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【融資は9割準備で決まる!】

1.事前の準備で融資は決まる

銀行と融資の交渉をする際、何の準備もせずに銀行に行くことは、トレーニングをせずにフルマラソンに出場するぐらい、無謀なことです。

銀行は交渉の現場で、企業にさまざまな質問をしてきます。その質問に対し、しどろもどろな受け応えや、口頭だけで適当な回答しかできないようでは、銀行員に悪い印象を残し、受けられるはずの融資も受けることができなくなります。

そうならないためにも、事前にしっかりと準備をしておく必要があります。

銀行からお金を借りるために、必要な準備とは何でしょうか?

それは、「書類」をしっかり整えることです。そうすれば、銀行員の質問にも、自信を持って回答できるはずです。口べたな社長でも書類を見てもらえばいいのです。

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2.書類の活用で、銀行融資を成功させる

銀行員は企業から受け取った書類は捨てず、原則、支店長まで回覧します。

交渉が口頭だけで終わってしまうと、伝えたいことの1割程度しか銀行員の頭には残らず、その1割だけが支店長に伝えられることになってしまいます。

一方、書類を用いた交渉では、伝えたいことがほとんど書類に書かれているから安心です。交渉の当日にそのまま支店長まで伝わります。そして、その書類は銀行のファイルにとじ込まれ、一定期間保管されます。

銀行の稟議はすべて書類ベースで行われますので、企業側で作成した書類がそのまま稟議書に添付され回覧されます。

稟議書

交渉当日と数日後の稟議時点の2回とも、支店長が企業のことが書かれた書類に目を通すことになります。

口頭と書類の交渉、どちらの方が融資の交渉で効果的かは分かると思います。


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