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量質転化に勝る近道はない

こんばんは。りょうへいです。

今日は、「量質転化に勝る近道はない」というお話をしたいと思います。

まずこの記事を読む前に、「自分は絶対に天才だ」という人はそっとこのページを閉じて下さい。
私は天才ではないので、そのような方に向けて共感を生めるような記事は書くことが出来ません。

何かを上達したい、あるいは一定のレベルまで自分を昇華させたいと思った時、皆さんはどのようなアプローチをするでしょうか?

徹底的に調べ上げてから始める人、とにかくやってみる人、アプローチは様々だと思います。しかし、物事を一番最短で上達させる方法があります。

それが、量質転化です。

知らない方のために、量質転化とは、ある一定の量をこなすことによって、質的な変化をおこすというアプローチです。

つまり、物事を上達するのには一定以上の量が大事だということです。

簡単に作った図を用意しましたので、正しく量質転化を起こして、物事を上達するための参考にしてみて下さい。

目標達成までの道のり

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まずは上の図をご覧下さい。

目標を到達したいときは、上の図のようにグラフ化して、自分が今どこにいるのかを把握する必要があります。

結果的に右上のスポットに持っていくことで目標は達成されていくのですが、行動の質からアプローチをかけることはあまり近道とは言えません。

なぜなら、やってもいないのに質を上げることは極めて困難だからです。

例えば野球をしたことがないけど、野球の理論はよく知っている人がいたとして、その人は野球そのものが上手くなりますでしょうか?
ある程度の質までは到達するでしょうが、質は一定のところまで到達すると壁が出来、それ以上の場所へは行けなくなります。

スクリーンショット 2020-04-06 21.25.21

一方で量の壁は、自分次第になるので、質と比較しても上まで突き抜けることが出来ます。やってみることで上達することも数多くあるので、その点からも量が質に良い影響を与えます。

従って、まずは量をこなすことが重要となるのです。

そうはいっても、実際の目標達成はこんなに単純な道のりではありません。

短期的に到達できる目標設定として上の図を使うことは可能ですが、ある程度のレベルに到達したいときにこの方法だけでは上手くいきませんし、何よりもいきなり量だけをこなしていこうとすると大抵心が折れて失敗します。

そこで、道のりはこういう感じに連続しているのだと考えるようにしてみて下さい。

スクリーンショット 2020-04-06 21.27.00

それぞれの地点で、質的に頭打ちになることがあるけど、自分の今いる地点から、短期的な量の目標を決めてクリアしていくのです。


量の目標を到達したら、質の向上を図ります。中間目標に到達したら、もう一度量質転化をし、次の中間目標を目指します。
量質転化を一度だけのものと捉えずに、繰り返していくものだと理解しましょう。

先日も書かせて頂きましたが、これには基準を設けるための数値を知ることが非常に重要です。

例えば中間目標がどこにあるから、その基準に照準を当てて行動をしていくといった具合です。

これを地道に繰り返していくことで、徐々に最終的な目標に到達できるだけでなく、中間目標という小さな成功体験を積み重ねることが出来るのです。

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量質転化は、地道ですが一番の近道です。

一部の天才と呼ばれる方には遠回りかもしれませんが、大体の方はこの方法を使うことで地力を上げることが出来ると思っています。

自宅にいて時間が増えたという方は、ぜひこの方法を使って何かの目標達成に向けて使ってみて下さいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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