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「ふかわって月9じゃなく水10枠だよね」

しほ

フル在宅勤務も早いもので3ヶ月目。前回のnoteを書いた頃はGWまでに落ち着いたらいいなぁなんて思っていたけれど、やっぱり難しそうだ。一年でいちばん陽気が良くてお出かけしたい時期なのにね。

ちなみにその退職とお暇と転職の赤裸々noteは想定外の大反響だった。どれくらいかというと、Twitter/FBでのコメントやいいねを超え、高校卒業ぶりの友達から現職親会社社長まで、いろんな人から個別連絡が飛んできてZoom飲みが激増したレベル。全私がびっくりである。去年だったら「ご飯でも行こうか」となるはずの着地点がZoom飲みなことに寂しさを覚えつつも、まあ何にせよ勇気出して良かったなあという気持ち。

生活を整える楽しさ

在宅勤務が長引くと分かってから「飲み代浮いたしね！」を合言葉に住環境にフル課金している。我が家は元からデスクがあるから大きいものは買っていないけど、AirPodsProとAmazon echoは特によかった。仕事中はAmazon echoでジャズやらボサノヴァやらBGMを垂れ流し、仕事が終わればAirPodsで音楽を聴きながら料理をしたり、音声だけZoom飲みに参加したり。

今はクラファンしたノートPCスタンドが届くのを心待ちにしているところ。結局買い物総額が飲み代以上になったのは言うまでもない。

コロナのおかげで断捨離する人が増えたらしいけれど、きっとモノだけじゃないはず。ついつい仕事帰りにコンビニで甘いもの買っちゃうとか、あまり乗り気じゃない飲み会に顔を出すとか、”場”があるからこそ惰性で続けていたことを断捨離する良い機会になったんじゃないかな。

私は元から断捨離常習犯なので、やめたいことは布団でスマホだらだらいじるくらい。それよりも「やりたかったけど手を付けられてなかったこと」が出来るようになったことが嬉しい。

ちゃんとやりたかったことオブザイヤーが料理。別に料理すること自体は嫌いじゃないし土日は普通に作ったりしてたんだけど、心のどこかではもっとちゃんとしたものを食べたいと思っていて。仕事とか飲み会を言い訳にスーパーのお惣菜になりがちだったのが、今やほぼ毎食白ご飯＋3品（肉or魚、野菜、汁物or一品モノお惣菜）の生活をしている。さすがに1日3食毎回作るのは手間だから週2,3の作り置きメニューのレンチンだけど、おかげで主婦さながらばっちばちの料理脳になった。今も我が家の冷蔵庫には、豚肉と玉ねぎのみそ炒め、茄子の揚げびたし、ミートボールのトマト煮etc.が眠っている。

あとは花瓶に花を挿してみたり、ルームフレグランスを新調したり、片っ端から掃除したり、布という布（洋服はもちろんクッションカバーからカーテンまで）を洗濯したり、ひたすら身の回りを整える日々だ。

だいぶ前、職業柄いろいろな子供に接する母が「毎日きちんと3食食べたり時間を守ったり、当たり前のことを当たり前にできると気持ちが整って余裕ができるんだろうね。年齢比でしっかりしてるなって子の親に話聞いてみると、やっぱりそういうとこきちんとしてる家庭が多い」と言っていたのを覚えている。整ってるって心地良いよね。

もちろんコロナ禍で良かったなんて口が裂けても言わないし出かけたい場所もたくさんあるけど、自分のごきげんを保つために出来ることをただ粛々とやる日々、これはこれで好きだったりする。ポジティブは意思なのだ。


足りないモノの補い方

最近結構な頻度でZoom飲みしているんだけど、とある友達にストレングスファインダーのグレードアップを勧められたので早速やってみた。（酔った状態でちゃんと英語を読めてなくて、最初アップグレードじゃないフルパックを購入したのはオフレコということで）

34資質の順位はこちら。　※数字が小さいほど傾向が強い

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これってもしかして…私のSF結果…

＼ 偏ってる〜〜〜!? ／（君の名は風に）

結果を見る前からきっと戦略的思考力は下の方だろうなとは思っていたものの、TOP10に入っていないどころかTOP15ですら1つも入らないという衝撃。母数34なのに何これ。というか逆にTOP15まで入れると人間関係構築力が9つコンプリートできてしまうのもある意味すごいかもしれない。

【戦略的思考力が乏しい】ということに自覚があって科学的にも証明されてしまったとなると、もはや開き直るしかない。私の場合きっと、人の何倍もの時間をかけて自分の苦手なゾーンを頑張るよりも”戦略的思考力に強みがある誰か”と組んだ方が圧倒的に早い。そして、そのために強みである人間関係構築力をフル活用して、”誰か”に協力してもらうための口説き方巻き込み方を考え抜くのに全力を尽くせばいいのだ。

というかそもそもこの考え方自体が最上志向×ポジティブ×アレンジの極みなんだけど、読んでもらった方が早いので私の実際の詳細結果を貼っておく（上から①最上志向②ポジティブ④アレンジ）。

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隣の芝生が青いからチームを組む

実は半年前、とある面接で「ふかわさんが憧れる/一緒に仕事をしたいと思うタイプはどんな人ですか」と聞かれたとき、「行動力のあるバカとロジカル全振り冷徹一匹狼です」と答えた記憶がある。前者は想いだけで突っ走れる真っ直ぐな人、後者は論理的で客観的な視点が強い人の意。どちらもないものねだりの憧れからくるものだけど、ストレングスファインダーに置き換えれば行動力のあるバカ＝実行力の塊だし、ロジカル全振り冷徹一匹狼＝戦略的志向力の塊だし、ものの見事に伏線回収がされた。

ストレングスファインダーの結果からも分かるように、私はおそらく一人で完結する仕事よりもチームで進める方が楽しいし適性がある。この間先輩からのコメントが嬉しすぎてついスクショした。

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これに関しては自分でも自覚があって、よく言えばまとめ上手、悪く言えば他の人ありきなのだ。この特性は一歩間違えれば「アイデアだけ吸い上げて手柄横取りしないでほしい」みたいなことも起こりえるから、こう言ってもらえるのはとてもありがたいし、私としてはアイデアや事例を発散してくれる側の人たちにリスペクトが止まらない。

今思えば小さい頃からずっとバランサータイプで、小学生のときは友達同士のケンカを仲裁して「みんなにいい顔しないで！」って怒られたしｗ、中高部活は攻撃タイプの子と組んで私が立て直すプレースタイルが多かったし、大学のときは「ゼミ全体がうまく回れば私の肩書は何でもいいから指定してくれ」って教授に直談判した気がする。ある意味筋金入りのファシリテーターなのかも。


興味の対象は自分？相手？

アップグレードを勧めてくれた友達も私もアセスメント大好きなのは共通してるんだけど、特性や資質を知りたいと思うモチベーションが自分を知るためなのか相手を知るためなのか違っていたのも面白かった。言うまでもなく自分を知るためなのが友達（戦略的思考力強め）、相手を知るためなのが私（人間関係構築力強め）だ。自己内省のためorコミュニケーション円滑化のため、と言い換えてもいいかもしれない。

その友達は「人の名前が覚えられない、言われたことを忘れる」と言っていたけど、本当に真逆だなあと思った。一方の私はつい3ヵ月前、高校の友達の家に遊びに行ったとき「当時このひざ掛け学校で使ってたよね！」と言ったら普通に引かれたし、昔から人が絡むと以上に記憶力が爆上がりしがちだった。ちなみに悲しいかなこの記憶力は世界史の受験勉強には生きてくれず、最後まで苦手だった。歴史上の偉人は私にとっては遠い存在だったのかな、ぴえん（言いたいだけ）

で、逆に、私は”自分が誰に何をしゃべったか”はすぐ忘れる。「いやその話この間も聞いたんだけどｗ何回目よｗ」を今まで何十回と言われてきた。関係各所ごめんなさい。つまるところ興味関心の方向性が外なのか内なのかの違いなので、きっとその友達は自分のことはしっかり覚えてるんだと思う。


Title:月9じゃなく水10が似合うよね

というわけで、今回のタイトルは最近友達に言われたことで一番印象に残っている名言から拝借。言った主は前職同期、これもZoom飲みをしていたときに爆誕したものだ。

水10ドラマって何があったっけ？と思って調べたら獣になれない私たちとか東京タラレバ娘とか、もっと前だとホタルノヒカリとかわりと好きなやつが多かった。確かにど直球きゃぴきゃぴ恋愛ドラマよりも仕事色強めだったり一癖あったり、ちょっとだけ近いものを感じる。ちょっとだけね。

今の立ち位置好きだしまあいいかと思う一方で、パブリックイメージをぶち壊してみたい気持ちもあって、その話を別の人にしたら「一番やりたくないことをやったら人生変わるよ」とアドバイスをもらった。もし私が人前で泣き叫んで喚いていたらその時が来たと思ってほしい。

3000字書くとか言ってたのに3700字超えちゃった。おしまい。


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