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イギリス留学時代ー24日間ヨーロッパ周遊旅②ドイツ編

こんにちは!

この記事では私の人生で1番長かった旅について綴っています。前回のベルギー編に続き、今回はドイツ編です。

今日書くところまでが友達と一緒に旅した部分になります。

では、旅のルートを改めて。

✴︎旅のルート✴︎
イギリス
→ベルギー(ブリュッセル・ブルージュ・アントワープ)
ドイツ(ケルン・フランクフルト・トリア)
→ルクセンブルク
→ドイツ(トリア・ケルン郊外)
→フランス(ストラスブール・コルマール)
→ドイツ(ミュンヘン・フュッセン)
→スイス(チューリヒ・ルツェルン)
→イギリス

旅は年末にスタートしたので、ここドイツで年越しすることになります。そういえば初めての海外での年越しだったなあ〜 その時の様子も書いていくのでぜひ最後まで読んでください^^

旅の背景や前回のベルギーの様子はこちらを見てください。

では続きをどうぞ。


●ベルギー→ドイツ

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ベルギーのブリュッセルからドイツのケルンまで、私たちは長距離バスを使って移動しました。

ケルンはベルギーから1番近いドイツの都市ですね。googleマップで調べたら2時間半で着くみたいです。めちゃくちゃ近い...!

ということで、またなんということなくバスの中で国境を越え、ケルンに夜到着しました。そこから歩いてホステルに向かいます。

<ケルン>

ケルンに着いて最初に気づいたのは、トラム(路面電車)が走っていたことです。ベルギーで行った都市ではトラムを見なかったし、イギリスでも私たちが住んでたオックスフォードは2階建てバスが基本なのでトラムをちょっと珍しく感じました。

あとはイギリスでおなじみのPRIMARKというGUみたいな安いファストファッションのお店があるのですが、それをケルンでも見つけてみんな一瞬テンションがあがりました。オックスフォードにはPRIMARKは欠かせなくて、とても身近な存在でした。寝具やタオル、マットなども売ってます。学生はみんなPRIMARKで足りないものを揃えたり洋服買ったりしてたのでPRIMARKの洋服は他の人と被りがちです(笑)まだ日本には上陸してませんが、スペインや他のヨーロッパの国にたくさん展開してるようです。

...こうやって、自分たちが住むイギリスになくて他のヨーロッパの国にはあるもの、またイギリスにあって他のヨーロッパの国にもあるものを自然と見つけながら旅をしていました。

さて、ドイツに来たから屋台でソーセージ食べたい!なんて話してたんですけど、着いたのが夜だったので結局スーパーで軽食を買ってホステルで食べることにしました。

早速スーパーに行くと、ドイツの物価の安さにびっくり!あれもこれも安くてみんな感動していました。ドイツが安いというより、本当はイギリスの物価がめちゃくちゃ高いんですけどね。。ただでさえ高いのに、オックスフォードはイギリスの中でもロンドンと1位を争うほどの物価の高さらしいです。(普通のサンドイッチ2個入りが4£=約600円とかでした) 留学する前はそんなことも知らずにいたのですが、寮が同じだったイギリス人によると、彼女の地元はオックスフォードよりも全然安いそうです。というわけで、普段高い物価に見慣れてた私たちはドイツのスーパーの安さに感動しまくりだったのでした。

ここまで写真もなくだらだら話してしまいましたが、ケルンと言えば、やはりケルン大聖堂が有名です!実はケルンの滞在時間はこの旅でも一番短かったかもしれず、夜着いて翌日の朝にもう出発、といった旅程でした。ですが世界遺産のケルン大聖堂だけは見ておきたかったので、翌日の朝早起きしてみんなで見に行きました。

開館時間は朝6時とあり、朝一で行くため5時台にケルン大聖堂に向かいました。まだ辺りは薄暗くて、周りはほとんど誰も見かけませんでした。

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そして目の前に現れたケルン大聖堂は、そのスケールがでかすぎて圧巻....!上を見上げて歩きながら、その迫力をいろんな角度で感じます。

写真の左下に小さく人が写ってて、そこからもこのケルン大聖堂がどれだけ巨大か分かると思います。その高さは157mで、ゴシック様式で最大の大聖堂なんだそうです。高さがピンとこない人は、ビル40階分くらいだと思ってください。一枚の写真に収めるのに結構離れて下から頑張って撮らないと入りきらないほどです!

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ちなみに入場料は無料なので中にも入ってみました。早朝なので人がほとんどおらずほぼ貸し切り状態です。まだ夜が明けない中大聖堂に入ったのは人生初、というかもう一生ない気がする。笑

というわけでケルンで必見のケルン大聖堂は無事に見納めて次の目的地フランクフルトに向かいます。余談ですが、ケルンの英語表記はCologneと書き、正しい読み方がケルンなのかコルンなのかコロンなのかよくわからずみんなでいろいろ発音してみたのも覚えてます。どれが正解なのか未だに謎です。笑


<フランクフルト>

実はときはすでに12月31日、大晦日を迎えてフランクフルトに到着しました。ここでの移動もバスだった気がするけど電車もあり得る、、もう正直覚えてないです(笑)

覚えているのは、今回のホテルが街の外れの高速道路付近にあったこと。なのでドイツの高速道路(アウトバーン)って速度制限ないから200kmとか出せるんだよね!とかいう話をしてました。

年越しのためにスーパーに入り、それぞれ好きなビールを買いました。ドイツのビールもまた安いんです!水と同じかそれより安いくらい!さすがビール大国です!!日本ではあり得ませんね!
あと本当はカウントダウン用に花火も買いたかったのですが大晦日でスーパーぐらいしか空いてなく、花火はゲットできませんでした。。

そしてこの年最後の晩餐は、ホテルから歩ける距離にあって唯一開いてたインドカレー屋に入りました。大晦日はレストランどこもやってなかったので、そこを見つけて命拾いした気持ちでした。しかも結構美味しくてラッシーも飲んで満足した晩餐になりました。ここでもたしか貸切状態だったような、、

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ちなみに私の経験上ですが、インド料理屋ってどの国に行ってもハズレがない気がします。別の旅行でアムステルダムに行った時も高い食事に困った時インド料理屋に入って安くて満足した食事ができたし、スペインでもたまに食べに行きますがどのインド料理屋に入ってもほぼ100%満足して帰ります!外食で困ったらインド料理は結構おすすめです!

さて、お腹を満たしてあとはカウントダウンまで時を待つのみです!ドイツでは実は花火をするのは条例で禁止されてるのですが、唯一このカウントダウンの日だけは花火OKなんです。なのでドイツ人はみんなこの日それぞれ打ち上げ花火を用意します。

その情報を事前に調べて、どんな感じなんだろう?とわくわくしながらカウントダウン直前に少し見晴らしのいい歩道橋の上までやってきました。花火は買えなかったけど、用意したビールを持ってきてカウントダウンに合わせてカンパーイ!

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すると周りでどんどん花火が打ち上がりました。木の奥に光ってるのも花火です!花火大会のような感じではなく、大きいのも小さいのも街のあちこちから花火が上がって面白かったです。みんな1年間我慢した花火をストレス発散させるかのようにどんどん上げていきます。私たちのすぐそばにはロケット花火をはしゃぎもせず黙々と点火してるカップルがいて、なんともシュールでした。笑

それをじっと見てると、かわいそうに思われたのか花火よかったらどうぞって、なんとあちらから手持ち花火を分けてくれました!めっちゃ優しい...!ありがたくいただき、私たちも手持ち花火を楽しみました。

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優しい現地のカップルのおかげで、私たちもドイツ式の年越しを少し楽しむことができました^^そのあとはホテルに戻ってみんなで部屋で大富豪して過ごしました。

翌日は5人中2人が来た道を戻りイギリスに帰国したため、残りの3人でフランクフルトの街を散策しました。
、、といってもフランクフルトは金融街でビルが多く、特に観光としての見所はあまりない上、元旦で店も閉まってて閑散としていました。その辺をふらふらしてるだけでつまんないなーと思っていたら、ハーゲンダッツのカフェが開いてるを見つけたので暇つぶしにそこでスイーツを頼むことにしました。ドイツとは関係ないけどこの日やったことこといえば正直ハーゲンダッツでクレープ食べたことくらいしかありません。笑

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さて、友達との旅もそろそろ終わりに近づいています。翌朝私以外の2人はイタリアに飛び立つ予定で、グループでの旅は今日が最後でした。私も翌日フランクフルト空港から次の目的地に行くバスが出る予定だったので一緒に空港に向かう予定でした。

夜ホテルで空港への行き方をホテルの人に聞いてみると、なんとそこで友達が予約してたフライトがフランクフルト国際空港ではなくもう一つのマイナーな空港から出発することが判明しました。しかもそのマイナーな空港はホテルからめちゃくちゃ遠くて1〜2時間かかる場所にありました。フライトの時間は早朝でしたが夜なのでもう電車は動いておらず、もう今からタクシーで行かないと間に合わなくなる!ということで2人は大急ぎで荷物をまとめてその空港へ向かうことになりました。
ホテルの人がタクシーを呼んでくれて、2人とバタバタの中お別れすることになってしまいました。私は1人ホテルに取り残され、最後にあばよ!と友達に言われたのを覚えています。笑

いやーこういう時ってめちゃくちゃ焦りますよね〜。羽田と成田みたいに同じ東京エリアに空港が2つあると、こういうことになりかねないので事前の確認は超重要です!とくにLCC(格安航空)の場合は要注意です。私自身に起こったわけではないけど実際私もすごく焦って心配になりました。結局2人は無事に空港に着いてイタリアに飛べたみたいです。よかったよかった。

そんなこんなで私の一人旅はいつのまにか始まり、翌朝友達が住んでたトリアという場所に向かいます。ここでもまたハプニングが、、

この続きはまた次回。

旅にハプニングはつきものですね。
ハプニングの最中は超焦りますが旅が終わってみるとそれも面白かったと思えるものです。この旅では前回のスーツケース問題や窃盗未遂に続き他にもハプニングありまくりでしたが、それも乗り越えてこそ全部いい思い出...!

ちなみにドイツはこの旅で一番長くいたところなので、こんなものでは終わりません。本当はパスタ大好きな私は友達と一緒にイタリアに行きたかったのですが、イタリアはいつか時間をかけてゆっくり回ろうと思ったので今回は断念しました。

次は引き続きドイツとルクセンブルクです。
お楽しみに。
See you next time~

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