黒井

都内在住。本と写真と恋人が好き。新日本プロレスも好きです。note上で使用している写真…

黒井

都内在住。本と写真と恋人が好き。新日本プロレスも好きです。note上で使用している写真は全て自分で撮影しています。

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    タイトル通り、何度でも読み返したい記事を蒐集させて頂いています💌📚

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  • 新日本プロレスの話

    新日本プロレスについて書いた記事まとめです。いま読み返すと浅薄さに赤面な内容もありますが。。。

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    読んだ本の話をあれこれ。#blackbookshelfもあるよ。

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2021年後半に読んだ中で心に残った本11冊

こんにちは。 半年のタイムラグを経たものの、先日「前半」の10冊を書いたので、気持ちをリセットして「後半」で心に残った本をピックアップしてみました。 半年ごとのまとめ記事を書く時は、ずっと「10冊+おまけ」というスタンスでいたんですが、今回はどうしても切り捨てる事が難しく…。 そのため開き直って「11冊」にしました。 いいんです綺麗な数字の並びだし。 9月ぐらいからPS2のゲーム『ペルソナ3フェス』と『ペルソナ4』にハマってずっとプレイしていたので、下半期の読了冊数はいつ

    • 「望まぬナイフ」と「額縁」への妄想 ーー Ado『アタシは問題作』感想

      2023年2月20日に配信リリースされたAdoさんの新曲 『アタシは問題作』 楽曲提供:ピノキオピーさん 動画作成:えいりな刃物さん 軽快かつ聴いてて痛快な曲調に、高低差だらけのジェットコースターみたいなメロディと、Adoちゃん自身の境遇が重なる歌詞が乗っかったこの歌。 もう暇さえあればの勢いで曲を聴き動画を観て、とハマり倒しております。 本作の発表に合わせてAdoちゃんとピノキオピーさんの対談動画がアップされたんですが、その中でピノキオピーさんは そんな相反する様子を

      • その勇気が「希望」になりますように

        ※ヘッダ写真は2023.3.5後楽園ホールで撮影。 SANADA選手は、過去に言った 「頭から落とすだけがプロレスじゃねぇんだよ」 がファンの間でも語り継がれており、危険な大技に頼らないプロレスで魅せることがパブリックイメージにもなっているプロレスラーです。 上記リンク先の東スポ記事を引用しますが、まさに「研さんした技術で基本的な技をいかに美しく見せるかにこだわってきた」選手。 でも昨日の試合で見せた新技は、変形DDT、対戦相手を頭から突き刺すものでした。 それだけでは

        • 忘れたいのに覚えておきたい

          推しと対面した時のことを、なんの後悔も反省もなく最高の思い出として振り返れる人が心底羨ましい。 この記事はいわゆる「接触イベント」と呼ばれるものに参加した思い出を綴るつもりで書き始めたのだけど、そういう私だからもう思い出どうこうより大反省会の様相を呈する内容になるのが、正直書く前から想像がついてしまうのも確かだ。 しかし一方で、その中で得た感銘を「いま」の自分の感情と言葉で書き残しておくことで、どれだけ時が経ってもその瞬間を鮮明に思い出せる。そんな掛け替えのなさも経験的に

        • 固定された記事

        2021年後半に読んだ中で心に残った本11冊

        • 「望まぬナイフ」と「額縁」への妄想 ーー Ado『アタシは問題作』感想

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        記事

          違う世界を行き来して

          2023年1月の後半は、振り返ってみればなんでこのタイミングにこんなに集中したのかと思わずにいられないぐらい、私にとって楽しみな予定が詰まりまくった時期でした。 その中でも期待感が心の中で特に大きな位置を占めていたのが, 1月21日(土) 横浜アリーナ 新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ 1月24日(火) 日本武道館 ポルノグラフィティ 18thライヴサーキット ”暁” 最終日 のふたつです。 (1月28日に行ってきたエル・デスペラ

          違う世界を行き来して

          振るわれる強権に失望した話

          私自身Twitterのアカウントを取得して長いこと続けてきていますが、その際にメインで使用しているのは、サードパーティ製アプリ『feather』の有料版でした。 買い切り制なので、一番最初に300円台ぐらいで購入してから多分もう8年以上はお世話になっているかと。 なので本当に大打撃です。 全くもって仰る通り。 ・ 広告が無い ・ 画面上のカスタマイズ自在 ・ 複数アカウントの切り替えも簡単 ・ リスト閲覧やミュートなどの機能の充実度が高い ・好みに合いそうなユーザーを紹介

          振るわれる強権に失望した話

          「新日SS」 の話がしたい

          昨年から開発中との話を何度となく耳にしていましたが、正直そこまで興味を持ってなかったんです。ごめんなさい。 この記事は最初っから最後まで、今年2月にリリースされたスマホゲーム「新日本プロレス STRONG SPIRITS」(以下新日SS)の話です。 書いてるうちに楽しくなってきて、やたら長文になってしまいました。 ※本記事のヘッダ写真はわたしのアカウント情報です。ゆるっとフレンド募集してます。チームで対戦しましょうぞ。 興味を持っていなかったにもかかわらず「やってみたい!

          「新日SS」 の話がしたい

          ちょっとオカルトっぽい話

          オカルトの定義、正直よく分かってないけども。

          ちょっとオカルトっぽい話

          「地獄への道は善意で舗装されている」

          こちらのCM、見たことありますか? 様々なスキルをアプリのようにインストールすることで、誰でも出来るようになる一例だそうです。 こないだ目にして度肝を抜かれました。 といっても技術の凄さにではなく「指が勝手に動く!」と興奮する様子の異様さに。 ピアノに限らず何かを習得するには一万時間が必要と聞いたことがありますが、一日五時間練習したとして、一万時間に到達するには約五年半。その時間を丸々すっ飛ばしてスキルだけ得られるという、なんとも合理的な実現ですね。 慣れてなくて相応の筋

          「地獄への道は善意で舗装されている」

          再読の醍醐味の話がしたい

          「一度読み終わった本はもう二度と読まない」という意見をお見かけすることがあります。 思いつく人だと作家の森博嗣、あと以前読んだサマセット・モームも著作『サミング・アップ』(岩波文庫)でそのように書いていました。 私自身、一度の読了をもってその本との縁をおしまいにすることもあるので、すべての本に対する再読の推奨ということは出来ません。 ただ、どんな本であっても再読をいっさい行わない理由が「読了時点でその本から得られるものをひととおり吸収できたから、もう読み返す必要がない」とい

          再読の醍醐味の話がしたい

          【ミニマリストへの道】個人的参考図書5冊

          なんとなく毎週更新を目指していたのに途切れてしまいました…。欠かさず更新している人みんな本当にすごい。これからは好きなタイミングで気楽に書こうと思います。 さて。 年明けに書いた下記の記事を通して、生き方としての「ミニマリスト」をちょっとずつ目指してみたいと考えるようになりました。 第一歩として買った小さなお財布の存在もそろそろ馴染んできたので、次は小さなカバンだなあと目論みつつ。 それと合わせて、実際にミニマリストとして暮らしている人の意見を読んでみたいと思ったんですよ

          【ミニマリストへの道】個人的参考図書5冊

          新日本プロレスワールドの好きな試合を淡々と紹介する

          ※ヘッダ写真は2021年12月22日後楽園ホールで撮影。 今回の記事は自分の趣味偏愛に全振りします。 タイトル通りのnoteを書くに当たって、まずは私の新日本プロレスファン歴と趣味嗜好の話から。 ・2019年11月頃に高橋ヒロム選手を知る。 ・プロレスを好きになるきっかけは、2020年イッテンヨンのウィル・オスプレイvs高橋ヒロム戦。 ・高橋ヒロム選手とSANADA選手が一番好き。 ・プロレスの面白さを知ってから、最初に好きになったのは鷹木信悟選手。 ・ロスインゴ箱推し。

          新日本プロレスワールドの好きな試合を淡々と紹介する

          とにかく無性に小説が読みたい

          ↑こちらの記事を実行してから約ひと月。 購入本をちまちまと読み進めていって、残りの積読本は『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』のみです。 それ以外にも魚豊『チ。ー地球の運動についてー』(小学館)という漫画を6巻(現時点で単行本の最新刊)まで読んで興奮したり、ふらっと行ったジュンク堂で一目惚れした本を読んだりなどして過ごした2月でした。 1巻の表紙、改めて見るとエグいね…。 (足が地についてない) 加えてChromebook購入のおかげで、パソ

          とにかく無性に小説が読みたい

          本棚の並べ方どうするか問題2022

          最近応募が始まったハッシュタグ「#わたしの本棚」を目にして、ふと2年前に書いた記事を思い出しました。 今の家に越してきてから、ちょうど半年ほど経った時期でした。2年前の私はそこにこう書いています。 今の部屋に住むようになって新しく本棚をふたつ買った事をきっかけに、手持ちの蔵書のうち文庫本と単行本はこの本棚に入る分だけを手許に置こうと決めて今に至っています。 当時の自分に言いたいです。 2年という歳月は、その決意が実現不可能であることを思い知るのにじゅうぶんな長さだぞ。

          本棚の並べ方どうするか問題2022

          無自覚の渇望

          カミュ『異邦人』を読んだ時、自分にとって大きすぎる出来事を前に身動きが取れなくなる感覚と、それゆえに日常の些末な場面をやたら鮮明に記憶している状態には、少なからず心当たりがあると感じたものだった。(実際の内容は全然違うので、何故こんなふうに感じたかを問われると困ってしまうのだけど) 私で言えば祖母が亡くなった翌朝の事と、もうひとつ、初めてのひとり暮らしを開始した夜の事。 実家を出たのは2011年3月10日だった。 涙する母に見送られて乗り込んだ高速バスに揺られること数時間

          無自覚の渇望

          リアル書店だけの遭遇に固定観念バキバキに砕かれた話

          ジュンク堂書店の池袋本店が好きです。 地下一階から九階まで、建物全体がひとつの店舗という規模の大きさに加えて、品揃えも多種多様で本当に重宝しています。 私で言えば雑誌『週刊プロレス』を確実に手に入れたい時を筆頭に、欲しい本が決まっているなら、ここに来ればほぼ間違いなく手に入る。 そして欲しい本が特に無くても、気になるジャンルの棚をなんとなく眺めるだけで、新たに好奇心をくすぐられる一冊に出会えたりする。 だけど先日は、また少し違う感銘に出会えました。 今回はその話。 ◆

          リアル書店だけの遭遇に固定観念バキバキに砕かれた話