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横浜旅④ 2017年9月4日 (山手西洋館👉外国人墓地 「記憶の風景」)

本日の「記憶の風景」は、横浜を再訪するなら今一番に訪れたい場所、山手西洋館編です🏰

書斎とリビングが畳の部屋、という自宅マンションの内観に飽き飽きして、無性に洋館が恋しい私……💧 しばらく前から、洋館が舞台の館ミステリーやホラー小説でも買い漁って読もうかな、なんて思っていたんですが、ある時期から急に日常生活が忙しくなって、一度に色々起きすぎて余力がないため、結局こうしてnoteで洋館の過去画像を振り返るだけになってしまっています (^_^;)(←読書は集中力が充分にあるときにしたい派📖 こんなにも気が散っているときは無理というか、もったいない。最近は寝っ転がるとすぐ寝落ちしてしまいますしね💤 かなり疲れが溜まっているようです😥)

さて、ではまずはイギリス館から🇬🇧

私の記憶が正しければ、この日は西洋館の大半が休館日で中には入れず、ここだけが開いていたような覚えがあります。

寝室はホテルの一室みたいな感じ。自分自身がホテルで働いていたこともあるせいか、私目線には、ここはもう、これからお客さんを迎えようとしている部屋にしか見えませんね😅

そしてまたパネルの説明書きをパシャリ📸 不鮮明ですが、拡大すればどうにか読めるかな、と(^_^;)

こういうさりげないインテリアが、すっきりとして可愛かったです👆 サンルームだったかな? ここで珈琲片手に読書でもすれば、さぞかし心地好く過ごせるでしょう📖

シャンデリアを見かけると、ついつい撮影したくなる私です。いつか自分の作品の表紙画像やブログのヘッダー画像に使えるんじゃないかな、と期待しながらパシャリ📸😅(←この当時は、確かまだnoteを始めていなかったので、ブログのみで発信していました。公式HPのブログ機能が、セキュリティーソフトの干渉だか何だかでエラーが多発するようになってから、noteをブログ代わりに使用し始めたんですよね。)

それにしてもシャンデリアって、この地震大国日本では、ちょっとした怖さも感じられますね。もし揺れがひどくて、これが頭上に落ちてきたら? なんて想像すると……ね😰

ところで、この当時には気にもかけなかったことですが、コロナ禍の閉じこもり生活を機に、素人ながら自宅に花を活けるようになって以来、私は行く先々に飾られている花の存在が気になります。上の画像👆も、今改めて見ると、まずテーブルの上の花に目が向くのです。なるほど、こういう場にはこんな風に活ければいいんだ、とか、この花にはこういう花瓶を合わせればいいんだ、とか。

まあ、参考にしてみたところで、私の腕前ではうまく活けられないのが目に見えていますけどね😅💦 ごめんよ、お花たち m(_ _)m

このイギリス館では、お土産に西洋館の絵葉書と、同じ手書きの絵が印刷された羊羹ようかんを買って帰りました。

え? なんでゼリーやクッキーじゃなくそんな和菓子なのって? そりゃもちろん、『西洋館・・』にかけて『羊羹』ですよ☝️ こういうノリ、関西人の私にゃあツボですよ、ツボ!🤣👍

こんな👆アーチ型の窓やガス燈風の街灯↗️にも、惹かれるんですよね~。街灯の方は、イギリス館からは少し離れた路上で見かけたものですが。

あ、そう言えば、私の小説『翡翠の神話』ミュートスや『それぞれのパンデミック』等の舞台設定になっている、ヨーロッパの古城風の屋敷にも、アンティークなガス燈を模したランプだの、高さのあるアーチ型の窓だのが登場してきますよ。内容としては、流行り筋の館ミステリーやクローズドサークルの類いではありませんが。

イギリス館を出てしばらく歩いていくと、他にも続々と気になる建物が現れます。こちらの建物👆、一階は確かフレンチレストランか何かの食事処だったような……。二階はもしかしたら宿泊施設かも?(もし間違っていたらすみません🙇‍♀️)

どことなくメルヘンチックで優しいニュアンスの建物ですね。女性受けしそうというか何というか。

でも私の好みはやはり、こういう感じ👆の重厚感のある建物です。これまた古城っぽい厳かな雰囲気ですね。男性的なニュアンスがあるというか何というか……。

といっても、これは実は古城でも要塞でもなく、横浜山手聖公会なんですけどね A^_^;)🔔

指定の西洋館以外にも、道々洗練された外観の家々が連なり、いかにも一等地という感じです。以前サメ愛好家仲間の一人から、あなたはいかにもこういう高級住宅街で豪邸暮らしをしていそうなイメージですよ、と言われて、意外すぎて仰天したのをふと思い出しました (^_^;) 私は別に全身ブランドもので埋め尽くしたり、高価なアクセサリー類を身に付けたりもしていないのに、何故???😲と。(←服装選びはデザインやブランドよりも機能重視のチョイスになりがちだし、身に付けているアクセサリー類といえば、せいぜいサメの歯ペンダントとかサメ形ブローチなど、ノンブランドのマニアックなものばかりです🦈笑)

中身とは真逆の、お嬢様系に見られがちな顔のせいでしょうか?(←典型的に、羊の皮をかぶった狼タイプなんですが💧💧) あるいは、あれかな? 作家と言えばセレブな人、みたいな一昔前の(?)買い被りイメージとか😅

いやいや、すみません。あたしゃ庶民です🙇 本が売れない時代のマイナーな物書きの一人っすから💦

さて、庶民による豪邸巡りの続きですが😅、こちらのグリーンを基調とした邸宅は、エリスマン邸です👆 2年後の2019年再訪時には、確か中にも入ったと記憶しているのですが、今見ると屋内の画像が全然手元に残っていません😥 「山手西洋館はあちこち無料公開をしていて、サービスがいいな~」なんて思っていたのですが、神戸の異人館に比べると屋内がガランとしていて、見所の少ないところが多いんですよね。あくまで街並みの一部として、外観を楽しむスポット、という印象です。

元々屋内にあったものの大半は、貴重な資料としてどこか別のところに保管あるいは展示されているのかもしれません。神戸の異人館の場合、どこに入館するにもしっかりお金を取られるのですが、やはり有料には有料なりの理由があるというか、納得の充実度だったのだと、こちら山手との比較で改めて思いましたね (^_^;) そんなわけで、北野異人館にお越しの方は、お金をケチらず屋内まで見て回るよう、強くおすすめします👍笑

山手で各西洋館のほかに印象に残っているのは、このレトロな電話ボックスです👆 灯台のような印象もあるこの白い六角形の電話ボックスは、明治時代に東京の京橋に初めて設置された屋外用公衆電話ボックスを、復刻再現したものなのだとか。当時は「公衆電話」でなく「自動電話」と呼ばれていたそうですが。

非常~に味があって絵になるので、ついつい撮影したくなります📸 今時は手持ちの携帯電話があるため、電池切れでもない限り実際に使用する機会はめったにないと思いますが、これが設置されたのは平成になってからなので、今でも普通に使えるみたいですよ☝️

お次は、前述の横浜山手聖公会に比べると、女性的な印象のある横浜カトリック教会👆

ステンドグラスや背後の水色の塔のせいか、これまたメルヘンチックな雰囲気ですね。なんとなく、私のような人間は、中には入りづらい印象がありますが😅 ←キャラに似合わんのですよ💧笑

中にはこんな👆近代的なデザイナー建築の家も。芸術家の家でしょうか?

中がどんなだか気になりますね。展示用の西洋館やお店の類いではなく、アトリエか誰かの住まいだと思うので、屋内見学などできませんが……(^_^;)

お菓子の家のような外観の山手資料館👆 北野異人館にもありましたね、こんな感じのピスタチオカラーの屋敷が(笑)

そう言えば、ガイド役の相方が一緒にいたためか、ここには入ったことがないんでした。どんな資料があるのだか、次回来訪時にでも、時間が許せば寄ってみたいと思います。

そしてそして!
やってきました!
私の一押し、ベーリック・ホール!👆🎉

住んでいたのはイギリス人の貿易商とのことですが、建物全体はスパニッシュ・スタイルです。外観も内装も、全てが見事に私好み👍(中まで入れたのは、この2年後のことですが。)

こうして写真で見ると少し可愛らしい印象があるかもしれませんが、実物を間近に見ると、どっしりとしたスケール感があり、インパクトの強い建物ですよ。屋内も美しくて非常に見応えがあります。天井が高くて解放感があるし、窓や壁にも一工夫あって個性的。

山手西洋館の中で一番住みたい館を選べ、と言われたら、私は迷わずここを選びますね👍 北野異人館ならウロコの館! (とか言ってみたところで、住めるわけがありませんが😅💧)

日本の近代化に貢献した人たちが眠る外国人墓地👆👇

こういうところは、地元ではひょっとすると心霊スポットと噂されていたりするのかもしれませんが、怪談好きの私でも、さすがにお墓の撮影は控えました (^_^;) 上の写真の後ろの方に、ちょっとだけ写り込んでしまった部分もありますが、意図的ではありません🙇

最後は、1885(明治18)年に建てられた商業劇場ゲーテ座の跡地の一部、岩崎ミュージアムです👆

関東大震災で元のゲーテ座は崩壊してしまったそうですが、その後(1980年)横浜山手の丘に再建されたのがこの建物。ホールの部分は演奏会や講演会の会場として使用され、ミュージアムの部分はギャラリーやカフェ、資料コーナーなどになっています。私たちはミュージアムに入り個展や資料を見て回りましたが、カフェには寄りませんでした。実はこの後、事前にチェックしていた行きたいカフェがあったものですから。そのあたりの話題は第5弾の横浜記事に書きますので、しばしお待ちを🙇‍♀️

──そんなこんなで、今回は山手の街並み画像一色の記事でした。

いかがでしたか?
最近疲れ気味の私自身は、これらの過去画像で大いに気晴らしできましたが、皆さんにも旅気分を味わっていただけたでしょうか?

次回の横浜旅の記事では、山手の片隅で見つけた隠れ名店のカフェや中華街、私と相方にとっては思い出の場所だったブルーライトBAR(←コロナ禍で閉店😭)などを載せる予定です。お楽しみに👋

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※この2年後に再訪したときの山手西洋館の画像は、以下の記事(後半)でご覧いただけます▼ 2019年中に訪れた色々な場所を記事にしているので、山手の画像はほんの一部ですが、今回の記事には載せていないベーリックホールの内観などもご覧いただけますよ。


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