自由律俳句 #141
【葉の落ちた枝越しから見える月】
どの街路樹も葉っぱが全部落ちていて、
その枝だけ見ていると、なんだか寒そうに見える。
枝越しから見える月は明るくて、
もし、まだ葉っぱがたくさんあったとしたら、
この位置から、あの月は見えなくなるだろう。
月が、
枝に突っつかれているように見える。
枝の手に包まれているように見える。
葉の無い枝は、
あの月を温かく感じて、
少しだけ触れたくなったのだろうか。
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