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創業支援セミナーを受講した話(第4回/全5回)

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

先週に続いて、地元自治体主催の創業支援セミナー(全5回)の4回目を受講しました。

このセミナーは、「市内で起業を考えている方や起業して月日が浅い方、事業後継者の方を対象として、創業にあたっての心構えや資金・経営計画、事業計画の立て方など、経営についての基本的なノウハウを学ぶセミナー」です。

全5回のこのセミナーの主な内容としては、
第1回「創業の心構え」
第2回「ビジネスプランの組み立て」
第3回「法律や制度を学ぶ」
第4回「事業計画書の作成」
第5回「事業計画書の発表」
となっております。

第4回の講師も、これまでの3回の講義と同じ中小企業診断士の方でした。

前回の第3回の最後に、創業計画書(日本政策金融公庫の様式)をとりあえず作ってくるという宿題が出されておりました。

この日は、まず事業計画書の作成のポイントについての講義の後に、講師の方が受講者のところに個別に行き、事前に作成してきた創業計画書を見て、アドバイスをしていただくという流れでした。

第4回の今回の講義は、「事業計画書の作成」ということで、日本政策金融公庫の様式である創業計画書の各項目におけるポイントの解説でした。
・創業の動機について
・経営者の略歴等(単なる経歴の羅列ではなく、担当した業務、役職、あれば受賞歴などの実績を具体的に書く。できるだけ数字(客観的なデータ)で表現する。)
・取扱い商品・サービス(他店との差別化要素、どんなお店かどんな商品か文字でイメージできるように)
・取引先・取引関係等(ターゲットしている新規顧客のイメージがわかるように、集客する地域や対象の把握、ターゲットは存在するのか)
・従業員(従業員のメド、家族の協力は?、募集方法?)
・お借入れの状況(ありのまま記載、ノンバンクからの借り入れはないか)
・必要な資金と調達方法1(金額の妥当性、運転資金の確保、居抜きの理由?)
・事業の見通し(予想売上高の根拠、予想売上高は最小に・予想経費は最大に見積もる、利益で借入金を返済できるか、利益が少ない場合の補填財源の有無)
について学びました。
実際の創業計画書の書き方の話がメインでしたので、このような具体的な項目を検討していくことで、社労士として開業する際のイメージが少しずつ現実的になってきました。

講義の後、講師の方が順番に受講生のところに来て、作成してきた創業計画書を読んで、アドバイスをいただきました。

私の場合は、全体的なアドバイスのほか、特に以下のアドバイスをいただきました。
・「創業の動機」欄は、箇条書きの方が見やすい。
・「取扱商品・サービスの内容」欄は、数字で表せるものの%を上げたほうが良い。
・「事業の見通し」欄について、別紙(Excel)で創業月から12か月又は24か月までの毎月の推移を作ったほうが良い。

そして最後に、次回までの宿題として、今回のアドバイスを踏まえ、創業計画書をブラッシュアップしたものを作成するようにとの課題が出ました。

次回(最終回)、スクリーンに創業計画書を投影してそれを発表することになりました。

隣の自治体で受講していた同様の創業支援塾の全3回の最終回でも創業計画書の発表をしたので、多少はうまくできるかなと思っておりますが、できる限りの準備はしとこうかなと思っております。


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