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#言葉

客観という幻想

客観という幻想

この世のあらゆるものは主観から成り立っている。
私の見る世界もあなたの見る世界も主観である。
私たちは客観という立場を自己から離れ外部に
便宜上設定しているに過ぎないのだ。
では、その設定された客観の実態とは何か?
客観、それは「言葉」である。
共通認識としての言葉を「客観的なもの」として
かりそめに設定しているのである。
言葉(客観)とは、もともと存在しない仮想現実、
バーチャルリアリティなので

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自己解放への旅

自己解放への旅

写真を撮る行為は、自らの幻想を破壊すること、
自らの欺瞞を見抜き、正直になることである。
自ら作り出した抑圧から自らを解放することである。
写真とは、本来の自分の素を発見するための旅である。

備忘録

備忘録

欠落がないと表現者になれない。
欠落がないと写真にならない。
観るものが欠落した部分を埋めようとすることで表現が成立する。
写り過ぎていると情報として処理され消費されて終わり。
隙間(欠落)にこそ何かが入り込む。