アイデアの筋トレ 364
339振
狙公
さるびき/そこう
刀 銘 退蛇之神力
南総里見八犬伝に出てくる架空の刀
猿牽きの朝暮七(ちょぼしち)が持っていたため。
持っていた猿が襲われそれを助けたお礼に里見季基へ渡された。
過去作リデザインですので、過去作もご覧ください。
↓↓↓↓
https://note.mu/s600222/n/n92e03b716113
モチーフ
朝と夜を考える猿
デザイン
狙公の言葉の意味から作成。
狙公は故事成語「朝三暮四」の逸話に登場する人物。
1.目先の違いに囚われて実際には同じ結果であることに気づかないこと(猿の立場)。
2.うまい言葉や方法により相手を騙すこと(狙公の立場)
という意味がある。
元の話は、中国の猿廻しである狙公が猿に対して、「餌のトチの実を朝に三つ暮れに四つ与える」と言ったところ猿が怒り出したため、「では朝に四つ暮れに三つやる」と言い直したところ猿はみな喜んだという。
言葉の意味、結果は同じですよね。
そこで懸命に天を仰ぎどちらが良いか考えている猿の図にしました。
世の中結構こういう事ってありますよね。
ただ、結果は同じでもどちらが本質的に良いか考えている場合もありますが。
皆さまに喜んでいただける様頑張ります!