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お金の常識、知っていますか?

こんばんは。りょうへいです。

世の中では多くの稼ぐ方法やお金を貯める方法が紹介されています。

中にはその情報を仕入れるだけで数万円もするようなものもあり、それだけ多くの人が、お金をいかに稼ぎ出すのかということに関心を持っていることが分かります。

しかし、そのような情報に多額の出費をする前に必ずしてほしいことがあります。
それが、「お金の勉強する」ということです。

多額の出費をせずともお金の勉強をすることは出来ます。
むしろ、割に合わないほど高いものを衝動的に買ってしまうことから直していけば、それだけでも人生においては大きな節約になることでしょう。

お金の勉強をするためには、まずは本を読みましょう。

そこで今回は【他人に聞けないお金の常識大全】という本をご紹介させて頂き、お金についての学習をしていきたいと思います。

お金の知識に関する本は沢山出ていますし、どれが良いかということは一概には言えないのですが、この本は今年発行された本のため、比較的知識が新しい方なので今回ピックアップをさせて頂きました。

金額も手頃のため、お金に関する知識を付けたい方や、マネーに関する最近の動向を知りたい方にオススメの本となっています。

この本の中は、様々なお金にまつわる知識を章毎に紹介しているため、気軽に知識を身につけて行くことが出来ることも大きな特徴となっています。

そこで今回は、100以上収録されているお金の知識の中から、私が心に残ったものを5つピックアップしてご紹介をさせて頂きます。

もしこの中から興味を持ったら、是非本書を読んでみて下さいね。

1.お金は信用を形にしたものだと心得る

太古の昔からお金は「信用」を尺度化したものとして存在していました。

元々は貝殻などの自然にあるものを貨幣として使っていたのですが、当然、【このお金にはこれだけの価値がある】ということを多くの人は認めなければ、貝殻はお金としての機能を果たしません。

貨幣といえどもこの原理は一緒で、多くの人がそのお金にはこれだけの価値があるということを信用することで初めてその貨幣に価値が付くのです。

つまり、その信用の尺度である貨幣を集めるためには、自分自身が信用を集めることが非常に重要であり、お金持ちとは信用を集めていることだと心得ることが非常に大切なのです。

2.どうしても衝動買いがやめられない人の特徴

どうしても衝動買いがやめられない人は、【せっかち】であることがわかっています。

言い方を変えると、遠い未来のことは我慢出来ても、近い未来のことを我慢出来ないということです。

つまり、遠い将来のための目標よりも、目の前にある欲望が勝ってしまうのです。

元々人間は「双曲割引」といって、近い未来のものを遠い将来のものよりも過大評価する思考の癖があります。

その傾向が人よりも強い人ほど衝動的な買い物や行動をすることが多く、こういった人はお金を貯めることが難しいと言われています。

ウォーレンバフェットが株式で大成功を収めたのは、長期保有の大切さを知っていたからに他なりません。
初めての取引でギリギリ利益を生み出したバフェットは、その後その株が大きく値を伸ばしたことで長期保有の大切さを身を以て学び、以降の株取引に役立てています。

もし衝動的な行動の傾向がある人は、自分のそういった傾向を理解することで、日頃から目線を長期的視点にするように心がけていきましょう。

3.顕示的支出と非顕示的支出の違いを知る

多くの人は見栄っ張りです。そして、見栄のために多くの散財をします。

「これを持って行ったらみんな驚くだろうな」

「これを買ったのをみんなに見せたい」

そう言った気持ちのもとに買ったものは、大抵が顕示的欲求を満たすためだけのもので、本当に自分に必要なのか判断して買っていない場合が多いです。

購入するかどうか迷った時は、【本当に自分が必要だと思って欲しいのか?】

この問いかけをし、必要だと思ったものにお金をかけることが、お金を貯めていく上で非常に重要なことなのです。

4.WHYではなく、HOWで貯める

多くの人は貯金を始めるときに、「○万円貯める」と言ったように、金額の設定から始めますが、これでは目標が漠然としているため、実際にその金額が貯まらない可能性が高くなってしまいます。

そうではなく、「いついつまでにこれをするためにお金を貯める」という目標の方が具体的になるので、お金は貯まりやすくなります。

なぜその金額を目標にするのかではなく、どのようにしてその目標を達成するかを考えることが非常に重要なんですね。

これは目標達成のメソッドにも通じていて、その目標のことを考えるよりも、その目標を具体的にどのようにしたら達成できるかを考えた方が目標達成の確率が上がることとも通じます。

貯めたい金額を設定するのではなく、何をしたいかを考え、そのためにどれだけの金額が必要なのかを考えるようにしましょう。

5.生活費の残りを貯蓄するのではなく貯蓄の残りを生活費に

これは先日の本多静六さんの本でも紹介しましたが、貯蓄は残ったものからではなく、最初に問答無用でしてしまうことが大切です。

人間はどうしても余裕があると思うと使い切ってしまうので、先に貯めたい金額を必ず貯蓄に回すことで、残りの金額の中からどのように生活をするかの工夫をすることで、実際にその金額でもやっていけるようになるのです。

お金持ちの多くの人がこれについては同じ意見を持っていますが、不思議なことに本当に実践をする人はごくわずかです。

まず最初に貯蓄をする。このルールを守って生活をすることで、新たな生活の工夫が生まれてくるのです。

最後に

いかがでしたでしょうか?今回は著書の中から、マインドを中心としたものをご紹介させて頂きました。

他にも沢山の知識が入っていますので、是非読んでみてくださいね。

最後に、いくらお金の知識を持っていても、それを実行できる行動力がなければ何の意味も持ちません。

知識は非常に大切ですが、それ以上に、この中のどれか一つをきちんと守って今後の人生を生きていくという姿勢はもっと大切なのです。

この本から私はそんなことを学びました。

この記事を読んで下さった方が、お金に関する知識を身に付け、今後の人生をさらに豊かなものにしてくだされば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



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