【映画】「となりの山田くん」に学ぶ、「ほどよく生きる」こと
ジブリ映画「ホーホケキョ となりの山田くん」の
担任の先生が言った
「テキトー。適当にね。」
という言葉が今も記憶に残っています。
”適切で妥当”
適当という漢字の意味を検索して私が一番しっくり来た言葉です。
さらに言葉を解くとすると・・・
”ほどよく”
個人的に「適当」には大きく三つの意味があると思います。
【適切】 その人に合った環境。
【妥当】 その人の能力に応じた仕事、才能。
【ほどよく】 物事を力まずに行う。
本来、適当とはその人に合った環境、能力が活かせること。
でも気づけば「適当」は「テキトー」となり不真面目、手抜きという
使い方が主流になりました。(こちらの使い方も誤ってはいません。)
変化の早い現代では「速さ」、「正確さ」、「効率化」ばかりが求められすぎてその人の”適当”は置き去りに。
常に能力の100%以上、なんなら120%を求められます。
これが
「日本の生きづらさ。」
なのかなと思います。
だからこそ担任の先生が言うように
適当にね。=ほどよくね。
が何より大切な気がします。
「人生の力み」を少し緩めて深呼吸して見つめなおして
自分にとっての「適当」の意味を考える時間をもつのも
良いかもしれません。
私も「いま、ほどよく(適当)生きてるかな。」と心にたずねてみます。
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