【人生を変えるのは1年で十分】渡豪後できた友達がスターになった話
その人と出会ったのは渡豪してすぐの2008年。
場所は、英語が喋れなくて友達ができなかった私を見て近所の子が連れて行ってくれたゴールドコーストの教会でした。
私自身、特にクリスチャンというわけではなかったけれど、初めて現地の同い年くらいの子たちと知り合えて、わくわくしたのを覚えています。
で、その友達というのがその時に気さくに話しかけてくれたうちの1人、スタンでした。
歌うことが大好きな彼は、どこへ行くにもギターを持ち歩いては歌の練習をし、毎週末教会で歌っていました。
現地の大学進学を目指していた私は後々忙しくなり教会に行けなくなるも、最初の半年ほどは頻繁に通い、その間もスタンはずっと教会で好きな歌を歌い続けていました。
その後私はIELTSのテストを受けて現地の大学に合格。ブリスベンに引っ越しし、教会で知り合った彼らとも会わなくなり……。
そんなある日、彼をまた見かける機会がありました。
しかもテレビで。
なんと、2009年の『Australian Idol』に出場し、ぐいぐい勝ち進んでいたんです。
審査員も結構厳しい人が揃い、途中結構ボコボコに言われてる時もありましたが(^◇^;)
で、彼、このコンテストでなんと
優勝しちゃったんです!
しちゃったというと、ずっと努力してた彼には失礼ですが(笑)
とにかく、いつもニコニコして気さくだった身近な人が、いつのまにかその国のスターになってた現実に驚きを隠せませんでした。
※コンテストで優勝が決まった瞬間の映像はこちら
https://youtu.be/9v-IOhFOCbY
彼が自分の人生においての千載一遇のチャンスを掴み取るその間、まったく英語が喋れず渡豪した私も猛勉強の末現地の大学に無事入学。1年の間に友達もたくさんでき、バイトもいくつか経験してました。
渡豪前は日本で入った大学を辞めてたこともあり、本当に変化ある1年でした。当時も「たった1年でこれほどまで人生が変わるんだ」と強く感じたのを覚えてます。
(ちょっと本筋からはそれるかもしれませんが…) 1年前、コロナが日本でも広がり始めてから今日に至るまで、世の中がこれほどまでに変化するなんて誰も想像できなかったですよね?
アクションを起こして
それを継続しつつ
1日1日大切に生きていきたいですね。
そうして過ごした1年の先に、きっと何かが変わっているはず。
そんな風に思います。
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