見出し画像

自信を持つための行動目標設定

こんにちは、メンタルコーチのSakiです。
今回は「死人テスト」に基づいた、自信を持つための行動目標設定についてお話ししたいと思います。自分責めがちな人にお役に立てるといいなと思います。

死人テストとは?

死人テストは、行動分析の分野で用いられる概念で、アメリカの臨床心理学者オグデン・リンズリー(Ogden Lindsley)によって提唱されました。このテストの目的は、行動目標が実際に行動を伴うものかどうかを確認することです。基本的な考え方は、「死んでいる人でもできることは、行動とは言えない」というものです。

具体例で理解しよう

行動目標を立てる際、よく見られる誤りの一つは、抽象的な目標を設定してしまうことです。例えば、「自分を責めないようにする」という目標です。この目標は、死んでいる人でも達成できますよね?つまり、具体的な行動が含まれていないため、適切ではありません。

適切でない目標

  • 「じっとしている」

  • 「何もしない」

  • 「怒らない」

これらは、死んでいる人でもできる行動なので、行動目標としては適切ではありません。

適切な目標

  • 「1日に10分間歩く」

  • 「毎日3つの新しいことを学ぶ」

  • 「深呼吸を3回行う」

これらは、生きている人だけが達成できる行動なので、行動目標として適切です。

死人テストの適用方法

死人テストを実際に適用する際には、以下のステップを踏むことが一般的です:

  1. 行動目標の設定: 最初に設定された行動目標を明確にします。

  2. 死人テストの適用: その行動目標が死んでいる人でもできるかどうかを確認します。

  3. 修正: もし目標が死んでいる人でもできるものであれば、それを生きている人しかできない具体的な行動に修正します。

なぜ死人テストが重要なのか?

死人テストは、行動目標が具体的かつ行動に基づいていることを保証するためのツールです。これにより、行動目標が達成可能で測定可能なものとなり、行動の改善や変更に対する明確なガイドラインを提供します。行動目標が具体的であると、自分自身の進捗を確認しやすくなり、自信を持つための基盤となります。

自信を持つための行動目標設定

自分を責めがちな方は、自信を持つための行動目標設定が特に重要です。例えば、「毎日10分間、自分の好きなことをする」という具体的な目標を設定してみてください。この目標は、死んでいる人にはできない、生きているからこそできる行動です。そして、達成感を味わうことで、自信を少しずつ積み重ねることができます。

最後に

死人テストを活用することで、行動目標を具体的かつ実行可能なものに設定し、自分を責めることなく、自信を持つための第一歩を踏み出しましょう。行動の積み重ねが、あなたの自信と成長につながります。

もしこのブログが役に立ったと感じたら、ぜひシェアしてください。そして、さらなるサポートが必要な場合は、私のメンタルコーチングのセッションに参加してください。あなたが自信を持ち、充実した毎日を送る手助けができることを心から願っています。

一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。

---------

 私自身も自分責めが強く、なかなか自信が持てず悩んでいました。しかしメンタルコーチングに出会い、死人テストを用いて目標設定し実践していくと、自分の出来てる所にも目を向けられるようになり、自分を応援し色んな事に挑戦できるように変化してきました。

現在は、日本メンタルコーチ協会 認定コーチとして
ノア君と一緒♡マインドフルネス自慈心カード」を使って
オンラインでカードセッションを行っています。
このカードは、うつ病や適応障害、発達障害の治療補助ツールとしても用いられています。

私やカードセッションについてご興味を持って下さった方は、
インスタグラムの投稿を見て頂けると嬉しいです(^^♪

☆インスタグラム:
https://www.instagram.com/s2ki.2525/