猫と薄毛と時々QUEEN
【チャイナ・ラプソディー】
今日から春節休みに入りました。
窓の外に晴れやかな雰囲気を感じます。
市場で生きたガチョウを買った人たちが、家の前の駐車場でわいわいガーガーとやっているほか、連休を故郷や行楽地で過すごそうとする人々がスーツケースを引いて続々と旅立っていきます。
先ほどは外から子どもの声で
「ママ―!」
というシャウトが聞こえました。
ヨッシャ!続きはワシが引き受けたる!と、キャリーオン、キャリオンしたところです。
中国茶で一息、ご機嫌な昼下がり。
◆
【髪は何処へ消えた】
今週のこと。
コンクール用に撮った映像をチェックしていた時、それに気付きました。
私、ハゲてら?!
頭皮の確認のため携帯で頭頂部を撮影する日が来るとは思いもよりませんでした。ふと顔周りの毛をめくったところ、めくった毛の根本の、そのすぐ下のエリア(こめかみ付近一帯)に、毛がありませんでした。その地肌に「あらー!生まれたての野鳥(もしくは締めて毛を毟った後のトリ)みたいねー!」と思いました。
こちら関係者の間で、しばしば薄毛の悩みを聞くことはありましたが、まさか自分が当事者になるとは。さらば私のベジータさん。
心当たりがあるのは、
①ストレス
②生活用水
③偽物かもしれないシャンプー(パンテーン)
④秋までの睡眠不足
⑤栄養状態
⑥薬
⑦甲状腺の病気
です。
検証のし甲斐がありそう。
悲壮感が漂いそうな内容ではありますが、今はあまり気にしていません。そのうち生えてくるでしょう。きっと。だといいな!
【頭頂部と耳から上一帯、ステップ気候】
◆
【もじゃもじゃの生物現る】
私の髪はどこかへ去っていったけれど、かわりに毛むくじゃらの子猫がやってきました。飼い主である同僚が故郷へ帰省するため、1カ月間のドキドキ同居生活が始まったというわけです。
同僚は
「猫の名前は雪ちゃんです。なぜなら白い猫、、、に、春にはなる予定ですから!」
と言い残し去っていきました。確かに冬のシャンプーは寒くて危険。
私と、ちょっとグレーがかった白猫との同居生活。どうなるのか楽しみです。
【遊ぶの大好き!】
◆
壁に年間カレンダーを貼りました。
「このカレンダーを使い終わって、それから半年したら帰国するのね。順当にいけば。」と思いました。
……これ以降はテキストに起こしてはみたものの、
「自分が分かってればいいわね」
と、デリートキーを押しました。
2020/01/11選り抜き協力隊日記
【一言メモ】
薄毛の原因は農薬説もあるようです。1年が経ち、毛の太さや荒野は概ねもとに戻りましたが、左のこめかみ一帯はそのままです。前の年の秋に肺炎に感染していたのも関係あるのかな?
カレンダーは虚しく。私の協力隊生活は、幕開けも赴任時も波瀾万丈。実に示唆的。
基礎化粧品にしたり、アフリカでは鼻の中に塗ったり(乾燥して鼻血が出るのを防ぐため)。なかなか便利です。
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