シロイカ

宇宙と遺跡と海が好き。HSP/HSSっぽい気質。メンタルはジェンガと同じで、崩れたら積…

シロイカ

宇宙と遺跡と海が好き。HSP/HSSっぽい気質。メンタルはジェンガと同じで、崩れたら積み上げるのに膨大な時間が掛かります。星言葉は「内面の野心と穏やかさ」

最近の記事

心は変光星のように、弱く、強く。

心がエネルギー切れのようだ。 「何かに邁進する」ことが全くできなくなった。 なぜなら、今まで追いかけていたものに、関心を持てなくなったから。 何の意欲も湧かないし、楽しいという感情も消えた。 「何がしたい?」と心に問うてみても、何も返ってこない。そのくせ、何もしなかったら疲労感だけが積もる。 数ヶ月前、確かに眼前で輝いていたはずのものが、綺麗さっぱり無くなった。 ただただそれに焦がれ、追いかけるようにして生きてきたというのに。 ただただそこに存在し、ただただ周囲

    • 「喜び」の味を感じたい。スルメイカみたく噛んで、しゃぶって。

      人生には、「喜び」が必ずある。 どんなに小さくても、「喜び」は、必ずどこかにある。 なのに、 辛いことが多かったり、忙しい時期が続くと、 「喜び」が見えなくなっていく。 「今忙しいから、それどころじゃない…」 「今病んでいるから、喜びなんて感じない…」 そうなってくると、 今、確かに感じようとしたはずの「喜び」を 一度も噛まずに飲みこんで、 胃の中にいれてしまう。 * * * 「今日食べた昼飯が美味しかった」とか、 「仕事をいつもより早く終わらせること

      • 赤い金星

        ほんの少し赤みがかった、金星しか見えない夜空の下を、 考え事をしながら、あてもなく歩いた。 ここ最近、しんどい業務も、心を乱す叱咤もなかったのに、 なぜか心の置き場所に困っている。 天秤に心をのっけたとしたら、片方に傾くこともなく、 ふらふらと不安定な動きを続けるような、そんな感じだ。 * * * 今まで見ていたYouTubeの動画も、アニメも漫画も小説も、続けていた趣味も、 いつのまにか、楽しさを感じられなくなってしまっていた。 僕はどこに楽しみを感じてい

        • 腕に傷入れてないと落ち着かない症候群

          リストカットがやめられない。 いや、やめる気も起きない。むしろ積極的にやっているといっていい。 決してリスカを勧める記事ではないが、 自分のことを振り返りたいという、ただただ身勝手な理由から、 リスカしている時の精神状態や、リスカを故意に続ける理由など、 誰も得しないであろう情報を書いていこうと思う。(やっぱり身勝手 注)ちなみに、僕がやっているリスカは、頸動脈を切ったりして自殺を図るためのものではなく、 浅い傷を複数入れていく非常にライトなものです。 (リスカに

        心は変光星のように、弱く、強く。

          かかえた荷物を地球にあずける。 心が暗闇をさまよう前に。

          自ら光りかがやき、強い重力で惑星を引きつける恒星は、   最期には自分の重力に押しつぶされ、ブラックホールと化す。   たくさんの惑う星たちを、 その大きなエネルギーで引き寄せ続け、   最期には自壊する。   ✳︎ ✳︎ ✳︎ その姿は、外からの圧力と自責の念で、   潰れていく人間の心のようで。   言われた言葉を全て真正面から受け止めて、   自分を責めて、責めて、責めて、   心はどんどん潰れていく。        潰れた心はブラックホールのように、

          かかえた荷物を地球にあずける。 心が暗闇をさまよう前に。

          指先も心も保湿をしないと。乾燥しきって傷つきやすくなっているから。

          腕に傷を入れると、心に安心感を覚える。 抑うつ感が頂点に達する平日の朝。 急に取り乱してカッターを握りしめ、 滴る鮮血の生温かさを感じ、 何かに守られているような感覚を得る。 * * * 僕にとって、自分で腕に傷を入れる行為は、心を外からの傷から守るための行為なのだと思う。 先に傷をつけてしまえば、もうこれ以上傷がつかないで済む。 そんな、願掛けのような行為だ。 だけど、世の中は、いつでも容赦なく、心に傷をつけてくる。 * * * そういえば、冬ももう

          指先も心も保湿をしないと。乾燥しきって傷つきやすくなっているから。

          アンパンと夢があって、やっと人は生きていける

          空腹を感じ、その辺の床に落ちていたアンパンを食べた。 しかしそれは、心までは満たしてくれなかった。  ”何のために生まれたの?“  ”何をして生きていくの?“ 毎日毎日会社へ行き、疲労を連れて家に帰る。 休日は、連れ帰った疲労とベッドでじゃれあっているうちに、昼をまわる。 これがいつまで続くのだろう。 …わかってる。「終わり」までだ。 * * * 目の前には大量のクスリ。 これを全部飲めば、「終わる」。 水を用意し、クスリを取り出し始める。 …ふと、クスリを開

          アンパンと夢があって、やっと人は生きていける

          70億人を収容している地球で、「居場所のなさ」に悩んでいるなら

          いっそのこと、今いる場所のことなんて放っておいて、外に出てしまおう。 地球はこんなにも広いのだから。 家にいると、親から多大な影響を受ける。 いい子ちゃんになって、親の言うことを聞きすぎると、一つの道しか見えなくなる。 「良い大学」「良い会社」の道。 そちらに進めば、安定した賃金と終身雇用が約束されるらしいと聞いた。 でも、そちらに進んだ結果、 ストレスフルで一向に上手くならない業務と、興味のない国家資格の勉強に囲まれて、 身動きが取れなくなった。 そこそこ辛い思い

          70億人を収容している地球で、「居場所のなさ」に悩んでいるなら

          たまには首から「Do not call out now(今話しかけないで)」の札をかけて生きたい

          今日も心を酷使して生きた。 毎日、 「何があっても、場の空気をくずさず笑顔でいる」 「苦手な相手でも話す」 「キツイ言葉を言われても、ムッとせず素直に受け止めた上、言ってくれたことにたいして感謝までする」 なんてことを素直に実行して生きていたら、しんどいばかりだ。 嫌われたくない。面倒ごとを起こしたくない。誠実に生きたい。 そんなことを心で唱えながら、今日も自分の心を削り、社会の一部に溶け込もうと努力する。 こんなんじゃ、心がすり減りすぎて平らになってしまう。 平らな

          たまには首から「Do not call out now(今話しかけないで)」の札をかけて生きたい