【200万円もらえるの？】
「私、200万円いつもらえるの？」
という質問が連日続いていますので、詳細を説明しておきます。
これは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、大きな影響を受ける事業者に対し、事業の継続を下支えし、再起の糧とするため、事業全般に広くつかえる持続化給付金です。
経済産業省が4月13日その概要を発表しています。
【支給対象】
・新型コロナウイルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50％以上減少している者
・中堅、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者を広く対象にしています。資本金10億円以上の大企業は除く。医療法人、農業法人、NPO法人、社会福祉法人など、会社以外の法人も幅広く対象となっています。
【給付額】
法人：200万円、個人事業主：100万円
昨年1年間の売上からの減少分が上限ということで、必ず200万円や100万円が出るわけではない。
計算方法：前年の総売上（事業収入）ー（前年同月比▲50％月の売上×12ヶ月）
昨年創業している方については、それに見合った対応が検討されているそうです。
▪️前年同月比▲50％月の対象期間
➡︎2020年1月から2020年12月のうち、2019年の同月比で売上が50％以上減少したひと月を、事業者が選択することになる。
つまり、2020年の1年間で、2019年の同じ月と比べて50％以上売り上げが減った月がひと月でもあれば、給付金を申請できることになります。
【申請開始はいつから？】
持続化給付金は、2020年度補正予算案の成立を前提としているので、制度の具体的な内容や条件などについては現時点では、検討中である。
4月最終週をめどに確定・公表する予定になっています。補正予算の成立後、1週間程度で申請受付開始し、申請後2〜3週間程度で給付される予定です。申請者の銀行口座に振り込まれます。
【申請に必要な書類】
＜法人＞
①法人番号
② 2019年の確定申告書類の控え
③減収月の事業収入を示した帳簿書類（様式は問わない）
＜個人事業主＞
①本人確認書類
②2019年の確定申告書類の控え
③減収月の事業収入額を示した帳簿等（様式は問わない）
【申請方法】
基本Web上での申請となる。必要に応じ、完全予約制の申請支援lを行う窓口が順次設置される予定。申請に「GビズID」（政府関連システムの電子申請用共通ID）は不要となっています。このIDの取得が必要だという情報が出回っているそうなので、注意してください。
今すぐにでも現金が欲しいという気持ちは分らないことはないですが、まずは、自身が給付対象者に該当するか確認をしましょう。対象になるのであれば、申請受付が開始したときに、すぐに申請できるように今のうち準備をしておくことです。
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