お金のことを知りたい人に読んで欲しい漫画

こんばんは。りょうへいです。

今日は私がオススメする、お金の漫画についてご紹介をさせて頂きます。

その本がこちら

ドラゴン桜や、砂の甲子園でもおなじみの作者である三田紀房さんの作品、【インベスターZ】です。

進学校である北海道の中高一貫校である道塾学園にトップの成績で入学した主人公の財前は、トップの成績を残したものだけが入部することが出来る、投資部に入部をします。

その学園では代々投資部の運用利益によって学校運営が成されていて、学費から食費に至るまで全て無料という破格ぶり!その学園の運用にかかる経費は全て投資部の6名によって生み出されています。

新しく入部をした新入生の主人公、財前君は、その中で様々なお金のことを学んでいくのですが、その中で描かれていることがとにかく面白いんです!

お金についての知識はもちろん、日本の経済の歴史から、現在の世界のトレンド、起業家精神に至るまで、様々な側面からお金について、投資、社会についてを分かりやすく描いています。

ホリエモンがマンガで分かるお金の教科書と言ったのはまさしくその通りで、お金について楽しく学べるマンガとなっています。

会社四季報でもこの漫画について取り上げていて、いかにこの漫画が金融界に認められているかがわかります。

三田先生の作品はどれも面白いものばかりですが、インベスターZはお金の勉強をしたい全ての人にオススメの作品。

全巻セットで買うと割高にはなってしまいますが、今後の【投資】だと思って買うには十分価値のある漫画です。

私にもし子供がいたら、早い段階で、教育として読ませたい本です。

一部だけご紹介をさせて頂きますと、本の中でも特に興味深かったのは、お金の歴史について描写をされていた部分です。

人間は元々、お互いに必要なもの同士を物々交換をしていたのですが、ある時を境に、「共通の価値を持つものを作れば良いんじゃない?」ということに気付きます。

それによって欲しいものを持っている人を探す手間が省け、人間の物流活動は大きく動き出します。

このようなお金というものを人類が発明したのは、長い歴史の中で、なんとたったの約5000年前のことなのです。

日本で作られた最古のお金は和同開珎で、これが708年のことです。

人類が400万年前から生きていることを考えると、本当に最近の出来事なんですね。

で、そこから長らくお金が【信用の指標】としての役割を果たしているのですが、現代ではまた新しい指標が登場していますよね。

それが仮想通貨であったり、電子マネーであったり、資産はお金だけではないということがどんどん証明されています。

トマピケティの【21世紀の資本】の中でも書かれていますが、実体の無いものは実体のあるものよりも価値がどんどん上がっており、労働者と資産家の富の差は広がるばかりです。

そんな時に、価値とはなんなのか、この漫画がお金の歴史を以って教えてくれました。

他にも沢山のオススメ出来るポイントがありますが、書ききれないので割愛させて頂きます。

もし興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。損はしないと思いますよ。
ちなみに、こちらもkindle unlimitedなら1、2巻が無料で読めるようですので、そちらも検討してみて下さいね。

お金のことを知りたい方は世の中に沢山いることでしょう。そんな時、楽しく学ぶ機会が提供出来たなら、とても嬉しく思います。

皆さんの中でもお金について学べる本がございましたら、ぜひ教えて下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!





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