誰しもが誰かの夢の延長線上にいる

今自分がいる場所はきっと誰かが夢見た場所で、自分が夢見た場所は誰かがきっと立っている。

自分の叶わなかった夢は誰かが叶えてくれていて、誰かの叶わなかった夢を自分が叶えている。

小さな頃の夢はサッカー選手。でもそれは叶わなかった、諦めてしまった自分の夢。でも誰かが自分の夢を叶えてくれているという事実。テレビで誰かが活躍する姿を見るたびに、自分もあの舞台に立ちたかったなという気持ちが芽生えてしまう。

夢を見ながらボールを追いかけ続けたグラウンド。体格差のある相手にも負けじとボールを追いかける毎日。泥だらけになったユニフォーム。上手くなりたくて続けていた夜練。

やっていたこと全部が自分の夢を叶えるための努力だった。でも叶わなかった。諦めてしまった。そして、誰かが自分の夢を叶えてくれていた。

自分が夢見た場所で感動する側ではなく、誰かを感動させる側に回りたかった。でも今は感動するだけの観客でしかない。僕は誰かを感動させることができなかった。

願わくば僕は誰かを感動させる側に回りたかったんだよ。

自分の夢が叶わなかったこと。それは悲しいことだけど、諦めたのは自分だから仕方ない。なぜ夢を諦めたかというと、自分より実力のある人に出会ってしまったから。あまりにもでかすぎる実力の差に自分は夢を諦めてしまった。

自分の夢を諦めなくても良かったのかもしれない。だって全力で立ち向かわずに夢を諦めてしまったんだから。もっと本気でやれば良かったって今となっては本気で後悔している。

だから次に見た夢は本気で立ちむかおうって決めた。そして、僕は今夢見た文章を書いて生活するという夢を叶えることができている。

自分が誰かの夢を叶えていること。僕は今文章を書いて生活をしている。きっとこれは誰かが叶えたかった夢だ。誰かを感動させることができているかはわからないけど、誰かの夢を叶えているというのは事実だ。

誰かの夢見た場所にいる自分。自分が叶えることができなかった夢は誰かが叶えてくれているということ。

誰もが誰かの夢の延長線上にいること。

それは言葉では表せないぐらい素敵なことだ。




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