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「相手を尊重する」ってどういうことだろう?

夫婦関係を良好に保ちたい、とか、子どもにすくすく育って欲しいと望む中で、「相手を尊重するとはどういうことか」を考えることが増えました。

今のところ考えていることをまとめます。

まずは相手の話をきく

まずは「あなたはどう感じているのか」「何を求めているのか」を聞くのがスタートかな、と思っています。

どうも我々は、相手の真意を聞かずに悶々としがちです。

勝手に不安になったり、気を回したつもりで逆効果だったり。本人に思い切って聞いてみたら、全然心配することは無かったとか、思いがけないことを相手は考えていた、なんてことがあります。

私は料理をはじめ、あまり夫の世話をしないのでふと不安になり、夫に「もっと料理とかした方がいいかな」と聞いてみたことがあります。すると、「別に今のままで良いんじゃない」「人にお世話されるの、あまり好きじゃないんだよね」とのこと。後者は知りませんでした。

ここで勝手に気を回して私があれこれ世話を焼いたら、夫としては逆に不快だったわけです。

一般論やノウハウってありますが、それが必ずしも目の前の人に当てはまるとは限らないので、「まずは相手に聞いてみる」ことが大事かと思います。

あれこれ考えても結局想像に過ぎないですからね。

紅茶で例えた性的合意と同じイメージです。

意見を聞いたうえで一緒に考える

相手に意見を聞くのは割と抵抗なくできる方なのですが、そこから先が難しい。

問題なく同意出来て、同じ方向を向けているなら、そのままするりと物事を進められます。

でもそうでないときはどうしたらいいのか。

なるべく、一緒に考えることを心がけています。

だいたい、自分の頭だけではスマートな答えが出ないので、「それに対して私はこう感じているけれどどう思う?」とか「こういう問題があると思うんだけど、解決策が浮かばない。何かあるかな?」とか素直に伝えると、案外相手がいい案を出してくれたりします。

無理に結論を出そうとせず、宙ぶらりんにさせておくこともあります。答えが出なくても、意見を共有できたことでとりあえずは一歩前進とする、みたいな。

とにかく自分一人の頭でごちゃごちゃ考えないことが大事なのかも。協力を求めた方が、上手くいくことが多いです。

ちなみに子どもが相手だと、まだ幼いのもあって、混迷を極めます。でも、なるべく頭ごなしに方針を決めたりしないで、寄り添うように努力しています。
(出来ていないこともしばしばですが……。)

自分の意見も伝える、コミュニケーションを諦めない

それから、自分の意見や要望もなるべくちゃんと伝えるようにしています。

相手を尊重する、というのとはちょっと遠いかもしれないけれど、まわりまわってお互いのためになるような気がするんです。

言いにくいことって、いっそ言わないで我慢したほうが楽な気もしますよね。でも、私の場合、後々尾を引いて怒りのもとになってしまったりするので、そうなる前に出します。

察してもらうことを期待して黙っているのは、効率が悪いです。私も夫も、上手いこと察するのが苦手なタイプなので、「ちゃんと言ってね、言ってくれれば聞くし、考えるから」とお互いお願いしあっています。

言わずとも察するという美学からは外れているかもしれませんが、ちゃんと聞くし、ちゃんと言う。そして一緒に考えるから、なんとかお互い力を合わせてやっていこうね、という姿勢が、相手を尊重するということではないか、と今のところ考えています。

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