強みをパフォーマンスに|上司との相談機会、求められています
こんにちは。Gallup社認定ストレングスコーチのさちこです。
強み発見&パフォーマンス変換ツールである、ストレングスファインダー®を、日々の仕事や生活の中で実践的に活用していただくコンテンツを企画・提供しています。
今回のNewsletterでは、新入社員に関する興味深い調査結果が記事で掲載されていましたので、それを参考にしながらまとめてみました。
新入社員が今、一番求めているもの
研修サービス事業を展開するラーニングエージェンシーが今年4月に新入社員向け研修の受講者4535人を対象に、「キャリア形成支援について会社に期待すること」を聞いたところ、「上司に相談できる機会」(49.7%)が最も多かったとのことでした。
この割合は、コロナ禍前と比べ11ポイント増加しており、昨年と比べても2.3ポイント多くなっています。
前回のNewsletterにも書きましたが、「上司にはボスではなくコーチとして成長を支援してほしい」というミレニアル世代のニーズと、対面での業務機会が減少したことも、関係していると思われます。
新入社員だけでなく、多くの社員にとっても求められている
そして、この傾向は新入社員だけでなく、多くの社員にも共通であることが、Gallupが行った、リモートワーク化のコミュニケーション(フィードバック)とエンゲージメントに関する調査でもわかっています。
コロナ禍前に行った調査結果にはなりますが、以下のグラフを見ても分かるように、コミュニケーションの頻度を年2~3回から⽉2~3回にするとエンゲージメントしている(意欲的・生産的に仕事に取り組む)社員の割合が1.5~3倍に増加しています。(以下のグラフは、上記掲載の記事より引用しています)
●31%→47%(リモートワークが10%以下の場合)
●16%→48%(リモートワークが80-100%の場合))
強みの種である「資質」をツールにコミュニケーション活性化
とはいえ、⽇々多くの業務を抱えている中、新たに対話の時間を導⼊することは難しいと思います。
そこで、ストレングスファインダー®を、コミュニケーションを活性化させるツールにしてみてはどうでしょうか。
例えば、新⼊社員や異動メンバーとの1:1で、診断結果をもとに資質にちなんだエピソードを共有することで深い相互理解をはかってみる。
また診断結果を組織内で共有することで、個々の強みが職場の中での共通語となり、メンバー同⼠の⾃発的なコミュニケーションを促し、組織全体のエンゲージメントアップにもつなげていくことができると考えています。
強みを知るだけでエンゲージメント(意欲的で⽣産的であること)が7%上がるという結果も出ています。
ぜひ、⽇々のコミュニケーションの中に、「強み」という共通語を取り⼊れていってみてくださいね。
今日も資質に感謝!
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