欲しがることから離れよう

欲しがれば欲しがるほど手に入らない。あなたとしては最善を尽くしているつもりなのに……そんなパラドックスに気づいたことはあるだろうか。

望みを持つことはあなたの原動力になるが、何かの実現に向かって一生懸命になっているとき、実現を遠くへ遠くへと追いやっている。
力が入るということは、自分の中に逆風や逆流を作っているということで、先へ進むのにますます力が必要になる。

この記事は、「無欲になること」を説く内容ではない。
どんな理由からであれ、表面上そのようなポーズを自分に課しても、あなたの中にある葛藤や分裂を強めるだけだ。

あなたは自分の感じることに素直でいていいのだが、何かを得ようとか実現させようとしているときにこそ、思い出してほしいことがある。

これから述べることをしっかりと理解していれば、あなたが力む必要はなくなるし、「いつか先に実現する望む未来」を待つことなく、今を楽しむことができる。
真の意味で「すべてを得る」最短距離とは何なのかを、学ぼう。

☆同テーマで参考にしていただける記事はこちら☆
「受け取ることの大切さ。存在の豊かさと調和した世界」
「心の杖を外して、まっさら化する【偽りの夢から覚める】」

正しいアイデンティティー

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