インスピレーションだけを軸にすること【縦の関係は横の関係】

どうすればいいのかは知っていた
それができないから
たくさんのことが必要になった

インスピレーションを私たちが受け取っていないということはなく、ただ、それに従うことがこわかったり、自分の学んできたことと照らし合わせると不都合だったり、信頼できなかったりするから、インスピレーションの内容をうやむやにする。無視する。「知らない」ということにしてしまう。

そして自分なりに「これが安全」「これならうまくいく」「きっとメリットがある」と思っている方法や答えに従う。
インスピレーションに改めて向き合うのは、それらの方法がことごとく役に立たないと気づいたときだ。無効であると悟ったときだ。


縦の関係は横の関係【高次の自己と、現実にあらわれる関係】

本当に参考にできる答えは、あなたが体験している平面上には見つけられない。横の広がりの方向に見えているのは、常にあなた自身が「映し出している」世界・現実で、その画面上にあるものは、いわば「すでに思考したことの影(結果)」だからだ。

だからこそ、今インスピレーションの話をしている。
インスピレーションは、先のたとえの「横の広がり」に対して「縦方向」にイメージしてもらうと理解しやすい。実際は「位置関係」ではないのだが、たとえとして。

インスピレーションが「降りてくる」「降ってくる」という表現がよく使われるのも、縦のイメージに沿っている。自分の「上方から」、情報がやってくる感覚があるわけだ。
これはどういうことだろう?

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