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「塩と海と人生:先輩から学んだこと」

今日は先輩の話を聞いて、色々と考えさせられました。

先輩のお父さんは76歳なのに若々しいそうです。どうしてかと訊くと、昔ダイバーだったからだと言いました。海の中でたくさん潜っていたんですね。写真は見た訳ではないですが、きっと若いのだろうと思います。

そういえば、以前「塩」というのは人間にとってとても大事なものだと聞いた事があります。「塩」は古代から人間と深い関係があるそうです。
海水に含まれる塩分が人間の体液と同じだったり、神聖なものとして扱われたりしてきたそうです。もしかしたら、塩の力で先輩のお父さんは若さを保っているのかもしれません。

先輩は前の職場で辛い経験をしたことも話してくれました。実の母親が危篤になった時に、会社から人手不足だから出勤しろと言われたそうです。配送関係の仕事で、一日に二回出発するんですが、一回目の出発中に母親が亡くなったと連絡が入りました。同僚から「二回目は他の人に頼んだから帰っていい」と言われたそうですが、それなら最初から休ませてあげればよかったのにと思いました。

でも、それ以上に先輩は母親を最期まで看取れなかったことを後悔しているそうです。自分はこの話を聞いて、人生で一番大切なことは何なのか、会社や仕事よりも優先すべきことは何なのか、考えさせられました。

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