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♯66 6月18日(土) ヤクルト 10-6 広島

試合を終えて

振り返り泣かせでしょ・・・。

昨日、振り返り記事を書き始めた初心者に対して、この試合はないでしょう。まとめるビジョンが全く見えてないんだけど。ヒヤヒヤしながら文字打ってるよ(笑)

まあ、負けた悔しさは、正直、ほぼ無いですね。

嬉しいとも楽しいとも違うな。

シンプルに疲れた(笑)

解説の谷繁さんも「全く先が読めない試合」っておっしゃってましたね。ごもっとも。試合のポイントはどこか考えながら観戦すればするほど、頭がこんがらがるというね。

とりあえず。

適宜、試合も振り返りつつ、書いてみたいと思います。
どうぞよろしく。



試合結果


Sports navi 野球速報 / スコア・責任投手・本塁打・バッテリー

改めてスコアを見ると、カープも見事な反発力を魅せてるんだよな。
点を取られた直後に取り返しているもの。
ココに着目すると、いくらでもポジ要素見つけられると思うよ。

ただ今日は、ポジ要素になり得る場面が多すぎて、逆にどこをピックアップしたら良いか分からんというね(笑)


Sports navi 野球速報 / スターディングメンバー

上位打線は昨日と同じ。

宇草は調子の良し悪しで動くかもしれないけど「1番野間・3番菊池」は、龍馬が復帰してくるまでは固定してくるんじゃないかな?と、僕は見ています。

菊池が動くと、2番の適任者が全然イメージが付かないっていうのも、今後の課題かもなあ・・・。誰がいいだろうねえ?

僕のイメージは、宮本慎也さんや井端弘和さん、色んな作戦が取れる「好守好打の右バッター」なんだけど。どこかに居るでしょうか・・・。


Sports navi 野球速報 / 打者成績

マルチヒットが4人、猛打賞が1人。

崇司は3割に戻してきたかー!
開幕ブーストが終わってから、また上げられたってのは、大いに自信にしてもらいたいところ。

出塁率で見ると、崇司は上位打線の一角に据えても面白いよなーと思ってるんだけど、そうすると、下位打線の厚みが薄くなっちゃうのよね。

アツが今日のようなバッティングを継続して魅せてくれるのなら、これ以上ないポジ要素なんだけどね(笑)

ホント、今日は攻守に頑張ってくれました。ご苦労さん。
アツについては、また、後でじっくり触れますね。


同上

カープの更に上を行くヤクルトの猛打爆発。
こうやって見てみると、上位打線が打ちまくってるわ(笑)
そりゃあ点も入るわな。

5回まではね、何とかウチが凌いだというのか、それとも、ヤクルトがもう一押しできなかったのか、みたいな試合展開だったんだけどさ。

これは両チームに言えることだけど、ひとたび点が入ったと思ったら、堰を切ったように、打ち合いになったよね。

最終的にはヤクルトの地力に突き放されたカタチだけど、点差が開いても、シュンとすることなく反撃していったカープ打線を、僕は頼もしく感じていますよ。

ワンサイドゲームにならなかったのは、必ず、明日の試合にも活きてくる。


Sports navi 野球速報 / 投手成績

いやあ、打たれてますね(笑)

森下はあとワンアウトだったんだよな。
おそらく6イニング投げたら交代だと言われてたと思うから。
そっからの失点だったんだよね、確か。

初回からずっとランナーを背負うピッチングで、球数だけでなく、精神的にも疲れが溜まったであろう中、持ち前の粘り強さを発揮していたんだけどね。

今日に関しては、点には結びつかなかったけど、球数を投げさせて苦しみ続けて来た、ヤクルト打線の粘り勝ち、ともいえるのかな。

木澤のヒーローインタビュー、おそらく初めて見たと思うんだけど、丁寧な受け答えでしたね~。

ピッチングは荒々しい印象があるので、凄くギャップを感じましたよ。
僕が女性ヤクルトファンだったら、好きになるね。ギャップ萌え属性だから(笑)

注目選手



投手⓵:森下暢仁

初回からヤクルト打線が苦にしないようなバッティングを見せて来て、どうなることかと思っていたけども、良く投げてくれたと僕は思いますよ。

アツのリードも光ったんじゃないかな。
あんまりリード面に言及するタイプじゃないんだけど、今日はそんなことを思った。

立ち上がり、ストレート系のボールをセンター方向に綺麗に弾き返されていたのを見てか、カーブ、緩い球の割合を増やしていったんだよね。

それが功を奏したのか、上手くタイミングを狂わせる投球が出来ていた気がする。

特にオスナは翻弄することが出来たね。変化球でカウントを組み立てて、最後はストレートをズドン。バットが出てこない感じが素人目にも伝わって来た。

僕は森下の素晴らしい点は「ゲームメイク能力」だと思っている。あまり調子が良くなさそうでも、終わってみれば、QS、HQSを達成していたりもする。

今日は6回を投げ切らせて貰えなかったけど、森下を責めるよりも、スリーランを放った山崎を称えたいですよ。相手があるスポーツだからね。全て上手くいくわけがないから。

山崎といえば、ヤクルトの主砲なんですか?
ヒーローインタビューでそんなこと言われてたな。
イジリなのか、なんなのか。
カープファンには良く伝わらないノリでした(笑)

投手②:田口麗斗

基本的にカープの選手、カープの目線で記事を書いていくつもりなんだけど、今日はちょっと、ヤクルトの田口に触れたくなった。

あっこ、ターニングポイントだったと思うの。

直前にさ、アツが8球粘って、フォアボールを勝ち取ったんだよ。
際どいコースのストレートを見極めて。
ハーフスイングになりながらも、何とか耐えて。
それでツーアウト満塁。

流れは完全にカープのペースってところで、出てきて。
完璧なピッチングをされましたから。

「敵ながらアッパレ」という言葉は、このために存在してるんだなと思わせられるぐらいの、見事な投球でしたよ。

結果は、代打で出て来た長野が3球三振。

そこだけを切り取れば「長野なにやってんだよ~」って文句が言いたくなるかもしれないが、そう思わせない投球を田口がやってのけたというのか。

全球、ストライクからボールになるスライダー。
遊び球は一切無し。
そのリードに満点回答で応えた。

コントロールが良いという表現は相応しくないとさえ感じてくるよね。強靭なメンタル。こっちの方がしっくり来る。

普段は明るいムードメーカーキャラなのに、いざマウンドに立つと、ピンチでも動じることなく自分のボールを投げ込める。

なんだよ、すげえかっこいいじゃん(笑)

カープファンとしては悔しがるべき場面のはずなんだけど、それを忘れて、1野球ファンとして、田口麗斗の生き様に圧倒された気がしましたよ。

終始、試合の流れが行ったり来たりで忙しない試合になりましたけど、ワンシーンだけ取り上げるなら、迷わず僕は、田口の火消しピッチング。ココですね。お見事でした。

投手③:藤井黎來

彼も取り上げたい。

今シーズン初の1軍マウンドが、打ち合いになった、ホカホカのヤクルト打線。どうだろうと思いながら見ていたけど、8回を3者凡退に抑えてくれた。

皆さん、気付いてますか?

今日の試合、ヤクルトが3者凡退でイニングを終えたのって、8回だけなんですよ。確か。一応確認したから、間違いないはず(笑)

それだけにね、9回、もっかい波乱の展開を起こしてくれないかなって、淡い期待を抱いたんだけども。今日のキーマンだと思っているアツが先頭で塁に出たのもあったしね。

まあそこは、高津ヤクルト、抜かりないよってところでしょうか。

黎來にとっては、今日が開幕戦だったわけだからね。
そういう意味では良いスタートが切れた。

黎來はね、育成上がりから一軍デビューした頃、ホントに楽しそうに投げている姿が印象に残っているんだよ。今シーズンはあまり名前を聞かないから、どうしたのかな~って気になっていたんだ。

ココから、お願いしますよ(^^)

野手①:曾澤翼

ココに来るまでにちょこちょこと触れてきたが、今日はアツに尽きる。

ホント、試合に勝って、ヒーローインタビューで声が聞きたかった。そう思わせる活躍ぶりだった。

今年は体のコンディションにも悩まされて、なかなか本調子とはいかない日々が続いているけども。「キャッチャー曾澤翼、ここに在り」というような一日だったね。

結構、世代交代を求める声とか、色々耳に入ってくるようになったけどさ。アツが好きなんだよな。今日のような試合を見ていると、なおさらそんなことを感じちゃう。

アツと大瀬良の言動や立ち居振る舞いは「この人に付いていきたい」と思わせられるモノがあるよね。人間、こうありたいなっていう。

昨日は奨成に未来の正捕手としてエールを送ってみたんだが、まだまだアツが活躍する姿も見たいんだよ。

「なんでキャッチャーは1つのポジションしかないんだ・・・」

って、思う瞬間あるよね。これって、野球あるある?(笑)
カープファンあるあるなのは、間違いないな(笑)

長々と語ってしまった。

今日は猛打賞の活躍だったんだけど、それ以上に、内容が濃かったんだよ。

1打席目:ソロホームラン→先制点を取られた直後に追いつく一発
2打席目:タイムリーヒット→崇司との連打で鮮やかな勝ち越し打
4打席目:フォアボール→8球粘って四球を勝ち取り後ろに繋げる
5打席目:ヒット→三者凡退で抑えた直後の先頭打者でチャンスメイク

てんこ盛り。

だけどアツのことだから、自分のバッティングのことよりも、結果的に10失点を喫したこと、キャッチャーとしての反省の方が多いのかな。なんとなくそんな気がするね。だから好きなんだよ。

でも、ウチのキャッチャー陣はみんな、そんな感じに見える。

俺のリードでピッチャーを引っ張ってやろう」というよりも
「ピッチャーの良い部分を何とか引き出してやろう」というような。

献身的な選手ばっかりですよ。

所感

森下VS村上(解説:谷繁元信)

ココ面白かったね。

村上に対して、カーブを4球続けたんだよ。
それを見て、キャッチャー出身の谷繁さんが、感心されていて。
今日の試合でアツの評価は上がったのかな?(笑)

「なんかやってきそうな気配あったんですよね~」

って、語られていたけど、そういう谷繁さん自身、思い切ったリードをしてくるイメージが、僕にはある。

「同じ球種を続ける」っていう配球を好んでいたイメージあるんだよな。あくまでもイメージだから、確証はないんだけど。

ちょうどこの世代って、記憶に残る名キャッチャーが沢山居たじゃないですか。各球団に。その中でも谷繁さんって、リードに特徴がある気がしたんだよね。

何となく思い出せるのは、フォークを連続で要求していた場面。

リードの良し悪しを語れるほど野球に詳しくはないからアレなんだけど「印象的なリード」は、見てて楽しいから、見たくなるよね(笑)

そういう意味で、村上に対してのアツのリードは、野球って面白いなあと思わせられたな。

攻撃の手を緩めないヤクルト打線

僕はこのイメージも凄くあって。

今日に限らず、ヤクルト打線って、一度繋がれば、なかなか止まらないなって印象が強いんだよね。

点差が開いた試合になっても、攻撃が雑にならないんだよ。
大味な野球をしない。センターから逆方向、基本に忠実に攻めてくる。

そう。

この話になると、僕が必ず触れる試合がある。

"延長12得点"

この試合以前から、ヤクルトはチームが束となって襲い掛かってくるチームだって認識は持っていたんだけど、それをまざまざと見せつけられたよね。

余談だが、同じ年、オリックスにも延長戦でボコボコにされた。
この話になると、ほぼ必ず、セットで触れることにしている。

”延長9得点”

「アン・ハッピーセット」ってか(笑)

コホン。

今日はホント色んな事が起きたから、ここがこう、って具体的にピックアップするのが難しいんだけど、しぶといんですよね。ヤクルトって。

今日でいうならケムナかなあ。アウトローの優しくない球を、ことごとくヒットにされたような。試合の流れに乗じたともいえるけど、やっぱり根底にあるのは「後ろに繋げる気持ち」だと思うんだよね。

アウトローの球を打つのって「俺が決める!」っていうガツガツした気持ちでバッターボックスに入っていると、なかなか難しい気がする。素人目線だから、気がする、なんだけど。

”チーム・スワローズ”

高津監督が好んで使う言葉だけど、選手に浸透してくるのが伝わってくるから、なおさら「強さ」を感じるんだよね。

もちろん先は長いから分からないんだけど、ヤクルトが落ちてくるイメージは、ちょっと持てない。それって、チームが一つになっている雰囲気が他ファンの目から見ても伝わってくるのが、大きいんじゃないかな。

高津監督自身も、点差が開いた場面でも、抜かりないよね。

丸山が初打点を挙げるタイムリーを打った時も喜ぶ姿は見せなかったし、6点差に開いた場面でも、どの投手を出すかホワイトボードを見ながら熟考している姿が映し出されていた。

選手も首脳陣も盤石ですよ。

カープファンとして認めたくはないが、力量差が、伝わってくる瞬間だった。

ノムさんの教えを忠実に守り、実践している姿も、好印象。
高津ヤクルトの黄金期はどこまで続くだろう。
1野球ファンとしては、楽しみではある。


振り返ってみて

マトモに振り返れねえわ!

こうやってジックリと記事にまとめるのも良いが、今日のような試合は、同じ試合を見た人と、酒を酌み交わしたいもんだ(笑)

一見、ポジ要素が無さそうな試合に見える日でも、振り返ってみれば、こんな良いところもあったよって気付けるのが、振り返り記事を書くメリットであり、醍醐味だと、僕は思うのだけど。

今日はちょっとお手上げ。
ごめん、これが限界。
2日目だから仕方ないという言い訳をさせてくれ(笑)

とか言ってみたけど、こんな試合は、いつまで経っても上手くまとめられる気がしない(笑)

まあ、僕の目には、アツと田口だな。
この二人が輝いて見えました。

試合後、谷繁さんが

「田口は防御率0点だから毎日良い気分でしょうね」

みたいなことを話されていたけど、防御率0点だからこその苦しみもあるのではないか・・・って、僕はちょっと、疑問に感じた。

だけど、毎日良い気分で過ごせるような彼だからこそ、ピンチの場面でも物怖じせず、むしろ、火消しを託されたことを意気に感じて、投げることが出来るのかもしれないな。

広島新庄高校出身。

ドラフト当時、ウチが不足していた左ピッチャーでもあったから、カープとご縁はないかな~って、思ったもんだよ。

田口麗斗、良いピッチャーだ。

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