恋愛も「相手次第」ではないよ
人間関係で「それは相手次第だ」と思ったことが、きっとあるよね。
恋愛もそう。
あなたにも、「私だけでなく、相手のあることだから……」と考えた経験があるんじゃないかな。
でもそれは思いっきり、「私と他者」とを分離した別々のものとして捉える「地球ボケ」の症状で、いわば「自分の創作している映画の登場人物のうちひとりだけを『これが私!』と思い込み、そこだけに視野を狭めて感情移入している状態」なんだよ。
あなたはシーン全体の創作者で、登場人物はすべてあなただ。
このように見れば、地球世界でどんな幻想のドラマが繰り広げられているか、いまだ好まれているか、わかると思う。
恋愛なら、
裏切った人と、裏切られた人。
追いかける人と、追いかけられる人。
ふった人と、ふられる人……
ある状況の中で、二分したどちらかの立場にいるのが自分なのだと思うかもしれない。
けれどもどちらも、あなたであり、あなたではない。
地球舞台で表現しているもの、なーんだ?
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