40日間 4LDK正常化計画まとめと手紙

このところ、ゴミの話しか書いていないが、ゴミのことしか考えていないので仕方ないと思う。
わたしの日記によると6月29日頃に始めた自宅の整理整頓(世にいう断捨離)はほぼ終了した。約40日間かかったようだ。
何をもって終了かと、それは「ゴミステーションまで車にゴミを積んで捨てに行かずに済むようになった」にしようと思う。まだ、整理したい部分は1割くらいあるし、フローリングの拭き掃除を始めとする清掃もこれからしようと思う。なんなら誕生日プレゼントには床拭きロボットが欲しいところだが、自分の誕生日はまだ先なので直近である息子が床拭きロボットをねだってくれないかとひそかに願っている。けれど、結構頑張ったし、この調子なら買ってもらえるかもしれない。・・・家族にもお手数おかけしたので無理か。

今朝、自分で歩いて燃えるゴミを捨てに行った。
競歩が、涼しそうな札幌でずいぶん早朝から行われているこの日「6時半ってまだ生きられるんだな、7時は無理だな」そんなことを思いながらゴミステーションに向かうと、ご老人がゴミステーションの中に立って何かしているのが見えた。挨拶をし、ごみを捨てようとした時ご老人はわたしのゴミをまじまじと眺め「それは今日じゃないなあ」とおっしゃった。「プラマークのない50センチ以下の大き目なプラスチック製品は燃えるゴミの日です」「・・・そうなんですか」わたしはそれを捨て自宅へUターンした。行政からのゴミ捨てルールを教わり尽くしたわたしは寝起きのぼんやり状態でもゴミの捨て方について返答できるようになっていた。

今回の計画を進めるに当たっては、色々なことを考えたり知ったりした。

まず、費用はざっと以下に記す。
(整理に使った費用)
・スマホ等充電ステーション     3,699円
・布団圧縮袋(LLサイズ8枚)   3,575円
・ツッパリ棒                              3,898円
・100均のカゴや束ねる紐          3,000円
・大き目の収納用カゴ                4,000円
(新調したもの)
・折り畳み式シリコンバケツ     1,600円
・タオル類                                  6,652円
(捨てる費用)
・粗大ごみ 21点                          5,400円
・ノートパソコン3台の廃棄              0円

合計                                            31,824円

おおー、結構かかった。整理に使ったものも「新調したもの」ではあるので、純粋な「捨てる費用」は5,400円だ。
この中でおすすめはスマホ等充電ステーションと折り畳み式シリコンバケツだ。充電ステーションはタブレットも立てて充電でき、6つ同時に使えて見た目がすごくきれいになった。折り畳みシリコンバケツは、収納できずに転がっていたバケツと足湯用バケツを捨てて底が楕円形の折り畳み式シリコンバケツを新たに買った。たぶん足湯もできる(今は足湯はほとんどしていない)。
タオル類は、そもそもタオルの交換時を逸していたので「amazonタオル研究所」というamazonのタオルを購入した。用途によって質感が選べるタオルで、速乾性がありフワフワだったので追加でも購入した。持っていたタオルはすべて縫って雑巾にした。始めは手縫いでやっていたが、時間がかかるためミシンを出動させた。手縫いにしてもミシンにしても裁縫センスがないなと実感した。ミシンも「ガガガ」とへんな音を出したり針がグニャっと曲がってしまったりした。

他に特筆すべきはノートパソコン3台の廃棄である。これは壊れたものをずっと引きずって歩いていたもので、2003年以降の製品にはPCリサイクルマークがついており、それについてはデータを破壊したうえで無料で引き取ってもらえることが分かった。3台のうち1台はそれに該当したので引き取ってもらったが、PCリサイクルマークのない古いものは「リネットジャパン」というところを紹介していただき、こちらもデータ破壊の上で無料で引き取ってもらった。データ消去もお願いすると有料らしい。今、リネットジャパンでは無料キャンペーンのようなものをしているため無料だったらしい。
いずれも送料もかからず、すごいなと思った。
なお、捨てはしなかったが自作パソコンが捨てるのに費用がかなり掛かりそうな話だった。メーカー製のものは基本メーカーが回収してくれたり、安心に廃棄できる家電量販店として「ケーズデンキ」「エディオン」「ジョーシン」があると教わった。

サバンナの高橋茂雄さんは自身のyoutubeチャンネルで「8時間を3日間、軽トラ3台分くらい捨てた」とおっしゃっていたが、我が家はジャングルジム6個は捨てたように思う。ジャングルジムを自宅に6個収納するってなかなかだ。40日間ということは約6週間ゴミを捨てていたことになる。車で。

上記の費用には入れなかったが除湿剤や芳香剤、座布団も購入した。

座布団はIKEAの通販を利用した。
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下の木箱もIKEAのおもちゃ箱で、座ることもできる(はず)と10年ほど前に2つ購入した。今回おもちゃを出して、中には日用品や文房具を収納し、ベンチとしても使えるように座布団をのせた。テレビの前に座卓があるので、座るときは座布団を取って使ったりもする。



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これを他に1セット作ってテレビの対面に置いている。

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ほか、布団圧縮袋が案外オシャレになって進化していた。
掃除機を使わなくてもよい袋で、付属の空気入れのようなもので逆に空気を抜くのだが、キーキー音が鳴るのと、疲れるので、我が家のコードレス掃除機ススル君に手伝ってもらい、布団や毛布などを圧縮して押し入れに収納できた。
しっかりした押し入れがあるのだが、半分がキャンプ用品で埋まったので布団を圧縮できてよかった。

和室も、物で埋まっていた2階の1室も最低限のものが置かれるのみとなり、だいぶすっきりした。

物をあれこれ捨てていて、たとえば服を捨てるとハンガーがたくさん集まった。クリーニング店でもらえるものも追加していたのでものすごい量だったので捨てたのだが「レジ袋は有料だけど、ハンガーってどうなんだっけ」とか「プラ製品がこんなにあって本当にこの先これが減るのかな」というくらいプラ製品を多く捨てながら考えていた。
毎回大量に捨て続けていくうちに「ゴミはあまり捨てたくない」という感情になった。けれどモノを買わないだけでゴミは減るのだろうか。

そしてこちら、



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賞味期限が切れまくった大量の水選手らは、ボトルのままお風呂に入れることを思いつき、3本くらいずつ消費していった。確かそういう節約法をしている人がいたな、と思った。
エコキュートのメーカーに「ミネラルウォーターを沸かしても良いか」問い合わせをしたが「おそらく大丈夫だが公式な見解とはならない」ということでダイレクトに投入するのはやめた。湯船に入れた3本はお風呂の順番が最後の人に洗い場で使ってもらうことにして10日で使い切った。ちょっと達成感があった。

40日かかって模様替えも少しずつしたので、家族から「大きく変わったね!」と言われることはなかったが、わからないものはひとつひとつ教わりながら見ない振りをせずに捨てていったのでなかなかの達成感だ。終盤疲労で脚が2回攣ったりゴミや整理に縛られたような感覚になって1日逃避したりすることもあったが、そもそも10数年以上放置していたので大変な思いをしたのだ。

最後に、台所の棚を片付けていたら弁当箱を入れている棚から見つかった息子からの手紙を紹介したいと思う。
これは、たぶん息子が幼稚園の頃に書いたもので、コスモとは飼っていたゴールデンの名前である。わたしが昼寝している間に手紙を書いてくれたと記憶している。

これで4LDK正常化計画の記事は一旦終わりにしたい。

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