理解されずに傷つくかもしれないという恐れにふるえながらも、表現を続けていくのでしょう。その営みの尊さ・けなげさの中にこそ、私は大きな希望を見出せる気がするのです。

☝同じ山田ズーニー先生のこちらもおすすめです。

☟「言葉を通じて誰かとつながること」に関連したお勧め著。


⑥+1cm たった1cmの差があなたの世界をがらりと変える(文響社) 

著:キム ウンジュ イラスト:ヤン ヒョンジョン 翻訳:簗田順子

●概要(Amazon.co.jpより抜粋)

―たった1cm、ものの見方が変わるだけで世界は180度ちがって見えてきます。
少しだけ視点を変えて、人生にポジティブな大逆転を起こしませんか?

仕事、人間関係、恋愛、夢…人生に「なんとなく」満たされていないと感じる人へ。本書には、ゆううつな気分を吹き飛ばすアイディアとヒントが
ハッとさせられる言葉とかわいいイラストでたくさん詰めこまれています。

韓国・米国で75万部超えのベストセラーがついに日本上陸。
心がスーッと軽くなる。人生の処方箋になる一冊です。

●Kanaコメント

つらいとき、しんどいとき、「がんばれ」と言われると「もうがんばってるよ! 」とつい言いたくなってしまうときって、ありますよね。
そんな時は、とってもかわいいイラストと、優しくて前向きな言葉たちに癒され、背中を押してもらいましょう。あったかいお茶や甘いチョコレートと一緒に読みたい1冊。

☟人間関係に疲れがちなあなたにはこちらもおすすめ。


⑦あなたの孤独は美しい(竹書房) 著:戸田真琴

●概要(Amazon.co.jpより抜粋)

SNS社会で異彩の存在――AV女優・戸田真琴、書き下ろし処女エッセイ。
「note」に投稿した「SNSで死なないで」は18万ビュー、
同じく「Twitterをやめます。」は63万ビューを記録し大きな話題に。
さらには朝日新聞論壇時評面で取り上げられるなど、いま最も注目を集める彼女。

格差社会の拡大、未来への薄暗い不安、ただなんとなく日々苦しい……
本書は、そんな押しつぶされそうな現実の中で、戸田真琴が贈る孤独賛歌。世相を独自の視点から眺め、本当は誰しもが抱える「孤独」を見つめなおし、むしろ愛でることをすすめる。
ひとりぼっちを恐れず、むしろを胸を張るために。

●Kanaコメント

She isという大好きなウェブメディアで真琴さんの映画コラムを読んで以来、彼女の文章の大ファンになりました。情緒的で、それでいて鋭く真っ直ぐな言葉。きっとあなたの胸にも刺さると思います。自分がぐらついてるなって時に読み返したくなる本。彼女のnoteもお勧めですよ♡

☟私が一番好きな真琴さんのコラム(She isより)

☟真琴さんのnote


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いかがだったでしょうか?7冊と銘打っておきながら、その倍以上紹介してしまいました(笑)

私が本当に愛してやまない良著だけを集めましたので、ぜひぜひ書店でお手に取って読んでみてくださいね♡

なかなか外に出にくい今だからこそ、本の世界にどっぷりと浸かる週末もいいのではないでしょうか。

それでは、また来週お会いしましょう!

Kana

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