脳が喜び心が浄化される鬼滅の映画~ただ泣けるだけでは語れない芸術~
こんにちはパーソナリティークリエイターのRyuです!
いま話題の鬼滅の刃の映画ですが、勿論アニメ好きの私も鬼滅のストーリーは最初から最後までさらっとですが読みましたし、アニメに至っては何度もループするくらい見ています。
ですので映画化が決まった時は、感動を求めてというより、どのような形であの素晴らしいストーリーをUfotableさんが映像作品として仕上げたのだろうという楽しみが大きかったのです。
~映像だけでない椎名豪さんの音楽の素晴らしさ~
アニメの中での音楽も素晴らしかったのですが、映画の音楽も本当に素晴らしかった。
音楽担当の椎名豪さんはフィルムススコアリング方式【目の前の映像に対してリアルタイムで曲をつけていく方法】で鬼滅の音楽を作っているので細かい場面展開に合わせて、視聴者も流れを止めずに映像に集中できるのです。
映像には音楽は非常に重要で、個人で映像作品も殆ど泣けるのは音楽の力が大きいです。
これ以上ない映像音楽のプロである椎名豪さんが作り上げた音楽と、Ufotableさん作画とCGの融合した他には真似ができない超一流のクオリティー映像があっての鬼滅の刃がアニメや映画で大ヒットした大きな秘密であることは間違いありません。
このように言ったらきりがないですが、他にも声優さんを含めて、超一流が作り上げた作品なのです。
~滅多なことでは泣かない私の貴重な作品~
私は常に感情をフラットにしていて、本当に小さな子供時代以外は泣くということは殆どなかったですが、映画の残り20分くらいからでしょうか、そこからずっと涙が止まらないという現象が起きました。
少しネタバレになるかもですが、煉獄さんの母上が出てきたところから、Endless Tearでした。
涙にも色々種類はありますが、大人になってからの涙は子供のころのストレスがかかって泣くのとは違い、共感することにより前頭前野の興奮し涙が出てくることが殆どです。
映画が終わった後、脳や身体の異常なすっきり感を感じたのは、下の図のように脳の前頭前野が興奮すると働くと脳全体がリセットされるからです。
共感して泣くとリラックスの副交感神経に起きている間に切り替わるので、すっきり感と高揚感を同時に味わえるから最高の気分に感じるのですね。
私は男性ですから、何でも証明しないとスッキリしないので、自分が泣いた現象についてもこのように証明しようとしてしまうのですよね。
そして今回私が一番映画で共感したのは、現在多くの方へnoteの記事でも語っている自分の使命についてです。
今回煉獄さんの母上が話されていたこの言葉です↓
母上『なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか』
煉獄『わかりません!』
母上『弱き人を助けるためです』
母上『生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため、人のために使わねばなりません。天から賜りし力で人を傷つけること、私腹を肥やすことは許されません』
母上『弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です』
母上『責任を持って果たさなければならない使命なのです、決して忘れなきように』
この場面を見て私の潜在的な深い部分が共感し、涙が溢れてきました。
私だけでなく多くの方が何かの才能を確実に持っています。
その才を私利私欲の為でなく、多くの方を助けること喜んで頂く事に活かすことが使命なんだと、深く感じました。
私は今煉獄さんの様になれているかといえば、全くそうではありません、この場面を見てやってるつもりレベルという事を突きつけられたようでした。
そして私達は煉獄さんや炭治郎のような澄み切った生き方に憧れを感じているのだなと感じました。
炭次郎のように美しい心は一緒にいるだけで周りの人を優しく癒します
そして教えを守り煉獄さんは後輩や人々を守り戦い抜き、後輩にいま伝えるべきことを伝えきりました。
煉獄『母上、俺はちゃんとでやれただろうか、やるべきこと、果たすべきことを全うできましたか?』
私は素晴らしく贅沢な時をこの映画中に過ごせました
私も煉獄さんの母上の言葉を心に刻み、自分に人より恵まれている部分があれば、多くの方の為に活かしていきます。
そしてこの人生を終える時に、自分の母から立派に出来たという言葉を頂けたら最高の人生ですね。
今回使命について改めて見直すことが出来るきっかけを頂いた、この映画と出逢えたことを本当に感謝いたします。