幸せへの誤解をとく・幸せのありかと意識の力

庭が、天国の様相を呈しております。
ちょうど色んな花々が咲いていて、その匂いにうっとり。
蜂さんたちも熱心に蜜を吸っていてほほえましい。

植物たちの色と、香りと、生命の輝きと、華やぎと……。
毎年、花粉症も終わるこの時期の(今年はならなかったけど。関連記事◆「今年の春は花粉症にならなかった【健康と、体】」)空気や日差しや、植物の様子が大好きだ。

自然の中で「幸せ」を感じるのって、本当に簡単だよね。自分自身も健やかであるときには、さらにその幸せは高められて、「至福」の域。

でも、今回お話ししたいのは、そういう「条件」や「状況」に左右されない幸せについてだ。

環境も状況もあなたにとって好ましくて、あなたが幸せを感じるというのは簡単!
それは喜ばしいけれど、そのようでなければ「幸せにはなれない」と思っているとしたら大きな問題だ。
なぜなら、あなたは自分の現実のLeader(リードする者、主導者)であることをやめ、状況に捕われて追従する者になってしまうからだ。

この記事の内容を理解すれば、以下のような誤解をとくことができるだろう。

■体の具合がよくなければ、幸せにはなれない。
■裕福でなければ/お金がなければ、幸せにはなれない。
■パートナーや家族がいなければ、幸せにはなれない。
■誰かに愛されていなければ、幸せにはなれない。
■仕事がなければ、幸せにはなれない。
■成功していなければ、幸せにはなれない。
■望む家や環境で暮らしていなければ、幸せにはなれない。
■夢が叶わなければ、幸せにはなれない。
■世界が平和でなければ、幸せにはなれない。

……あなたには、あなたの思う幸せの方程式があるのではないだろうか。

あなたのニーズや望みを無視しよう、そんなの持たないようにしようという話ではない。環境や状況に無関心でいるべきだと言いたいわけでもない。
でも、それらにあなたの幸せを「寄りかからせて」はいけない。

私たちは人間なのだから、状況によって気分が上がり下がりし、幸せになれない時があるのも当然だ! と信じている人は特に、その誤解をとくことにしよう。あなたの人生と、この世界を台無しにしないために。

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反応のサイクルを断つ

あなたが外界に「反応」しているとき、自分の現実に対する主体性を放棄している。
どういうことかというと、あなた自身が「どんな現実を創るか、経験するか」という選択を「反応によって自動的に行うことになる」からだ。
ある意味では、それでもあなたの選択であることに変わりはないが、自分で選べることを意識していない選択というのは、果たして本当に選択と呼べるだろうか。

あたかも「ひとりでに」起こってくるように思える反応。それは一体何なのだろう。
反応によって出てくる気分や感情、思考などを、抑圧したり抑制したりする形でではなく、変えることができるのだろうか。

できる。
しかも、幸せへの誤解をとき、あなたがあなたに還るには、反応する習慣を断つことが必須である。

<反応とは>

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