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RyoheiYoneno/RYDesign
2018年11月30日 14:05
No.182 157振牛首月山刀 出羽国月山作〜由来・逸話〜 化け物を刺殺した月山作の刀肥後合志の西坂に洞穴があり、そこを夜分一人で通ると化け物にさらわれ行方不明になるという話があった。日ごろ豪胆を自慢していた野田治部之丞が「俺が行って確かめてくる」というと、鳥井才蔵が「それなら確かに行ったという証拠にこの壷を穴の近くに埋めてこい」といった。治部之丞が言われたとおり
2018年11月29日 09:15
No.181 156振面の薙刀薙刀 伝備前義光〜由来・逸話〜 一振りすると、両腕がもげたように落ちた。二振りすると顔を面でも落としたように削ぎ落としたという。ここから面の薙刀と言われた。なんとも物騒な由来ですが、その切れ味が良かった事を物語っています。〜イメージ〜2つの顔切られた前と後をどう表現するか悩みました。〜最終案〜 3っに見えますが、2種類の顔で表現
2018年11月28日 09:16
No.180 155振矢目行光(やめゆきみつ)短刀〜由来・逸話〜 差表区より二寸上の棟よりに、「矢目」つまり矢の根の痕があるのにちなむ。この矢目は、徳川頼宣が大坂の役で敵から受けたものという。頼宣は大阪の役において、冬・夏の陣共に後詰として参陣しているため敵との直接戦闘は無くこの逸話は誤伝とされている。口伝はやはり尾ひれがつくのか、実際の詳細については不明です。ただ、
2018年11月27日 08:50
No.179 154振骨不知(ほねしらず)脇差 相州貞宗作刀種に関しては短刀とも言われています〜由来・逸話〜 家光自筆の銘が入っていたという。細かな由来はなく家光の銘により呼ばれていた。脇差は切る事がメインになりますが、短刀だった場合切るではなく刺突が主な使い方になります。なので人間無骨同様、骨が無いかのように刺せた(切れた)という事かもしれません。〜イメージ〜骨
2018年11月26日 09:16
No.178 153振人間無骨 (にんげんぶこつ)十文字槍 和泉兼定作〜由来・逸話〜 表の塩首付近には「人間」、裏には「無骨」の文字が彫られている。この槍の前では人間の骨など無いも同然という意味で、それほどの鋭い突き味を持っていた事から名付けられたとされる。ちなみに塩首とは槍の穂先の根元の事です。森武蔵守長可が使っていた槍伊勢長嶋の戦いでこの槍で27の首級をあげた。
2018年11月25日 10:16
No.177 152振横雲正宗短刀 朱銘 横雲正宗/光徳(花押)〜由来・逸話〜竹中伊豆守重利が豊後1万石を領し入部する際に、誤って海中へ落としてしまった。その後拾い直した時に、古今和歌集の歌にちなんで名づけたという。歌にちなむ刀です。 霞たつ 末の松山 ほのぼのと 波にはなるる 横雲の空ほのぼのと夜が明けていく中、たなびく横雲が波を離れるかのように空へ立ち上ってゆく
2018年11月24日 17:31
No.176 151振雲井刀 長運斎綱俊作〜由来・逸話〜 遥かに遠く、また高く及び難いことを雲井といい、そのことから号したという。何がとは書かれていないものの、号と表現からまるで雲のようだなと感じました。〜イメージ〜空高く伸びる雲雲が空高く大きく伸びる様子をイメージ。〜最終案〜 海上に広がる入道雲遠く空高く幾重にも重なり圧倒される感じを由来に重ね作成しまし
2018年11月23日 16:28
No.175 150振牛切丸太刀 銘 一号 牛切丸〜由来・逸話〜 那須野ヶ原で鷹狩りを開いていたときのこと、突然一頭の牛が白河義親の前に出てきて一声鳴いたため、腕にいた鷹が驚き逃げ去ってしまった。怒った義親は差していた太刀でその牛を切り捨てたところ一刀両断してしまったため、その太刀を「牛切丸」と号したという。癇癪起こして切ったところとてつもない切れ味だったので名を付けたという
2018年11月22日 09:03
No.174 149振薙刀 蝉丸(せみまる)〜由来・逸話〜 武蔵坊弁慶が使っていたとされる薙刀京を離れ奥州藤原氏を頼ることにした源義経一行は、平泉を目指し亀割峠を越えようとしていた。その時、義経の北の方(郷御前)が産気づいたため、弁慶が産湯を探して沢へと下っていき、小国川の川べりにあった湯煙を上げる大きな岩に薙刀を突き立てたところお湯が噴き出してきたという。このお湯を、まもな
2018年11月21日 09:09
No.173 148振祝儀の刀(しゅうぎのかたな)〜由来・逸話〜 祝いの儀式のさいに贈答される刀武家での贈答して誕生、七夜、袴着、元服、婚約、結婚、着帯、出産、就職、昇進、官位、任命、家督相続、新築などの際に用いられた。年代が進むにつれ決まりごとや慣例も増えていった。〜イメージ〜祝儀祝い事などの文化に目を向けて考えてみた。〜最終案〜 水引祝儀などに用
2018年11月19日 17:40
No.171 146振注連丸行平(しめまるゆきひら) 御物 刀 紀新大夫行平の作〜由来・逸話〜 神前に横に掛けていたため号したという。※注連縄(しめなわ)に掛けているという意味〜イメージ〜御物で神前にかけられていたという事で縁起の良さそうな感じにしました。〜最終案〜 まとまりを意識し丸い注連縄にしました。最初印影を紅白にしていましたが情報量が増えるので背景に
2018年11月18日 12:41
No.170 145振野干丸(やかんまる)太刀 三条小鍛冶宗近の作〜由来・逸話〜不明ただ、作者は違うが同銘で野干剣というものがある。こちらには由来がある。焼刃はなかったが、夜の闇を照らして明るくしたという。 野干とは狐の異名で、尾を打って火を出す(狐火)とされる。三条宗近の刀には狐由来のものが多いので似た由来かもしれません。〜イメージ〜狐火狐火を表現す
2018年11月17日 17:00
No.169 144振秋葉山信国(もみじやまのぶくに) 刀 京都信国の作〜由来・逸話〜 元は紅葉山の宝蔵所蔵のもの紅葉山とは、かつて江戸城内西の丸にあった小山のこと。古くは「鷲の森」とも呼ばれた。太田道灌の江戸城築城以前から存在するという。〜イメージ〜紅葉山と鷲名前の由来となった山とその元の名前からイメージ。〜最終案〜 鷲と秋の山 鷲は力強い目が特徴的な
2018年11月16日 16:48
No.168 143振蜻蛉不留の槍**(とんぼとまらずのやり) **槍 相州正宗作〜由来・逸話〜 この槍に蜻蛉が止まると、真っ二つになることから名付けられた。もとは豊臣秀吉秘蔵の槍。蜻蛉切とにた由来になります。槍は長さや形状的に止まりやすいのか。旗印に使われたりなど色々ありますね。〜イメージ〜 止まった蜻蛉止まっている蜻蛉をどう表すか考えました。 〜最終