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読書記録。「大きな嘘の木の下で」②

今回は3つ抜粋した中の2番目、「成功論のウソ」を読んでの感想です。

※あくまで読んだ感想であり、本を要約したものではありませんのでご注意ください。

-Chapter2-成功論のウソ

「成功本を読んでも成功はできない」そう著者は言う。
それこそが成功本が売れ続ける理由。

成功本を読んで成功するならその一冊が長年売れ続けるはずだから。

著者は、“勇気を出す為に、自分を奮い立たせる為に読むのはいいと思うが、成功の手段や方法そのものは、他人の本を読んでも何も再現できないのだ。
と述べている。

そらそうだ、その人と全く同じ境遇・環境・状況の人間などいないと言っても過言ではないよな。素直にそう思った。

さらに著者は
“成功を学ぶよりも大切なことは「失敗を管理」することだ”
“大切なのは勝ち方を考える前に、負けそうな要素を片っ端から潰していくようにすることだ”
と述べており、これはどんな世界でも共通して大切なことだと改めて認識した。

個人的解釈①

勝つことより負けない方法を先ず考える。
これは多くの成功者と呼ばれる人が言っている。お金に関する本を読んでも、増やすことよりもまずは減らさないことだ。と書かれている。

どんな世界・職業でも、まずは負けない方法を学んで実践しなければならない。

どれだけ強力な武器を手に入れ、磨き、勝負に挑んでも使う前に死んでしまっては意味がない。それでゲームオーバー。

人生はゲームオーバーでは済まされない。攻撃し、進んでいく為にも「守り」の部分にこだわる。


チャレンジできるようになりたければ毎日違うドリンクを飲め

もくじを見ていて1番疑問を抱いたと言っても過言ではないこのワード。

どんな本を見ても、どんな人から話を聞いても、成功する為には「行動」するしかない。この言葉は僕もかなりの数見たし、聞いた。

「そんなこと分かってるけど、でもそれが出来ないんだよ!!」
そう思ったことのある人は僕と仲間です。

いまだに「まずは行動」その言葉を見たり聞いたりする度にイヤーな弱点を突かれたような何とも言えない気持ちになる。

そんな人たちに著者は具体的なアドバイスを教えてくれている。

【☆個人的No.1チェックポイント☆】

行動を起こせる人になる為には、毎日違うドリンクを飲めばいい

現在、コンビニや自動販売機などには多くの飲み物が売られている。
でも「行動を起こせない人」は決まって同じものを選んでいることが多い。

〇曜日の〇時にこの店で○○を注文する。
〇曜日は〇時にお風呂に入り、〇時に布団に入る。

他にも多くのパターン・ルーティンが存在し、
“同じ毎日を繰り返してしまうのは、その生活が安心だからだ。”
と著者は述べている。

行動を起こせる人になる為には、毎日違うドリンクを飲んでみたり、お店やメニューをいつもと変えてみる。そうして小さなルーティンを壊していく。

飲み物や昼メシのリスクすら取れない人が、人生に関わるリスクなんて取れるはずはないのだ。

この本を読んでいて1番グサッと刺さったフレーズだった。

個人的解釈②

自分の普段の行動を振り返るとゾッとした。
決まった曜日に決まった店に行き、決まったものを買う。
典型的なパターン化された日々だった。

そして僕は小さな変化から始めてみている。違う店に行ってみたり、何度か行っている店でも違うものを頼んでみたりするところから。

始めて間もないので、まだすぐに行動を起こせる人にはなっていない。
この「小さな行動」がどれほどの効果を生み出すか。

他にも小さな行動によって、ボクは最近毎日「豊か」になれている。

まとめ

-Chapter2-成功論を読んでのまとめです。

・成功確率を上げるより、失敗確率を下げる
・小さな行動でルーティンを壊す。それが行動できる人になる為の第1歩。


(引用文献:大きな嘘の木の下で.幻冬舎)


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