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【合格体験談】世界一感覚的にFP3級を解説してみた。

FP(ファイナンシャルプランナー)検定とは

ファイナンシャルプランナー。(以下FPに略)
テレビや日常会話で聞いたことがあると思う。私も「なんか名前の響きがカッコいい」「7:3分けに、シルバーのフレーム眼鏡に会う頭の良さそうな人がやる仕事」などと想像してしていた。

実はFP検定とは【資格】として成立しているが、【免許】ではない。
弁護士、医者、教員が生業とするために取るような免許ではないのだ。
(無免許が許されるのは、黒いマントを着た顔に傷があるボッタくり野郎くらいだけでいい(笑))

FPと言う職種は存在するが、この資格を必ず持っていなければなれないということではない。この資格がない人が、名刺上に【ファイナンシャルプランナー】と記載してOKなのだ。

詰まるとこの私の解釈

以上の事実より、FP検定とは、FPとしての信頼・力量の証である。そしてFPと言う仕事はただの【記号】でしかないということがわかる。

さらに資格の歴史や取得心理を仮説立てると、FP検定はビジネスマンから一般人レベルまで浸透しつつあり、知識の取得を楽しむ趣味として地位を確立しているように感じた。

無論、6000円と言う受験料の設定も、趣味ビジネスとして確立させていくというFP協会側の狙いもあのだろう。

どういうことをテストするのか

学習の過程を経て合格まで至った私がこのテストにキャッチコピーを付けるなら、「憲法25条【健康で文化的な最低限度の生活】を行うため最低限把握しておきたい事項テスト」と名付けてみた。(笑)

税理士試験、弁護士試験など何かの分野に特化して知識を学ぶのではなく、幅広い分野をある程度学ぶことができるからだ。具体的なところだと、【税金の仕組み、ローンの組み方、社会保障制度の構造、年金について、etc...】

納税は、国民の義務である(憲法30条)。ただし、FP検定は納税だけにコミットしているだけではない。税金は、住んでいる街の公共事業、社会保障制度、基盤インフラの維持に使われるものだ。

税金がなければ、警察も機能しない、道路が整備されない、コロナのワクチンも打てない。実質的に健康で文化的な生活に繋がっていくのだ。

他にも、家がない、年金が支払われない、病院に行って医療費が高く払えない状態は、健康で文化的な生活が乱れてしまっているのだ。

乱されないために、把握していたいこと、知っていて乱されたときに対処ができることを主にテストする。そしてその知識が脆弱な人へ、幅広く習熟した知識をベースに「お前はこうしたらいい!」とアドバイスする職業がFPなのである。

知らないという罪と知りすぎる罠

さて、実際の勉強現場の話をしようと思う。
このテスト、無茶苦茶覚えることが多い。とにかく知識を頭に入れておく必要がある。

問われる問題形式も(〇か×か答えよ)や(計算した答え、正しい文言は3択のうちどーれだ?)などだ。

で、覚えることと言うのも、かなりインプットに時間がかかりやすい。
日常生活を送っていて、あまり触れないような単語が多いからだ。(特に高校生までだと全然想像したことができないと思う。)

ただ、この単語達、「人生送っているうちに1回は遭遇する」と言うレベルでもあるのだ。(まったく自分に関係がないわけではないということ)

なので、勉強していて「これは聞いたことあるな・・・」「やべえ、あと5年たって家庭とか持ち出したら絶対気にするわ・・・今のうちに準備しておこ」など、勉強していてイメージが想像でき、感情が揺れ動きだす面白さがあった。

で、覚えることが多くなり単語を把握していると、「これって何年のタイムリミットなのか」、「どういう条件で発動できるか」、「あの単語とこの単語の違いってなんだっけ」など覚えることが多すぎたが故に悩む場面が頻出する。

単語を知らないというのは、このテストに置いてご法度であり、知りすぎると悩む。相川七瀬氏の楽曲の歌詞にある「知らないと言う罪と知りすぎる罠」状態になるのだ。

勉強法とまとめ

私は、この試験をクリアするため2つの戦略を立てた。
①過去問を解きまくる。
②自分が分かる感覚が少しでもある分野から学んでいく。

①については、知識の定着よりも、テストで勝つ目標の方が強かった。
大学受験と同じで、類似問題が過去にあり作成者がどういう所を聞きたいのかパターン化されている。同時期に2級をパスした友人Yも同様な意見だった。

過去問つまり類似問題を解くというトライアルを何度も重ね、慣れていきテストクリアに向け、問題への嗅覚・ヨミと言った感覚的な要素を後天的に脳に刷り込ませていくのだ。

過去問の入手先↓

②については勉強計画の一環である。さくっと!限られた時間で余計な工数をかけずに勉強したかったのでそうした。前述したとおり、知識の定着が次の知識の定着のスピードに影響を及ぼす。

自分が分かる分野・興味がある分野を見つけそこから学んでいくと良い。

取得してからの話

無事合格できたら、日常生活にどのように落とし込めるかって話をしてみる。
結論から言うと「余計な出費が減る」「悪徳業者に騙されなくなる」「消費者リテラシーの向上」の3点への意識を高くしてみてはどうだろうか。

幅広く学ぶ分野はトータル的に、どこかでが関わっている。
定着知識をフルに活用させれば、将来へ向けての貯金計画や、主観的にも客観的にも自分に適した保険商品・金融商品の選び方ができるようになる。

終わりに

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それでは、次回の記事もお楽しみに。


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