見出し画像

早起き習慣化キャンペーン実施中&参考図書3冊

二週間以上続けられた事で自信になったので、満を持して書いてみます。

早起き習慣化キャンペーン

例え同じ睡眠時間であっても、早寝早起きだと問題ないのに遅寝遅起きだと身体の調子が明らかに良くない(22時に寝て5時半に目覚めるのだと一日中問題なく過ごせるのに、1時に寝て8時半に目覚めるのでは何となくだるさがお昼前まで取れないだとか)という経験を何度か身をもって実感してきた事で、自分は朝型の人間なんだなと思い知るようになりました。

それとは別に、今年から弊社でも在宅勤務が始まった事で、週5日の勤務日のうち1日か2日は通勤時間が発生しない日が出てくるようになりまして。
いつもなら家を出ている時間を過ぎてもまだのんびりしていられるし読書も捗る!すごい!……と最初は思っていたのですが、いつの間にやら在宅勤務日=スマホのアラームをセットしなくてもいい日、という図式が出来上がってしまっていました。
ぐうぐう寝て目が覚めたらスマホ手に取って、時刻確認の流れでそのままSNS見たりしておふとんの中で漫然と時間を溶かす、、、なんていう事が続いている自覚が芽生えてきたのです。それでも始業時間に間に合ってしまう在宅勤務。



こんなことじゃいかんよな。
と思い立って行動してみたわけです。

と言いつつ実際にやった事はひとつだけ。

画像1

これまで出勤日の前日は、翌朝6時にアラームが鳴るようセットする事を毎回寝る前に続けていたのですが。
それを止めて、アラームが鳴る時刻を毎朝出勤日と同じ時刻(6時)に設定しました。

在宅勤務日だろうと土日だろうと前日眠りに着いたのが何時であろうと関係なく、毎朝必ず6時にアラームが鳴ります。
始めて最初の日曜日はアラームで目が覚めたので、えっ今日何曜日??と焦ってスマホで日付を確認して、日曜日だラッキー!なんて思ったぐらい。
(もちろん先日六本木のホテルに泊まった時も例外なく6時に起きました。朝7時に歩く六本木ヒルズ、人がぽつぽつとしか居なくて悪くないなと思ったものです)



平日の出勤日は、一応モーニングルーティンが自分の中で出来上がってるんですよ。

起きる→カーテンと換気窓を開ける→お手洗い→うがい顔洗い→お水を多めに飲む→コンタクトレンズ装着とスキンケア→おふとんを整える→着替える→メイク→ゴミ出し→朝ごはん(チーズトーストときなこヨーグルトとコーヒー)の準備→チーズトーストが焼けるまで筋トレ→朝ごはん食べる→食器洗って歯磨き→おうちを出る

朝ごはん食べながらツイッターやnoteや読書メーターを見るので、それが長引いた時には食器洗いを帰宅後に回す事もあるんですけど。
ここまでの一連の流れは今の家に住み始めてからずっと続けているおかげで次の動作を考えずとも出来る習慣になってるので、出勤日は起きてからおうちを出るまでの50分間をストレスフリーで過ごせています。

しかしこれが在宅勤務日や休日になると途端にグダグダになる。
いや出かける予定のある休日ならまだいいんです。問題はおうちから出ずに過ごす在宅勤務日と休日。
間に合うからおふとんで過ごす心地よさに甘えてしまう。
あるいは起きてからおふとんを整えるまでが問題なく出来ても、その後が続かずどうしようかなと迷ってふとスマホを手にして漫然と眺めてしまって気付けばえらい時間が過ぎてんじゃないか!なんて事になる。
これを変えたいなと思っての早起き習慣化キャンペーンです。

同じ時刻に起きる事を二週間以上続けたとはいえ、その中で迎えた在宅勤務日はまだ二日間、おうちから出ない休日は三日間。
こんなふうにしたい、という理想は以下。

起きる→(出勤日と同じなので省略)→おふとんを整える→洗濯機をまわす→部屋とどこかもう一か所を掃除→好きな歌三曲(だいたい12分ぐらいか)をBGMに筋トレ→洗濯物を干す→朝ごはん→noteを書くか本を読む

…というふうにしたい。
考えずに出来るほどの習慣化にはある程度の日数が必要なので、長い道のりではありますが。
そしてこれからもっと寒くなるので、おふとんのぬくぬくの誘惑に打ち勝つ意志の力も必要になってくるわけですが。
(なぜこんな時期に始めたのか??それは一番厳しい季節に身に着けておけば後が楽だからです。思い立ったが吉日!)

自分の時間は自分次第。
有効に使っていきましょう。


参考図書3冊

習慣を味方につけるべく、過去に読んだ時間術や習慣術といった内容に関する本で心に残っているものを最近再読しました。
その中で自分なりに良いなと思った3冊をさらっとご紹介しますね。

レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功法則
本田直之/幻冬舎新書

数年に一度のペースで読み返してるんですが、よくよく考えたら引っ越したり仕事が変わったりなど、環境が変わる度に再読しているみたいです。
人はすぐ忘れるからこそ繰り返し確認し意識付けを行うことが必要だ、と著者も説いているので、その通りになっているなと思う次第。

書名には時間術とありますが、本書で語られるのは「習慣化」の重要性と、そこから得られる恩恵です。それが結果的に最適な時間術を説く事に繋がってくる。

今でこそインスタやYouTubeで様々な人がモーニングルーティンやらナイトルーティンやらを公開しているので目新しさは無いかもしれませんが、自分なりのルーティンをパターン化して習慣にしてしまう事で快適に過ごせるよ!という意見を2007年発売の本書で語りつくしているあたりはやっぱり新しかったと思います。
習慣化のために必要な事を、具体例も交えていろんな面から語りつくしているので、自分も実践するぞと気合いも湧いてくる。

幻冬舎新書なので(偏見?)、さらさらっと読める簡易な文体なのもありがたいです。


自分の時間 1日24時間でどう生きるか
アーノルド・ベネット/三笠書房

何年か前にブックカフェで見かけて、瀟洒な装丁が気になって読んだ一冊。もう一度ちゃんと読もうと思って購入しました。
こちらも同じくさらさらっと読める簡易な文章ではあるんですが、充実した一日を積み重ねる事が充実した人生をつくっていくのだ、という説得力のある意見に触れられます。長く読み継がれるものはそれだけの理由があるのだやっぱり。

一番刺さったのが「頭の中に「内なる一日」をつくる」という考え方。
ざっくり言うと、みんなに平等に24時間与えられている1日とは別に、仕事の退勤時間から翌日の勤務開始時間までの間を「自分だけのもうひとつの一日」とするもの。

わたしの場合は8時15分から17時30分までが仕事における一応の定時なので、17時30分から翌朝8時15分までを「内なる一日」として扱うことになります。
この「内なる一日」は、給料を稼ぐために働く必要のない時間です。
ここをどう充実させるかが鍵。
早起きを始めようと思ったのもこの考え方がきっかけです。睡眠時間も含めての「内なる一日」なのだから、自分が朝型だと自覚した以上は有効に使いたい。それだったら同じ8時間睡眠でも、遅寝遅起きでその後までもグダグダにするより早寝早起きで無駄なく使うほうがずっといい。

「習慣化」にとっても必要な考え方なので、一緒に読めて良かったと思っています。


夢の叶え方を知っていますか?
森博嗣/朝日新書

この本は時間術とは少し違うんですが。
後に早起き習慣化キャンペーンへと繋がっていく、生活を変えようと思った一番最初のきっかけが、この本の背表紙に書いてある「今日から行動」の一言だったんです。
部屋で本棚を何気なく眺めた時に目に留まって、そのまま手に取って再読しました。そしてめっちゃ響いた。本に呼ばれたような再読でした。

誰かにとって都合の良いものを「自分の夢」や「やりたい事」と思いこまされていないか。
いま自分が抱いている夢の正体は「他人に見せたい夢」ではないか。

などといった内省の時間を持つ事を、最近全然出来てなかった。
SNSに浸って漫然と時間を消費する事への焦燥は何となくあったけれど、そこから動けずにいた自分の背中を押してもらえました。
そもそもやりたい事があれば、SNSに浸っている時間などないのだ。

特に第3章「夢の価値」と第4章「夢を実現させるためには」を宝物のように思っています。
①習慣化・②時間術の両方を取り入れて、自分自身の生活を変化させる事が出来たその先のための一冊という位置付けで、今回紹介してみました。


以上です。
充実のための手綱は自分でしっかり取らないとな、と思う2020年の秋。
本を読むのもnoteを書くのも好きだし、続けていく事で新しい世界が見えることを期待しています。お互い頑張りましょうね。




この記事が参加している募集