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【心理学】第105弾 パガニーニから学ぶ「ラベリングの影響力」


こんにちは( ´ ▽ ` )ノシ


2日ぶりのお仕事に来ております。
今日は遅番での出勤なのですが、
最近早起きが前よりも得意になってきたので
早く起きて記事を書くことが出来ております。

夜寝る前に、
お酢を炭酸水で割って飲むようにし始めてから
目覚めがよくなりました( ´ ▽ ` )

調べてみたら、
クエン酸には糖質の代謝を促して
疲労物質である乳酸をエネルギーに変えてくれる効果
があるそうなのです。

知らないで飲んでいたのですが
身体に良かったのですね_φ( ̄ー ̄ )


さてさて今回のお勉強ですが
第26弾でもお勉強した「ラベリング理論」

これに関連するようなお話を、
現在私がハマっている「クラシック音楽の歴史」から見つけたので、復習も兼ねて再度お勉強していきたいと思います( ´ ▽ ` )

今日はニコロ・パガニーニさんです。


⭐︎⭐︎⭐︎


【ニコロ・パガニーニ】

とても人間業とは思えない演奏をして、
「悪魔に魂を売ってその代償にテクニックを授かったに違いない」と噂された音楽史上最も有名なヴァイオリニストがパガニーニです。
12歳で最初のコンサートを開き、天才少年としてデビューしたがヴァイオリンを習い始めたのは7歳の時と他の神童と比べると遅かったそう。
父親はパガニーニに演奏をさせ稼ぎまくった。金銭に対する欲が強く貯める事ばかりに執着するこの性格は本人にも受け継がれた。

パガニーニさんの最初のコンサートが成功して
大金が入ってきた事で、パガニーニさんの父親はもっと息子にお金を稼がせたいと演奏をさせまくっていたみたい、、( ̄▽ ̄;)
父親から受け継がれた性格でパガニーニさんも
史上最もケチな音楽家として知られていったみたいだよ。(`・ω・´)アレマ

【悪魔に魂を売った男】

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パガニーニは「悪魔に魂を売った男」としてラベルを貼られたが、これは比喩的な表現ではなく本気でそう思われていたそう。噂が流れたのはパガニーニのテクニックと風貌(痩せ型で浅黒く、手指が非常に長かった)からでした。パガニーニのコンサートでは十字架を切る人が多かったと言います。「怖いもの見たさ」でコンサートはいつも満員だったそうです。

容姿であだ名を付けられたりする事って
現代でもよくあるよね(°▽°)
しかも、パガニーニさんのような風貌は特に言われやすそうね。
でも、軽い気持ちで呼ばれていたわけではなく本当に「悪魔に魂を売った男」だと思われていたとは驚きだね( ゚д゚)

コンサートではパガニーニさんの足が
地にちゃんとついているか確認していた人もありみたいだよΣ( ̄。 ̄ノ)ノ失礼しちゃうわ。

一説によるとパガニーニさんはマルフィン症候群という病気であったのではないかとも言われているみたい。

【教会ですら噂を信じた】

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パガニーニが亡くなると、悪魔に魂を売ったからとの理由で埋葬を拒否されてしまう。その為遺体は防腐処理を施されて各地を転々とし、パガニーニの死から86年も過ぎた1926年になってようやくジェノバの共同墓地に安置されたそうです。これはヨーロッパのキリスト教が本気で悪魔を信じている事を物語るエピソードでもあり、神を信じる人々は悪魔も信じると言えそうである。

これは本当に驚きの事実(`・ω・´)
教会ですら信じていたなんて、、
それだけ噂を信じさせる要因が別にもあったのかもしれないけれど埋葬を拒否されるなんて、相当怖がられていたのもあるのだろうね。

【パガニーニから見るラベリング理論の影響】

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パガニーニはテックニックや風貌が相まって
「悪魔に魂を売った男」というラベルを貼られてしまうけれど、その結果コンサートには人が溢れるようになり、逆に人々の関心を集め「怖いけれど、見てみたい」という心理が働いたようだね。

その後パガニーニはコンサートのチケットを高額に設定したのもあって、自分の希少価値を高める結果に繋がったみたい。

自分が悪魔に魂を売ったと言われる事が、パガニーニさんにとって良かったのか悪かったのかは分からないけれども、ラベリングの影響力が強過ぎて死後86年間も安置場所が決まらない事はちょっと悲しい事だと私は感じますね。
ラベリングの影響力を感じるお話でした( ゚д゚)


つづく

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