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絶対に買ってはいけない家具とその理由ついて episode2


前回の振り返り

エッセイ風、快適インテリア提案術として
インテリアの常識に物申していく本シリーズ。2回目の投稿だ。

前回は、意外にも良い反響をいただいた。
コロナショックによる巣籠り趣向が影響してか、室内の合理性を求める人も多いのかもしれないと考察した。

よって、2週連続で「間違いだらけな家具選びについて」語っていこうと思う。

★前回の記事はこちらから


本記事のテーマ

ep.2でも以下の流れに沿って展開していこうと思う。

・買ってはいけない家具
 →買うべきでない理由
 →代用アイテムと賢い組み合わせ

さて読者の皆様は、眠りにつく時は布団を使っているだろうか、それともベッドで寝ているだろうか。

「ベッドVS布団」議論については、インテリアの歴史の中で長らく語られている。また、ひとり暮らしを始めた大学生同士の会話の定番ネタでもある。

私は、どっちつかずなのが嫌いである。それに中立的な意見で読者を混乱させてしまうのも興に乗らない。なので初めにポジションを取っておく。

そう、私は「布団派」である!そして今日「ベッド不要論」を大いに唱えようと思う。


絶対に買ってはいけない家具 ep.2「ベッド」

理由①:生活にメリハリがなくなる。

ep.1でも解説した生活のメリハリについて。
ベッドを家に置いてしまうと、いつでもベッドの上で意味もなく眠る。座ってごろごろする。モノを乱雑に置く。などメリハリに掛ける行為をしてしまう。

この記事を読んでいる画面の前のあなたも、ベッドに転がりながらスマホをいじりながら読んではいないだろうか。

人間は楽をしたい生き物である。空間にベッドが存在し、それが視覚に入ってしまった時点で”楽をする”という選択肢ができてしまう。


理由②:移動・掃除ができない

2つ目の理由は移動・掃除ができなく負担がかかるということだ。
結果的に負債となってしまうことが分かる。

ベッドは、家具の中でもとても大きいものに分類される。
持ち運びをする際も一人で移動するのは難しい。

物理的に移動させようとする場面。例えば引っ越し。自家用車に乗せることができない大きさであるため個人での引っ越しの選択がベッドのせいで消えてしまう。

部屋に設置後、移動することがほとんどないためベッド下の溜まったホコリの掃除、床の拭き掃除は実施不可能となる。

また格安家具店のものや、通販で購入するともれなく、組み立ての工程が発生することになる。

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じゃあ布団は、デメリットってないの?


ここまでベッドをさんざんこけおろしてきてしまったが、「ふとんにもデメリットはないのか?」「やっぱりベッドじゃなきゃダメ」といった声ももちろんあるだろう。

そのアンサーをしっかり布団派代表として回答していく。

布団のデメリット①:メンテナンスしないとカビが生える

ベッドは、寝具を床から浮かせて配置する家具である。
一方で布団は、床にそのまま敷き寝るための寝具である。

ベッドと布団の決定的な違いは、寝具が床に接しているかどうかだ。

敷布団は寝具・布製品である。布団を床に敷きっぱなしでいると床の湿気がそのまま敷布団の裏側につき、カビを発生させる。

また寝汗が布団内にたまりこむことでカビを発生させる。
特にアパート・マンションの1階部は、床からの湿気が発生しやすくカビのリスクが大きい。

定期的に天日干しし、湿気を逃がさないと布団がダメになってしまう。


布団のデメリット②:寝てるときホコリを吸うリスクがある。

布団のもう一つのデメリットは、ホコリを吸うリスクだ。
これも、床と身体の距離が近いことが起因する。

定期的に床掃除をしていないと溜まったホコリを寝ているうちに吸引することになるのだ。

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ベッドと布団のデメリットを無くす最強代用アイテム

ベッドと布団。両者のデメリットをまとめると以下の通りだ。

◆ベッド
・移動できない・邪魔
・掃除ができない

◆布団
・メンテナンスしないとダメになる
・ホコリを吸いやすい(床との距離が近い)


ベッドなのか布団なのか
結論から言うと、「布団を買うべき※ただし条件アリ」ということになる。

この条件、あるアイテムを一緒に購入して欲しいということだ。
そのアイテムはこちらである。

「すのこ」である。
すのこ+布団を用いることで布団のデメリットを解消してくれるのだ。

床にすのこを敷くことで、布団と床の直接的な接触を避けることができる。
また敷布団にたまった湿気をすのこの間から逃がしてくれるのだ。

また床からの距離を確保することができ、寝る位置を高くすることができるためホコリを吸うリスクも減らすことができる。

「それベッドと同じやん!」と思った方へ
ここからは画像を使い、ベッドとの違いを説明していこう。


これは5月某日、私の1Kの布団スペースの写真だ。
すのこの上に敷布団を重ねている。

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そしてこれが次の日の朝。同じアングルからの写真だ。

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このすのこ、丸めてしまうことができるのだ。
日中に自室が大きなスペースを確保できるのは一目瞭然である。

引っ越しの際、ベッドを解体しなけらばならない面倒くささ…
この画像1枚で払しょくできただろう。床掃除もし放題だ。(笑)

ちなみに、かけ布団、敷布団ともにベランダで天日干しをしている。
とてもベッドではできない芸当だ。


まとめと補足

結果的に、ベッドと布団の2つの寝具についての特長の解説→買うべき寝具の選択の紹介になってしまった。

まあ、最近一人暮らしの部屋は洋室が主流であり、ベッドを用いている人が私の周りでも多かったため、一般的に「ベッドを買う」流れはあるのではないのかなと感じた。

ベストルートが「敷布団+すのこ」であることに捕捉すると、それぞれの製品の選び方が言及できる。

敷布団はなるべく分厚いものを選ぶと良い。
綿100%の素材だと6Kgくらい綿が入っているものであれば1万円強で買うことができ、ふかふかな寝心地を味わえる。

またさらに、寝心地を追及する求道者には、「マットレス2段重ね」の技がある。

ショップジャパンのトゥルースリーパー、西川のエアウェーブ、コアラマットレスとマットレス市場は群雄割拠である。

いざベッドは手放してしまったけど、マットレスは良い奴使ってるからもったいないからベッドを捨てられない。

しかもいいマットレスは薄いからどうしても寝る高さを確保できないんだよな。なんて悩みを抱えた人におすすめだ。

このように安価で分厚いマットレスが安く市場に出回っている。

こうした安価かつ分厚いマットレスの上に、ご自慢の高級マットレスを載せてみてはどうだろうか。
ベッドの高さを確保でき、快適かつエレガントな眠りができるはずだ。

この安い土台用マットレス。選ぶポイントは省スペースできること、分厚いことの2つだ。紹介したもののような3つ折りタイプは折りたためば日中の省スペース化を実現できる。


お知らせ

これからも、買って後悔した家具について取り上げていきたいと思う。
また、公式LINEにて一人暮らしや生活の知恵についての悩み相談を完全無料にて受け付けている。

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それでは、次回の記事もお楽しみに。






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