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お酒が嫌いって言いやすくなったなぁ
2017年からnoteを書き続けているのですか、ダッシュボードをみていると価値観の変化みたいなものを感じます。
私のような無名な人のnoteでもずっとアクセスがあり、地味に「いいね」もつき続けるのがこの記事。
そのまま「酔っ払いが嫌い」という嫌酒な内容です。
2017年に書いた当時は、「お酒好きな人ってnoteにいっぱいいるし、まだまだ仕事でも飲み会とか酒の付き合いって多いし、なんてこと書いてんだこいつって思われるかな」とビクビクしていたんです。
でも今読むと、なんか普通です。
すっかりお酒って嫌われものになったというか、「迷惑な酔っ払いって嫌だよね」とか「飲めないのに飲ませようとする人って嫌だよね」「ハラスメントだよね」「お酒飲まなくても生きていけるよね」という人が増えてきたのでしょう。
いやなんかもう感慨深いのです。
下戸なので飲み会では肩身が狭く、ウーロン茶を飲んでいると「付き合いが悪いやつ」と思われ、「乱れたところが見てみたい」とやたらお酒をすすめてくる先輩や「こちらなら弱い方でも飲みやすいですよ」と気を遣ってくださる取引先への対応に苦慮してきた20代を過ごしたので。
マイノリティだったのが、マジョリティになってきたんだなぁと感じます。
「お酒飲まないです」が普通になると、逆にここまでお酒のこと嫌わなくてもいいかなって思ってきました。
お酒を前に肩肘張って緊張しなくても良くなった気がします。
一方で、「あぁ、なんか古くなっちゃったな」と感じたnoteはこちら。
同じ2017年に書いた割と好評だった記事です。
当時お付き合いしていた恋人(今の夫)が、誕生日に職場の飲み会幹事になってしまった私の帰宅にあわせて、23:30から遠隔でお祝いしてくれた、というお話。個人的には思い出深いエピソードです。
会えなかったけど私の誕生日残り30分まで待っていてくれて、コンビニケーキを用意して祝ってくれた、高級品とかないけどその気持ちが嬉しくて、という内容なんですが、今となってはあまり特別感がありません。
リモート飲みとか普通ですし、むしろ人の誕生日に集まって祝う方がもう何年もしてないし。
みんなお金がなくなっているから、恋人の誕生日に高級品をプレゼント、お高いディナーというのも、なんだかピンときません。
むしろ高級品を持っていたら「パパ活でもしてるの?」と思われそう。
話の前提となる「カップルの特に女性の誕生日といえば特別なおもてなし」とか「当日会えない切なさ」とか「離れていても心は」とか「お金かけるところで逆にかけないけど気持ちは」みたいなのが、なんか古めかしいなと。
もはや10年ひと昔なんてものではなく、5年で充分に価値観や風潮が変わるようです。
4〜5年前に書いたものでも変わらず共感いただけてるのかな、と感じるのは「子どもが熱を出して」「夫婦で子育てどうしたら」「マミートラックが」「妊娠した!!」あたり。
妊娠や親の悩み、不安は、いつの世もさほど変わらないのかもしれません。
noteを書き続けるのも、結構おもしろいですね。
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