【10万円の給付金の受け取り方は？】

2020年4月28日 19:36

新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受けた緊急経済対策として、国民1人あたり一律10万円が給付されることになりましたので、しっかり受け取りましょう！

【誰に給付される？】
2020年4月27日時点の住民基本台帳に記録されている全ての人が対象です。つまり、住民票がある人です。外国籍の方でも、3ヶ月以上の在留資格と住民票があれば受け取ることができます。短期滞在者や当然不法滞在者は対象外になります。

【所得制限は？】
所得制限はないです。当初は一定条件を満たす世帯に30万円を給付する計画でしたが、「国民みんなで連帯して乗り越えていく」ために、給付対象を拡大し、一律で1人あたり10万円の給付ということになりました。

【受け取り方は？】
郵送による申請とオンライン申請の2種類です。

・郵送の場合
市区町村から郵送された申請書に振込先口座を記入し、免許証やパスポートなど本人確認書類のコピーと一緒に市区町村に郵送する。

・オンライン申請の場合
マイナンバーカードを持っていることが条件。専用のポータルサイト「マイポータル」から振込先口座を入力し、口座の確認書類をアップロードして、マイナンバーカードにあるICチップで個人の確認ができれば手続き終了です。

【申請期限は？】
国の政策ですが、事業主体は市区町村です。市町村が申請書を郵送し、郵送方式の申請受付開始日から3ヶ月以内です。書類が届き次第、すぐに手続きするようにしましょう。

受け取らないという選択肢もあります。受け取らなかった金額は市区町村に戻り、補助金の「執行残」として国に戻ります。

【何日ぐらいで振込れる？】
市区町村によってスピード感は違うと思います。リーマンショックの時に支給された「定額給付金」は、8〜14日くらいかかったそうです。今回もそれぐらいはかかるのではないでしょうか。

【誰が受け取るの？】
各家庭の世帯主に給付されます。

【別居中はどうすれば？】
DV被害で別居中で、世帯主に現在の居住地を知られたくないというケースは想定されています。被害者側が個別に申す出ることで、加害者の受給をストップすることができます。申し出期間が、原則4月30日までなので、該当する方はすぐに申し出ましょう。

【差し押さえされたりしない？】
税金などの滞納が給付金が差し押さえられるのでは？と心配の方もいるのではないでしょうか？

自民党は、総務会で、一律給付される10万円と、児童手当の受給世帯に上乗せされる１万円について、借金があっても、差し押さえるのを禁止する法案を了承しました。自民党は、野党側とも調整して、速やかな成立を目指すとのことです。

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