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自由律俳句 #159

【とあるつららを勝手に観測している】


とある屋根の、
とあるつららを、
そこの付近を通るたびに眺めて、観測しています。

人が簡単に入れないような場所なので、
近寄る人もいなさそうだし、
あのつららが崩れても、周囲に影響は無いと思われます。

ということもあってか、
順調に大きく、長くなっていまして、
そのうち、つららが伸びきって、
地面に到着して、ひとつの柱になるのではないかと想像し、
その時を見届けたいと思いまして、

「おお、なんか長くなった気がするな」とか、
「あんまり変わってないな」とか、
勝手に観測して、楽しんでおります。

つららが、ひとつの柱になったら、
なんか良いこと起きないかなぁとか思って、
今日も眺めて、勝手に満足しています。


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