加藤遼也/ Ryoya Kato
記事一覧
新年の挨拶と震災に寄せて
(このnoteは、1月4日にlove.futbol Japanより発信した記事です)
こんにちは。love.futbol Japan代表加藤です。
みなさん2023年はありがとうございました!
今年も宜しくお願いいたします。
今年は元旦から心が落ち着かない日々を過ごしている人もいるかと思います。
親族や仲間が被災した方もいるかもしれません。
被災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
多
未来に連綿と続く勇気の種
(3月19日)
3月も半ばになりましたね。私たちの地元でも卒業を悲しんだり、進学に向けてちょっと背伸びしたりワクワクしてる子どもたちの声が聞こえています。
4月からの新学期に向けて、ラブフットボールジャパンの「子どもサッカー新学期応援事業」では、3月末に奨励金と用具を届けられるように準備しています。 この時期になると、これまでの活動で家族からいただいた話を思い出します。
私たちの活動分野で
サッカーは子どもの居場所。
このnoteは、クラウドファンディング開始にあたりSNSで投稿した内容を再編集したものです。クラウドファンディングは残り7日となりました。稚拙な文章ですみませんが、noteを読み、感じることがありましたら、ご支援に力を貸していただけると幸いです。
***
先月夜に知らない番号から電話があり、出てみると去年から国内活動で応援している中学生のお母さんでした。
突然の電話に恐縮されながらも、「実は」
160人以上の「サッカーしたい」という声。 今、子どもの情熱を応援しませんか。
日々、私たちのもとに「サッカーをしたい」という声が届いている。
送り主は、今、サッカーをしたくても諦めている、続けることに困っている日本の小学生~大学生の子どもたち。
その人数は、この3週間で160人を超えた(現在212人。2/14時点)。
日本で、経済的な貧困や社会格差でサッカーをしたくてもできない子どもたちを対象に、奨励金給付、用具寄贈、プロサッカー選手とのサッカー交流をおこなう「子どもサッ
サッカー界の「1%寄付」で守り継ぎたい資質
これまであらゆるシーンで「日本サッカーを盛り上げよう」とか
それに類似する言葉を聞いたことがあると思う。
残念ながら大半の場合、その想像される世界観に、
貧困や社会的に弱い立場にある子どもたちは含まれていない。
でも悲観はほどほどでいい。
仲間の輪が広がり、流れが変わり始めている。
サッカー選手が年棒等の 1% を、
サッカーコミュニティが何か収益の 1% を寄付
4周年。この仕事は私の憧れそのもの。
今日1月12日、love.futbol Japanは「設立4周年」を迎えました。
無事に4周年を迎えることができましたのは、これまでご支援・応援いただいてきた皆さんのおかげです。
いつもありがとうございます。
さあ5期目。
できなかったことができるようになる時の、子どもたちのはじけた笑顔。
それを見守る大人たちの表情は誇らしく、心はあたたかい。
この仕事は、そんな様子を特等席で眺められる幸福が
御礼 | 「祈り」を込めて、サッカーの場をつくっていきます
このnoteは、サポーターの方々に向けて書きました。
先月の5月、新型コロナの影響でそれぞれの人が大変な時期にも関わらず、love.fútbol のサポーターになってくださる方が増えました。
本当に有難うございます。
サポーターの方たちから、こうしたメッセージを頂きました。
微力ではございますが、寄付金をお送りさせていただきます。 コロナウイルスの影響でライフスタイルが強制的に変わりつつある
006 Xejuyu, Guatemala/ 2010
006 Xejuyu, Guatemala/ 2010
ー子どもたちの声を聞くー
***
2010年、グアテマラで6個目のサッカーグラウンドが完成した。Xejuyuはスペイン語でもなかなか見ない文字面だけど、「セフユ」と呼ぶ。首都のグアテマラ・シティから西に60Kmくらい、車で1時間くらいのところにある。オープニングセレモニーの動画を見ると、「俺はメッシ!」、「俺は世界一のゴールキーパー!」、
005 Canguacha, Guatemala/ 2009 ーHappines only real when sharedー
005 Canguacha, Guatemala/ 2009
ーHappines only real when sharedー
***
love.fútbol Japanのミーティングでは、最初に今の気持ちや心境を共有するチェックインをしている。先週のミーティングで、高校生インターンのゆきから「やることないから、床みがきばかりしてる」と聞き、みんなで笑ってしまった。めちゃくちゃ床がきれいになっ
004 Tuitzaj, Guatemala/ 2009
004 Tuitzaj, Guatemala/ 2009
ー山の上の、教会の隣にあるグラウンドー
***
これを書いている4月15日、朝起きてスマホを見ると海外から2件メッセージが届いていた。1つは、フィリピンの現地パートナーからで、先週COVID19について心配するメールを送ったものに対する返事だった。状況は深刻のようで、食べ物が一切なくなってしまった子どもたちに食料を届ける緊急支援をしてお
003 Santiago Atitlán, Guatemala/ 2007
003 Santiago Atitlán, Guatemala/ 2007
ー現地のことは、現地に答えがあるー
***
ちょっと「Santiago Atitlán」を画像検索してほしい。
美しい湖と神秘的な山々に目も心も奪われる。さらに下の方にスクロールしていくと、カラフルな布生地の写真が出てくる。民族衣装というか、今もまだ日常的に着ている服装の素材だったりする。私は大学時代にスペイン語を専攻
002 Las Canoas Altas, Guatemala/ 2007
002 Las Canoas Altas, Guatemala/ 2007
ー現地の人に目を向けるー
***
初めてのプロジェクトから3か月後にグアテマラのLas Canoas Altasという町で新しいグラウンドが完成した。Las Canoas Altasという地名は当時も今もあまり耳にすることはなく、私自身も実際に訪れたことはないためプロジェクトの様子は二次情報でしか知らない。でも、有名な
001 Villa Nueva, Guatemala
001 Villa Nueva, Guatemala/ 2007
ー始まりの場所ー
***
グアテマラは、love.fútbolにとって始まりの場所である。
中でもlove.fútbolが初めてグラウンドをつくった町がこのVilla Nueva。町名を和訳すると「新しい村」なんて洒落が効いてるから、新しい一歩をふみ出したlove.fútbolとの縁を今更ながらに感じてしまう。それから13年経っ
4月6日にドログバが進める白い紙:『社会とサッカー』05
今日、4月6日は国連が定めた国際デーの1つ「開発と平和のためのスポーツ国際デー(英語:International Day for Sport and Development and Peace)」です。
残念ながら日本語の名前からは何かを祝う日なのか、何かを啓発する日なのかイメージしづらいですが、端的に言うと、「スポーツを活用して世界の開発(発展)と平和の実現を進めていきましょう!」という啓発の日