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抗ヒスタミン薬

今回は抗ヒスタミン薬について、軽くまとめたい。

なお、私は医師でも何でも無く、ただ医学をかじってる22歳の男です。

したがって、何か重大な決定をしたりする場合には医師や薬剤師等の専門家に相談してください。

私は責任取れません…。

前置きはこんな感じにして、以下本題。


用途

抗ヒスタミン薬は主にアレルギー疾患の治療に用いられる。

わかりやすい所で言えば、花粉症とか。

あとはダニハウスダストのアレルギーとか。

あとはアトピー性皮膚炎とか、喘息とかにも使われる事もあるらしい。

後述するように、睡眠薬としても使われる事もあるみたい。

簡単な作用機序

ここで作用機序について少し。

興味無い人とかは読み飛ばして。笑

まずその前提として、ヒスタミンって物質がある。

このヒスタミンがアレルギー反応を起こす。

上述した花粉症で鼻水鼻詰まりとか、くしゃみとか、目が痒いとか。

このヒスタミンの働きを邪魔してアレルギー反応を抑えるのが、抗ヒスタミン薬。

副作用

ただ、ヒスタミンはアレルギーの原因となる以外にも、覚醒にも関わっている。

ヒスタミンが無いと眠くなっちゃったり、集中力が低下したりする。

例えば、後述する第1世代抗ヒスタミン薬の長期的な服用で子供のIQが10下がったみたいな研究もある。

そんな訳で、抗ヒスタミン薬の中には副作用として眠気とかが出るものもある。

ただ、逆に、この眠気の副作用を利用する形で、睡眠薬として使う場合もあるみたい。

なお、全ての抗ヒスタミン薬に眠気の副作用がある訳では無いです。

特に開発されたばかりの古い抗ヒスタミン薬(第1世代、鎮静性抗ヒスタミン薬)は眠気が強いが、新しいもの(第2世代、非鎮静性抗ヒスタミン薬)は比較的弱い。

あと、『眠気が強い程良く効く』という話があるらしいが、これは嘘。

詳細は省くが、眠気とアレルギー反応は作用する場所が違うから、関係無いみたいです。

ちなみに第2世代抗ヒスタミン薬は長期投与しても安全らしいし、妊婦や授乳中の女性に投与しても大丈夫との事。

おわりに

以上、超簡単な抗ヒスタミン薬のお話でした。

繰り返しになりますが、重大な決断等には専門家に相談してください。

責任取れません…。

あくまで自分用の記事なので…。

参考までに。

読んでくれてありがとう!

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