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漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について

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#身体の使い方

漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について【その9 丹田ノック】

漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について【その9 丹田ノック】

しばらくこのマガジンを更新していなかったのですが、コロナ騒動が治っても「不安」に苛まれる人たちがいて、僕のところに結構な数のいわゆる「鬱」で苦しんでいる人が来るようになりました。もちろん僕は医者ではないので治療したりはしないのですが、僕が強度の鬱を克服し、今では鬱どころか落ち込むことさえできない身体になってしまった話をしたり、ちょっと身体の使い方を教えたりするだけなんですけどね。

考え方をいくら

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漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について 【その1 導入編】

漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について 【その1 導入編】

コロナメンタルが増えている最近、コロナ騒動でメンタルが疲弊している人たちから多くの相談が寄せられるようになっています。

メンタルって心の問題と捉えている人も多いと思いますが、僕から言わせてもらえばメンタルの問題を抱えている人って身体の使い方に問題がある人が多いです。

心は煙のようなものです。
ふらふらと風に揺られてどこにでも行ってしまう。
その煙(心)を煙(心)で制御しようとしても無理があると

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漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について 
【その2 前後のスワイショウ】

漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について  【その2 前後のスワイショウ】

前回は、直立感を育てると漠然とした不安が解消しますよ、というお話をさせていただきました。

この直立感を育てるために排除しなければならない感覚があります。それは寄りかかるという感覚です。

寄りかからない身体が安全保障を高めた肘をついたり、足を組んだままご飯を食べたりしたら、行儀が悪い!と叱られた経験、誰しも一度はありますよね。

何かに寄りかかること=行儀が悪いという感覚は、日本で育った人であれ

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漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について 
【その3 左右のスワイショウ】

漠然とした不安に負けない身体の手に入れ方について  【その3 左右のスワイショウ】

さて今回お伝えするのは左右のスワイショウです。

前回、ご紹介した前後のスワイショウと同様に、これも中国武術の基本稽古の一つです。

前後に腕を振るのではなく、でんでん太鼓のように身体を回転させて、腕はそれに自然についてくるという感じで行います。

膝や腰が痛いという人は無理してやらないで、前後のスワイショウを行ってください。

さて、では実際にやり方を見ていきましょう。

立ち方:肩幅(肩前ので

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