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振るわれる強権に失望した話

私自身Twitterのアカウントを取得して長いこと続けてきていますが、その際にメインで使用しているのは、サードパーティ製アプリ『feather』の有料版でした。
買い切り制なので、一番最初に300円台ぐらいで購入してから多分もう8年以上はお世話になっているかと。
なので本当に大打撃です。

全くもって仰る通り。

・ 広告が無い
・ 画面上のカスタマイズ自在
・ 複数アカウントの切り替えも簡単
・ リスト閲覧やミュートなどの機能の充実度が高い
・好みに合いそうなユーザーを紹介することに画面のスペースを割いたりしない

そして定型文の設定から、投稿ボタンが下にあるから指が届きやすくて便利といった細やかなことまで、とにかく優れた環境を提供してくださるアプリでした。


仕方ないからTwitterの公式アプリを使おうか〜〜と気持ちを切り替えることに対して抵抗感があるのは、

1月13日(金) サードパーティ製アプリが一斉に使用できなくなる
  ↓
1月18日(水) サードパーティ製アプリの利用制限が意図的なものであることを、Twitter公式が正式に認める
  ↓
1月20日(金) 開発者向けルールがひっそりと改定される
  ↓
同日、Twitter公式がサードパーティ製アプリの全面禁止を発表


という時系列ゆえです。
順番がおかしいだろ。

上記リンク先にも、サードパーティ製アプリ開発者側の憤りの声が紹介されています。


環境を提供していただいているのは有り難い事です。
その環境が決してタダではないことも、裏側で沢山の人が仕事として関わっていることも頭では理解できます。
でもだからって「使用制限からの規約変更」という流れをも肯定しないといけないんでしょうか。


有料版が禁止されたにもかかわらず、なぜか無料版の『feather』アプリは変わらず使用できるので、今のところはTwitterを見たりツイートしたりする時にはそちらを利用しています。
しかし今回の使用禁止発表はサードパーティ製アプリ全般のため、いずれ無料版も使用できなくなるのは目に見えている。


推しのツイートやスペース(Twitterユーザーだけが参加・聴取できる音声配信)をチェックしたり、新日本プロレスが提供するタグを使用した実況などに使いたいので、完全に辞めるという選択肢は今のところありません。
(恋人がTwitterをやっていなかったり、大好きな新日本プロレスのSANADA選手がアカウントだけ残したままTwitterをやめてしまったりなどのお手本が身近にあるので、執着無く断ち切れる潔さに憧れはありますが)

終わりを受け入れて公式アプリなりブラウザ版なりの使用へと切り替える日が来るのでしょうけど、小さくとも抵抗はしたいです。
今までと変わらない使用頻度で時間を溶かすのはやめたい。


というわけでMastodon(マストドン)の登録をしてみました。
外国語が全然できないので日本鯖で。

知り合いが全然いない状態なので、noteや読書メーターなどと同じ「黒井」名義にすることもできたんですが。
先日、新日本プロレスのエル・デスペラード選手がご自身のスペースで質問募集していた時、名前を呼んでいただいたのをきっかけに「真冬」もまた特別な響きになってしまいまして。
ちょろい奴だと重々承知の上で「真冬」の名前を引き継いでみました。

(余談ですが真冬の名前は森博嗣さんの小説『四季 冬』の英題 ”Black Winter” から拝借しています)


まだ手探りですが。
現状のタイムラインに人が全然いない雰囲気が、10年以上前にTwitterを始めた最初期を思い出して懐かしいです。
何気なく放った言葉に、知らない人から「お気に入り」のお星さまがとんでくる距離感は読書メーターっぽくて、こちらもまた馴染み深いもの。

また、アプリの検索画面内「コミュニティ」をタップすると同じサーバー上にいる人のトゥート(Twitterで言うツイート)が表示されるんですが、それが自分の興味関心と全く無関係に、投稿された順に表示されるのが新鮮に映ります。
その濁流めいた流れの中で、胸を打つトゥートが不意に視界に入ったことをきっかけに、その人のホーム画面を開いてみたりもして。



2023年こそ、SNSとの付き合い方を本気で考える一年にしたいです。今更ながら新年の抱負。

そして、まとまった内容や考えを一気に出力してしまえるnoteもやっぱりいいものですね。
書きたい欲だけ燃やしながら去年は更新が途切れてしまったので、こちらも程よい距離感を模索したいです。
去年読んだ本のまとめとかプロレス観戦日記とか、新日SS(新日本プロレスの選手育成スマホゲーム)で個人的に好きなパートナー編成の話とか書きたいぞ。


改めて、今年もよろしくお願いします。
お互い2023年が昨年より素晴らしい一年になるといいですね。



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