マガジンのカバー画像

ロゴトレーニング

991
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

アイデアの筋トレ 852

アイデアの筋トレ 852

827振

星月夜正宗/ほしづきよまさむね脇差 大磨上無銘 正宗極め

由来・来歴
無銘ながら本阿弥家 相州正宗五千貫の折り紙がつく

元は足利将軍家所蔵、その後家康が入手する

刃紋が大互の目乱れで、砂流しかかり打ちのけ金筋などが多い。
まるで、夜空の星を見るがごとくであったために名付けられたという。

モチーフ

星月夜

デザイン

星月夜をイメージ

雲流れ空が晴れ夜空に煌く星月

・月を

もっとみる
アイデアの筋トレ 851

アイデアの筋トレ 851

826振

矢目行光/やめゆきみつ短刀 行光

由来・来歴
相州行光の作

刀の差表の棟よりに矢による傷跡が残る為。

この傷は徳川頼宣が大阪の役で受けたものだという。

モチーフ

弓矢、的射

デザイン

矢に受けた傷から弓矢をイメージ。
また、対象を狙うという点から的射を連想した。

扇を狙い落とす的射から扇のモチーフにし、また扇を弦を引く弓の形をイメージした。
・的である扇
・弦を引いた弓

もっとみる
アイデアの筋トレ 850

アイデアの筋トレ 850

825振

獅子丸/ししまる
太刀

由来・来歴
遠州友安の作

武州橘樹郡の住人河崎土佐守が、軍功により八幡太郎義家から拝領した。

東福寺寺宝
源頼義、義家親子が奥州征伐の際に、先陣を承った秩父基家の佩刀した。基家はこの太刀で獅子軍陣の働きをしたため、義家が“獅子丸”と命名したという。

モチーフ
獅子

デザイン

ライオンのモチーフ
自らの縄張りを守るべく吼え威圧し一歩を踏み出して行くイメ

もっとみる
アイデアの筋トレ 849

アイデアの筋トレ 849

824振

蜂須賀虎徹/はちすかこてつ刀 銘 長曽弥興里入道虎徹

由来・来歴
長曽祢興里虎徹の作

蜂須賀家伝来にちなむ。

蜂須賀家は阿波徳島の豪族
高名な蜂須賀小六が秀吉の股肱の臣であり、秀吉の出世とともに立身し、天正13年の四国征伐の後に阿波国を与えられた。
正勝は翌天正14年には病に伏せるようになり、阿波は嫡男の蜂須賀家政が初代国主として入国している。
嫡男の家政は徳島城を築城し、この完

もっとみる
アイデアの筋トレ 848

アイデアの筋トレ 848

823振

鳴狐/なききつね
刀 銘 左兵衛尉藤原国吉

由来・来歴
山城国の粟田口派国吉

啼狐

正式な由来は、不明だが障子に映った狐の妖を切った為と一説が残る。

一夜怪しき影が障子に映りしを、この国吉を以て障子越しに切付れば怪物は一刀にて両断され、其の瞬間に狐の聲がせりと云ふので此名があると云ふ

モチーフ
鳴く狐

デザイン

鳴く狐のモチーフ
障子に映った妖という事で障子から紙を連想、

もっとみる
アイデアの筋トレ 847

アイデアの筋トレ 847

822振

水神切兼光/すいじんきりかねみつ刀 銘 備州長船住兼光

由来・来歴
兼光は古刀最上作、最上大業物と言われる。
上杉家が所蔵しており、直江兼続が愛用した。
その後返還され上杉家に伝来する

由来は、兼続がこの刀で洪水を治めたという逸話からだという。
古来日本では、洪水は水神が暴れる事により起こると信じられていた。龍や蛇、河童などが水神とされており、この象徴を切った事により洪水が止まった

もっとみる
アイデアの筋トレ 846

アイデアの筋トレ 846

821振

微塵丸/みじんまる
太刀

由来・来歴
木曽義仲に伝わる三振りの一つ
竜王の長刀、雲落とし、そしてこの太刀が3種の宝とされる。

由来はなんでも微塵に砕くとされ、通らぬものはないと言う。

箱根権現に清水冠者の安全を祈願し、この「微塵」を奉納したという。

モチーフ

微塵

デザイン

微塵という事象をイメージして作成

破砕し塵と消えゆく。
下部に行くほど色あせ風化し小さくなるイメ

もっとみる
アイデアの筋トレ 845

アイデアの筋トレ 845

820振

津田遠江長光/つだとおとうみながみつ太刀 銘 長光

由来・来歴
明智光秀の家老 津田遠江守重久所持にちなむ。

反りが特に高かったために「海老背」と呼ばれていたという。
しかし、それほど高くない為それは誤伝だともいわれる(もしかして淡水エビ?)
また、銘切の“長の字下えびの背の如く長くまがり故にえびせの号”とも伝わる。

モチーフ

海老

デザイン

海老背の名前からとり上からみた

もっとみる
アイデアの筋トレ 844

アイデアの筋トレ 844

819振

菖蒲正宗/しょうぶまさむね刀

由来・来歴
徳川家康が宗三左文字と共に愛し、関ヶ原の戦いの際に佩用していた。明暦の大火て焼けているが再刃された。
幕末迄、将軍家に伝来している。

由来は、
菖蒲造りである事にちなむ。
※菖蒲造りとは刀身の切っ先部分に横手(横方向に伸びる線)が無く菖蒲の葉の様な形状になっているもの。

モチーフ

菖蒲

デザイン

菖蒲(あやめ)

花菖蒲を中心とし円

もっとみる
アイデアの筋トレ 843

アイデアの筋トレ 843

818振

鶴丸国永/つるまるくになが太刀 銘 国永

由来・来歴
五条国永作
五条国永は京都五条住みの為、名乗ったとされ三条小鍛冶宗近作の弟子とされる。

由来は不明だが、失われた太刀拵えに鶴があしらわれていた為といわれる。
鶴丸という刀は複数存在し来歴や逸話が混同される。

また、持ち主を転々としており明治34年に明治天皇に献上され御物とされた。

モチーフ

鶴の舞

デザイン

舞う鶴の姿

もっとみる
アイデアの筋トレ 842

アイデアの筋トレ 842

817振

御手杵/おてぎね大身槍 島田義助作

由来・来歴
結城秀康の所持

天下三槍の一つ

総熊革の鞘に付け、柄を加えた長さは一丈一尺(約333センチ)
鞘を抜けば雪が降るという逸話が残る。

由来は、
結城晴朝が挙げた敵の首級十数個をこの槍に通し担いで帰城していた。
途中で、中央の首級一個が落ち、その時担いだ槍の姿が手杵の様に見えたので、手杵形の鞘を付けたことに由来するという。

手杵とは

もっとみる
アイデアの筋トレ 841

アイデアの筋トレ 841

816振

蜻蛉切/とんぼきり大笹穂槍 銘 藤原正真作

由来・来歴
家康の四天王本多忠勝の愛槍
天下三槍の一つ
柄には青貝をちりばめられ、長さは二丈(約6メートル)ほどあった。

由来は、飛んできた蜻蛉が穂先に止まった瞬間真二つになった為。

モチーフ

蜻蛉

デザイン

青貝細工の蜻蛉のイメージ

羽は散りばめられた、青貝をイメージしている。
眼と文字の丸抜きは蜻蛉玉のイメージ。
囲いの部分

もっとみる
アイデアの筋トレ 840

アイデアの筋トレ 840

815振

日本号/にほんごう大身槍

由来・来歴
ひのもとごうとも呼ばれる。
天下三槍の一つ

黒田家家来の母里太兵衛が、福島正則から呑み賭けで勝ち取った槍
呑み取りの槍とも呼ばれる。

母里太兵衛が、主君黒田長政の名代として福島正則邸へ年賀の挨拶に行くことになった。
この時、太兵衛が生来の酒好きであり酒癖も悪かったため、長政はきつく飲酒しないよう命じられていた。

しかし、福島正則は太兵衛にし

もっとみる
アイデアの筋トレ 839

アイデアの筋トレ 839

814振

鬼丸国綱/おにまるくにつな太刀 銘 国綱

由来・来歴
粟田口国綱の作
天下五剣

北条時政が、毎夜毎夜夢の中で子鬼に苦しめられていたという。
ある晩、夢の中に翁が現れ、「自分は太刀 国綱である。ところが汚れた人の手に握られたため錆びてしまい鞘から抜け出せない、妖怪を退治したければ早く自分の錆を拭い去ってくれ」と言ったという。
翁の言うとおり、錆を拭き去ったところ、立掛けておいた国綱が

もっとみる