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2025年、人は「買い物」をしなくなる

おはようございます!Ryuです。

最近読書にハマっていて、特徴的なタイトルに惹かれて買ったこの本について紹介して行きたいと思います。

「買い物がなくなるなんてありえない!生活に必要な衣服や食材、電化製品も手に入らないし、企業だって儲からない!」

と思った方もいるのではないでしょうか。

しかしここで言う「買い物」は、実際に店頭に行って商品を買い、それを持ち帰る一連の流れを言います。

筆者はEC(電子商取引)のマーケティングの仕事に携わっている方で、アメリカや中国などのデジタル先進国にたびたび足を運びます。

そこで筆者は、買い物はもはや「めんどくさいこと」になっていて、この数年で消費者の消費行動や購買行動が劇的に変化していることに気づきます。

このことを踏まえて、なぜ買い物は「めんどくさいもの」になっていて、それがなくなるのかを僕の意見も踏まえながら説明していきます。

1-買い物は時間がかかるー

みなさんの中に買い物が好きだという方もいるかも知れません。

僕も好きです。いろいろな商品の中からどれにしようか選び、実際に買い、自分のものになるあの瞬間楽しいですよね(笑)。

でも私達が好きなのは先程も行ったように、買い物の「プロセスの一部」ではないでしょうか。

買い物とは、身支度をし、店に行くまでに電車に乗るか車を運転するか、あるいは歩き、売り場を探し、商品を比較検討し、レジに並び、やっと買うことができ、それを持ち帰るまでが買い物です。

こう考えると私達が楽しんでるのは比較検討買う部分の本当にごく一部ですよね。

今はトイレットペーパーや洗剤、米や牛乳といった日用品、食料品はいつもと同じなのだからAmazon定期便などにしている方も多いと思います。

日用品の比較検討なんかは信頼があれば良いのでAmazonでいうと星の数で判断しているのではないでしょうか。

このようにもう企業側では、いかに消費者の買い物の無駄なプロセスをカットできるかが重要な点になっています。

2ーテレビCMより口コミを信じる消費者たちー

よく考えると私達はもうテレビCMをそんなに信じてないですよね。

テレビ上の演出効果があることを知っているからです。

それよりもAmazonの星の数、好きなインスタグラマー、尊敬、信頼できるYouTuberの言葉を信じます。

最近は案件などではなく本当に便利なものをお勧めしているインフルエンサーも増えておいて、僕もその人に近づきたくて買ったものもあります。というか喜んで買いますよね(笑)。

企業側からしたら広告の重点がシフトしつつあるときです。

3-もう値切りは必要ないー

ひと昔前は、家電量販店で電化製品の価格交渉をする消費者も珍しくありませんでしたが、今は、ネット対抗価格になっているので最初から安く、わざわざ値切るほうが面倒です。

その場でスマホを取り出してネット価格を見れば済む話ですからね。

今はネット価格にはかなわないと諦めている家電量販店も多いといいます。

ちなみに余談ですがネット価格を見せられて値段交渉されても店員さんは困ってしまうらしいので是非覚えておいてください(笑)。


このように買い物はもはや煩わしい行為になっていて、新しい技術を使ってどんどん手間が省かれていきます。買い物以外にも食事、ビデオ屋さんに行くのが面倒ということでUberEatsやNetflixが普及してきました。買い物をしなくなる世界、移動不要の世界は必ずやってきます。少し未来を見ていればだいぶ有利になると思うので普段本を買わない方は是非この本を買ってみてください!




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