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【洋書】The Katharina Code/カタリーナコード〜北欧の雰囲気漂う極上のHuman-drivenミステリー〜

邦題: カタリーナコード
著者: ヨルン・リーエル・ホルスト

《あらすじ》
舞台はノルウェー。Wisting警部は24年前に失踪したKatharinaの事件を解決できないままだった。Wistingは毎年、事件が起きた日に捜査ファイルを引っ張り出して読み返すのと、夫のMartinを訪ねることを習慣としていた。しかし24回目となる訪問のこの日、Martinは不在だった。そのとき、オスロの未解決事件班の捜査官Adrian StrillerがWistingを訪ねて来る。Katharina失踪事件の2年前に起きた別の誘拐事件とMartinが何らかの関係があると見ていた。果たしてWistingはKatharina Codeを解読するだけでなく、鍵となる人物から話しを聞き出すことができるのか。

《感想》
途中までゆっくりな進み方で、読んでは置いてを繰り返しましたが、後半一気に展開があって、楽しめました。Wisting警部は穏やかで優しい人柄。安心感のあるキャラクターです。24年間の月日がの経過の中でいつしか友人となった事件の重要人物Martinとのやり取りに、時折胸が締め付けられました…北欧の雰囲気に包まれた、素敵な作品です。


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