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基準を持つことで、ビジネス戦闘力が上がる

こんばんは。りょうへいです。

昨日は数学に関する記事を書かせて頂きましたが、本日はその話題と少しかぶるのですが、「仕事は基準を決めましょう」と言うお話をさせて頂きたいと思います。

皆さんは仕事を行うに当たって、基準を設けて取り組んでいますか?

企業であれば当然会社の目標がありますし、各部署ごとにもそれぞれの目標が設定されているはずです。
個人事業主の人でも、月間ごとに目標数値はあるはずですし、仕事をする上で「目標」とは、切っても切れない関係にあるのではないでしょうか?

「目標」というものに向かって仕事をしていく中で、基準を持つということは非常に重要な事柄です。

「今更当たり前なこと言わないでよ」と思う方もいるかとは思いますが、果たして本当に日々の仕事の中で、明確な基準を持ちながら仕事をしていますでしょうか?

今日はそんな疑問から出発し、基準を決めるとはどういうことかを考察しながら、この「基準」を持っている人は、ビジネス戦闘力も高くなるというお話をさせて頂きます。

基準とは何か?

基準=物事の基礎にする標準

基準とは、礎にする標の略語です。
つまり、基準を決める時には、標準=普通のレベルを定めなくてはいけません。

で、この「普通のレベル」を定義するときに、何を以って普通のレベルと判断するかによって、その人の基準は変わってくるのですが、基準を持っているつもりでも、何を以って普通のレベルと判断するのかの定義をしっかりと決めていない人が多いように思います。逆に言えば、自分の中で、何を以って普通のレベルかを決めていないければ、基準は定まっていないということになります。

例えば、タイピングスピードで基準を決める時はどうでしょうか?
世の中全ての人の平均が仮に100文字/分だとしましょう。
150文字/分でタイピングができるA君は、特に基準を決めていないので、タイピングというものに対して問題意識がありません。世の中の平均よりも早いし、別に問題はないと感じているのです。
しかし、彼が仮にタイピングを必要をする職種に付いている場合はどうでしょうか?
彼と同じフィールドで働いている人たちの標準スピードが250文字/分だったとしたら、彼はどちらを「基準」にしなければいけないかは一目瞭然ですよね。

彼は業界の中では、仕事をするスピードが「普通の人」よりも1.6倍も時間がかかってしまうのです。
これでは明らかに問題がありますし、明確な課題としてタイピングをやっていかないといけないということがわかりますよね。

基準を持つということは、「問題点を明らかにする」ということになるのです。

更に上のレベルを目指す人がやっていること

上のレベルを目指している人は、この基準を更に上げます。

業界の上位10%の人の標準レベルを基準にする人もいれば、上位5%を基準にする人もいます。そして更に、こういった方々は、「上位10%の標準レベルが具体的にどこなのか」を知っています。

先ほどのタイピングの例でいうと、上位10%は500文字/分だから、そこを基準に仕事をする。といった具合です。

ビジネス戦闘力の高い人は、例えば現状で150文字/分だったとしても、まずは業界の平均である250文字/分を目指し、300、400、500と基準をしっかり調査して具体的数値を出し、段階的に目標を変えていきます。そして結果的に上位10%に食い込むような実績を残していくのです。

一方でこの力を持ち合わせていない人は、そもそもの基準が250文字の時点でストップします。自分の周りの環境が全員250文字レベルだった場合、問題意識すら芽生えないのです。

ビジネス戦闘力が高い人は、「上位10%の基準」を知っているので、基準は250文字に到達した後も変わっていきます。

私は、これが本当の「基準を持つ」と言うことだと思うのです。

ITの発達により、世界的な平均値は昔よりも簡単に調べる事が出来ます。

飛び込みで営業をしている人なら、成果を出す上位10%の人の訪問件数の平均と、上位50%の人の平均は、調べれば大まかには出てくるはずです。クロージング出来る割合の違いでも同じです。

こういった基準が自分の中にある事で、はじめて問題意識は生まれます。
そして、問題意識が芽生える事で、自分のやるべき事が明確に定まっていくのです。

私は、「あの人はなんであんなに仕事ができるんだろう?」と言うものの正体は、実はほんの少しの違いでしかないと思っています。
それは、「基準が違うから、問題意識も違う。問題意識も違うから、行動内容も違う」と言うことでしかないのです。

この記事を見て少しでもそうだなと思った方は、今の自分よりもほんの少し高い所に基準を定めて、目標を達成し続けていってください。

きっと1年後には見違えるレベルのビジネス戦闘力になっていると思います。

最後に

とは言え、私自身もまだまだ戦闘力が低いので、偉そうなことは言えません。この記事を見て共感してくださった方と一緒に頑張っていければと思っています。

基準を持って仕事をして、成長というやりがいを見つけていきましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



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