サブスクリプションの危険性と、上手な付き合い方
こんばんは。りょうへいです。
今日は「サブスクリプションの危険性と、上手な付き合い方」に関する記事を書いていきたいと思います。
最近何かと話題のサブスクリプションモデルですが、これはインターネットの隆盛に伴って必然的にその存在感を増して行くものです。
サブスクリプションモデルは「見た目」が安いため、その利用者数は現在でも右肩上がりで増えているのですが、実は最近ではサブスクリプションの契約のしすぎで生活が苦しくなる人もいる位、消費者にとっては危険なビジネスモデルなんですね。
実を言うと私自身も、サブスクリプションを何個も登録しすぎて、月額3万円以上かけていた時期もあります。
今日はそんな経験を踏まえて、私の記事を見て下さる方々が「サブスク破産」を起こさないためにも、「サブスクリプション」のリテラシーを高め、上手に向き合っていく方法を解説していきます。
サブスクリプションとは何か?
まずは用語をしっかりと定義できるようにしましょう。
**サブスクリプションとは、ビジネスモデルの一つ。
利用者はものを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。
※wikipediaより引用**
簡単に言うと、「サービスの定期課金」制度です。
※「サブスク」って略されることが多いので、以下サブスクと呼ばせて頂きます。
YouTubeではYouTubeプレミアム、noteではnote proといったように、利用者がさらにそのサービスの機能を拡張出来るように一定期間に応じて課金をする制度も、サブスクモデルです。
昔からあるものだと、ロードサービスのJAFもサブスクですし、最近のものだと話題のオンラインサロンも、サブスクモデルのものが多いですね。
車を乗りたいと思った人の中には、車を購入するのではなく、カーリースを選択する人もいますが、カーリースの場合は貸すものが車です。車はモノなので厳密にはサブスクモデルとは言えませんが、「車」がサービスになったらサブスクモデルとなります。
サブスクリプションの罠
そんなサブスクリプションですが、世の中においては良い意味でも多くの貢献をしています。
・一回あたりの金額がリーズナブル
・費用対効果の高いサブスクモデルも数多くある
・いつでも解約ができる
こういった点において導入障壁が低いので、「試しにやってみようかな」感覚で始められます。
人によっては今まで出会えなかった世界への扉が開かれ、世界が広がる人も沢山います。
しかしながら、以上のメリットは同時に、容易にデメリットにも変換されてしまうと言うことを覚えておいて頂きたいのです。
先ほどのメリットは裏を返せば
・一回あたりの金額が安い(まとまった金額だと高い)
・費用対効果の高いものも数多くある(低いものも数多くある)
・いつでも解約ができる(ので、やめても解約することを忘れちゃう)
と言うことになります。視野が広がると言うのは、同時にやることが定まらなくなってしまうことでもあります。
そのようになってしまうと、はっきりいって課金する意味はなくなってしまいますし、最悪、お金をドブに捨てていることにもなってしまいます。
そこで、サブスクリプションと正しく付き合い、人生をより豊かにするツールとして使っていただくための向き合い方を、私なりに次の章からまとめていきたいと思います。
サブスクリプションとの上手な付き合い方
結論から申し上げますと、サブスクモデルと上手に付き合うには以下の観点を持つことが非常に重要です。
・年間単位の金額を計算する
・その金額に対して得られるものが何かを考える
・買いきりで、より安いものはないのかを探す
以上の3点です。
まずは、1回あたりの金額ではなく、年間単位の金額を算出しましょう。月額課金型なら、✖️12をするだけです。例えば月額1000円のサービスなら、年間12000円のサービスだと自分の中で言語変換をして下さい。
途中で解約できるじゃんと思う人もいるかも知れませんが、いったん金額の大きさを把握するためにも、年間のサービス料で算出することをお勧め致します。
次に、それでもいいなと思ったときに、その金額に対して得られるものを意識しましょう。
年間12000円のサービスなら、自分には年間12000円以上だと思う明確な何かが帰ってくるでしょうか?もしこの答えがわからないのであれば、試しに契約をしたとしても、必ずいつまでに効果を感じなければ解約すると決めてから、効果測定をしていきましょう。
そして、いよいよ契約となる前に、最後にもう一度、買いきりでより安いものはないか探してみましょう。
年間12000円のオンラインサロンで「知識」を得たいと考えているのであれば、同じ金額で本を20冊は買えます。自分が欲しい知識に対して、そのサービスは本20冊以上の価値はありますか?
「繋がり」が欲しい場合でも同様です。webで検索をかけると、読書会やビジネス交流会は、無料でも、一回いくらでも開催されています。そこで得られるものよりも多くのものが得られると確信できる何かはありますか?
こうした視点で物事を考えていくことで、自分にとって「本当に必要なサービス」に巡り会えるはずです。
この自分への疑問を乗り越えても契約したいものならば、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?最近何かと話題のサブスクモデルですが、上手に付き合って頂けると幸いです。
色々なサービスが世の中をより良いものにしていることもまた事実ですので、しっかりと考えた上での決断であれば、「サブスクは悪」と言うつもりも全くありません。
少しでも多くの方がサブスクリテラシーを高め、素晴らしいサービスに巡り合ってくだされば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
頂いたサポート代を全てうまい棒に変換し、1年後にnoteで写真公開することを目論んでいます。